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ビットコインETF上場申請が承認される可能性高いか、SECの金曜日発表に注目 TechCrunchリポーター

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週中にも結果が出る可能性

米国でビットコインETF上場申請が近々承認される可能性が浮上した。

IT系スタートアップやWeb分野の著名ニュース配信プラットフォームTechCrunchのクリプト専門リポーター Jacquelyn Melinek氏が5日に自身のSNSで「ビットコイン現物ETFは、SECによって”複数”企業の申請が承認される予定であると、この件に極めて近い情報筋から聞いた」、「明日結果が出ることを期待している」と話した。

明日は米国時間金曜日で、これまでブルームバーグのETF専門家James Seyffart氏らが注目している「承認ウィンドウ」に一致。昨日、Seyffart氏はSNSで「1月8日から1月10日までが、私の注目しているSECの判断期間だ」と述べた。

また、ARKの申請の最終判断期限は1月10日前後に設定されているが、最近ブロックロックやグレースケール、フィデリティを含む複数の申請企業がSECとの会議を重ねていたことから、SECが複数社の申請に対して同時に判断を下す可能性は高まってきた。

なお、SECが今週水曜日に、ニューヨーク証券取引所、ナスダック、シカゴ・ボード・オプション取引所など、ETFが取引される主要取引所の担当者と会合を行ったとも報じられた。FOXビジネスの報道によると、SECは今週金曜日に承認通知を開始し、早ければ来週にも取引が開始される可能性があるという。

関連今週中にSECが複数のビットコインETF上場申請で判断結果下す可能性=米FOXビジネス報道

一方、今回は非承認という消極的な見方もある。仮想通貨サービス企業Matrixportが3日に、新たな分析で「SECは今月、全てのビットコイン現物ETF(上場投資信託)を非承認するだろう」との見解を示した。根拠については、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長が12月に仮想通貨業界はコンプライアンス違反が多いなどと指摘したことを挙げたが、同社が2日に公開した「ビットコイン現物ETFの承認が迫っており、ビットコイン価格が50,000ドルまで上昇する」と題したレポートに矛盾していると批判されている。

関連米SEC、今回もビットコイン現物ETF非承認か Matrixportが新たな分析公開

データ元:Bloomberg

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