CoinPostで今最も読まれています

DEAがスタートアップワールドカップ日本代表に選出 10月開催の決勝大会進出へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DEA」が日本代表に選出

「スタートアップワールドカップ2024東京予選」が7月19日に開催された。240社以上の応募の中から選ばれた11社がピッチを行い、Web3企業「Digital Entertainment Asset Pte.Ltd(DEA)」が日本代表に選出された。

DEAは、10月4日にサンフランシスコで開催される決勝大会への出場を控え、優勝賞金100万米ドル(約1億5000万円)を目指している。同社はGameFiプラットフォーム事業を通じてデジタルデータに価値を与え、ブロックチェーン技術を活用したエンターテイメントで新しい経済圏を構築している。

「スタートアップワールドカップ2024東京予選」には、デジタル大臣の河野太郎氏、東京都知事の小池百合子氏、デジタルガレージの伊藤穰一氏など著名な審査員が参加。ピッチコンテストにはアスリート特化のアーシャルデザインやAIクローンを開発するオルツなどが出場した。

ペガサス・テック・ベンチャーズが主催するこのイベントは今年で6回目。75ヵ国以上から3万社を超えるスタートアップが参加し、サンフランシスコでの世界決勝戦で100万ドルの賞金と世界チャンピオンの称号を競う。

DEAとは

Digital Entertainment Asset(DEA)は、シンガポールを拠点とする企業であり、GameFiプラットフォーム「PlayMining」を運営する。PlayMiningは、ゲーミフィケーションとトークンインセンティブを活用し、ゲームプレイヤーに行動変容をうながすことで、持続可能に社会課題を解決するプラットフォーム。

社会に存在する様々な課題を解決できるゲームコンテンツが並び、ユーザーは自律的にプロジェクトに参加することで課題解決に貢献し、貢献度に応じた報酬を獲得できる。このコンセプトを「ゲーミフィケーション・ワーク」と呼ぶ。

出典:DEP

特に注目されるのは、社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)~ぼくとわたしの電柱合戦~」である。無料の携帯ゲームアプリで、プレイヤーが電力アセットを撮影し、電線の長さを競うことで、設備の異常を早期に発見し、メンテナンスに貢献。ゲーム内の活動によって報酬を獲得するシステムが組み込まれている。

DEAはまた、DEAPCoin(DEP)という暗号資産(仮想通貨)を発行している。(DEPは、PlayMiningプラットフォーム上のユーティリティトークンであり、その経済圏における基軸通貨である。

DEPを取り扱う暗号資産取引所ビットポイントの小田玄紀代表は、DEAを「社会のためのWeb3プロジェクト」として高く評価しており、「Play for Charity」という理念の下、Cryptoの仕組みを活用した持続可能な寄付や社会課題の解決への取り組みにも期待している。

これは、DEAの吉田直人CEOと小田氏の会話から生まれたアイデアであり、具体的な実現には至っていないが、彼らの志向する方向性を示す一例として注目される。

ディープコイン(DEP)に投資したい方はこちらをチェック

関連:ディープコイン(DEP)|投資情報・リアルタイム価格チャート

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/14 土曜日
15:00
英高等裁「USDT含むステーブルコインは法律に基づく財産」と判決
英国の高等裁判所がUSDTを法的財産と認定。仮想通貨の法的保護を強化する判決に。背景となった訴訟の詳細を解説。
13:20
「RWAトークン化市場が1.7兆円規模に成長」バイナンスの最新リサーチ
バイナンスが現実資産(RWA)トークン化市場を分析。米国債トークンが牽引し、1.7兆円規模に。法的課題や今後の展望も解説。
12:00
リップルX幹部が語る対SEC裁判やIPO|WebX2024インタビュー
WebX2024でRipple(リップル)X幹部に取材。長年に渡る米SECとの裁判や株式上場(IPO)の可能性、仮想通貨ステーブルコインの開発、日本市場の重要性について語られた。
11:00
FTX前CEOバンクマン・フリード氏、25年懲役判決に控訴 再審求める
FTX破綻事件において詐欺などで25年の判決を受けたサム・バンクマン=フリード前CEOが控訴。支払能力があったと主張し、再審を要求。
09:38
バイナンスのソラナステーキング「BNSOL」、資産運用の新たな選択肢に
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスは12日、独自のソラナリキッドステーキングトークン(LST)である「BNSOL」の提供を正式に開始した。
08:30
米SEC、「仮想通貨証券」の表現を削除
米SECがバイナンスとの裁判で訴状を修正し、仮想通貨証券という表現を削除した。その理由について述べている。
07:30
ワールドコインのワールドID、ソラナブロックチェーンで利用可能に
サム・アルトマン氏の仮想通貨プロジェクト「ワールドコイン」のオンチェーンIDである「ワールドID」はソラナ上でも利用できるようになった。
07:00
新経済連盟、2025年度税制改正提言を発表 暗号資産税制も含む
新経済連盟が2025年度税制改正提言を発表。暗号資産の申告分離課税導入やETF取り扱い可能化など、Web3支援策を提案。日本経済活性化と国際競争力強化を目指し、AI開発やスタートアップ支援も含む16の具体策を提示。
06:15
米マイクロストラテジー、18300BTCのビットコインを追加購入
米マイクロストラテジーは13日、仮想通貨ビットコインを追加購入したことを発表した。
09/13 金曜日
15:00
ヴィタリック・ブテリン氏、L2プロジェクトの分散化を促す基準適用を宣言 
イーサリアムの共同創設者であるヴィタリク・ブテリン氏は、L2で分散化に関する一定の基準を満たさないプロジェクトについては、来年からは公に支持することはないと宣言。同氏が定義した分散化の三段階で「ステージ1」に達していないプロジェクトは「失敗」とみなすと述べた。
13:40
SWIFT、現実資産(RWA)トークン化分野で新たなソリューションを開発
SWIFTがトークン化資産と法定通貨の相互運用性を高めるソリューションを開発中。CBDCやステーブルコインも利用予定。
10:50
eToroがSECと和解 米国でビットコインなど3銘柄のみ提供へ
eToroがSECと和解し、2億円の罰金支払いに同意。米国顧客向け仮想通貨取引をビットコインなど3銘柄に限定へ。
09:50
ディーカレット、63億円超を資金調達
デジタル通貨DCJPYの事業基盤強化に向け、ディーカレットホールディングスは第三者割当増資で総額63億4,900万円の資金調達を実施したことを発表。今後の計画も説明した。
08:30
コインベース、仮想通貨ビットコインの代替資産「cbBTC」をローンチ
仮想通貨取引所大手コインベースは9月12日、8月に予告していたcbBTCトークンをイーサリアムとベースチェーン上で展開した。
07:45
米SEC、採用方針が法違反の可能性
米SECは、メンバーを採用するに政治的な考え方を考慮している疑いが持たれている。米議員3名がゲンスラー委員長に書簡を送り、情報提供を求めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア