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社会貢献アプリ『ピクトレ』、東京で実証試験 電力インフラ保全に新機能導入

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ピクトレ東京展開へ

Web3(分散型ウェブ)企業「Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)」は25日、社会貢献アプリ「PicTrée(ピクトレ)~ぼくとわたしの電柱合戦~」の実証試験第二弾を、2024年7月26日(金)から11月まで東京都千代田区、中央区、港区で実施すると発表した。

「ピクトレ」は、暗号資産(仮想通貨)ディープコイン(DEP)の発行体であり、GameFiプラットフォーム事業を展開するDEAが、東京電力パワーグリッド株式会社およびGreenway Grid Globalと共同開発しているプロダクトだ。

この無料の携帯ゲームアプリは、プレイヤーがチームに分かれ、電柱やマンホールなどの電力アセットを撮影し、電線の長さなどを競う。プレイヤーは身近なインフラ設備の保守に協力し、設備異常の早期発見に貢献できるほか、ゲーム内での活躍に応じた報酬を獲得することが可能である。

今年4月には、前橋市で限定的に実施された実証実験で、多くのユーザーからのインフラ設備の写真投稿により、電柱への樹木の近接やカラスの営巣などの早期発見で成果を得た。

今後実施される東京での実証試験期間中には、設備保全のさらなる課題解決につながる新たな機能が実装される予定である。アプリで取得したインフラ設備の写真の有効性や、設備の保守・保安点検業務への活用についても検証が行われる。コンテンツの品質向上と適用範囲の拡大に向けたサービスの多角化を目指している。

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DEAの動向

Digital Entertainment Asset(DEA)は、シンガポールを拠点とし、GameFiプラットフォーム「PlayMining」を運営する企業である。PlayMiningは、ゲーミフィケーションとトークンインセンティブを活用し、ゲームプレイヤーに行動変容を促すことで持続可能な社会課題の解決を目指すプラットフォームだ。

DEAはまた、DEAPCoin(DEP)という暗号資産(仮想通貨)を発行しており、DEPはPlayMiningプラットフォーム上のユーティリティトークンで、その経済圏における基軸通貨として機能している。

DEPを取り扱う暗号資産取引所ビットポイントの小田玄紀代表は、DEAを「社会のためのWeb3プロジェクト」として高く評価しており、「Play for Charity」という理念の下、Cryptoの仕組みを活用した持続可能な寄付や社会課題の解決への取り組みにも期待している。

これは、DEAの吉田直人CEOと小田氏の会話から生まれたアイデアであり、具体的な実現には至っていないが、彼らの志向する方向性を示す一例として注目される。

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