WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社、DIFCと提携 中東で暗号資産などの実用化ねらう

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産などのユースケース構築へ

米国のブロックチェーン企業リップル社は7日、ドバイ国際金融センター(DIFC)のDIFCイノベーション・ハブと提携したと発表した。

DIFCは世界有数の金融ハブであり、ドバイ首長国に位置する特別経済区である。リップル社は、UAEにおけるブロックチェーンおよびデジタル資産のイノベーションを加速させるため、次世代の開発者を地域最大のイノベーション・コミュニティと結びつけることを目指している。

DIFCイノベーション・ハブには、1,000社以上の成長段階にあるハイテク企業、イノベーション企業、デジタルラボ、ベンチャーキャピタル、規制当局、教育機関が集結している。このパートナーシップを通じて、企業にブロックチェーンや暗号技術の導入を促進し、新たな技術の活用を支援する方針だ。

リップル社の最高経営責任者(CEO)ブラッド・ガーリングハウス氏は、UAEが仮想資産サービスを提供する企業に対する規制の明確化や、次世代の金融革新を促進する環境の育成において、世界的に最も先進的な地域の一つであると強調した。

また、同氏は「DIFCイノベーション・ハブとのパートナーシップにより、XRPレジャー(XRPL)はこの地域のスタートアップ企業やスケールアップ企業が実際のユースケースを構築するための主要なブロックチェーンとしての地位をさらに強固にし、地域におけるブロックチェーン技術の普及を促進するだろう」と述べた。

関連:ドバイIFC、仮想通貨規制枠組み内でXRPの使用を承認

UAEのブロックチェーン戦略

UAEは、明確な規制の下で仮想資産サービスを提供する先駆的な地域としての地位を確立している。特にドバイでは、投資家保護、リスク管理の強化、そしてイノベーションの推進を目的として、2022年に仮想資産規制当局(VARA)が設立された。

リップル社は、DIFC内に中東・アフリカ(MEA)地域オフィスを設置しており、2023年11月にはドバイの金融規制当局であるDFSAから、暗号資産XRPの承認を受けたことを発表。DIFCライセンスを持つ仮想通貨関連企業がXRPを自社サービスで利用できるようになった。

DIFCイノベーション・ハブの最高経営責任者(CEO)であるモハマド・アルブロシ氏は、リップル社との提携について以下の様に述べている。

リップル効果がDIFCイノベーション・ハブで具体化し、成長するフィンテックおよびイノベーション企業のコミュニティに利益をもたらすことを期待している。この合意により、ブロックチェーンおよび暗号資産分野での革新的な開発が、新しいアイデアを具体的かつ実現可能な形に変えるための資金と業界リーダーの支援を確実に得られるだろう

アルブロシ氏はまた、「UAEのフィンテックへの先進的なアプローチとリップル社の10億XRP開発者ファンドの連携により、UAEはイノベーションのための肥沃な土壌を提供し、地域の才能が次世代の金融ソリューションをXRP Ledger上で構築する力を得ることができる」とも付け加えた。

リップル社のXRPL補助金プログラム

リップル社は2021年に開始されたXRPL Grants(報奨金)プログラムを継続しており、分散型レイヤー1ブロックチェーンであるXRP Ledger(XRPL)の開発と、新たなグローバルユースケースの加速のために10億XRPを拠出している。

これまでに、160以上のチームがXRPLを利用して分散型金融(DeFi)やリアルワールドアセット(RWA)などの幅広いユースケースに取り組んでおり、その活動は47カ国に及ぶ。

リップル社は、クロスボーダー決済に関連する数兆ドル規模の課題に取り組んでおり、支払いおよびカストディのインフラは成長を続けている。リップルのペイメントソリューションは、世界の外国為替市場の90%以上をカバーする80以上のペイアウト市場で利用可能であり、20の法域でライブカストディを提供している。

関連:暗号資産XRPの買い方 リップル(Ripple)社との関係や将来性を解説

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/24 土曜日
06:40
ビットコインコア、AIで容易に発見する脆弱性は修正版を最短で公開する方針
仮想通貨ビットコインのソフトウェア、ビットコインコアが22日、人工知能で容易に見つかる脆弱性の修正版を最短で公開する方針を新たにセキュリティポリシーに加えた。開発者は、AIで再発見しやすい脆弱性の報告が増え、長い公表猶予は効果が乏しいと指摘。
06:05
米OCC、ジーニアス法の最終規則を発表 ステーブルコイン利息の原則違反規定を削除
米通貨監督庁(OCC)は21日、ジーニアス法の最終規則を発表した。ステーブルコインの利息について、関連企業経由の提供を違反と推定するルールを規則案から削除した。
05:55
イーサリアム、『グラムスターダム』のフーディ稼働延期 コントラクトへの影響調査
イーサリアム財団は、次期アップグレード「グラムスターダム」のフーディ・テストネットでの稼働を延期すると発表した。メインネット上のスマートコントラクトとの相互作用を追加で調べるため、新たな稼働予定日は決まっていない。
05:45
米SEC、トークン化とスーパーインテリジェンスのリスクを2027年の検査優先分野に
米SECの検査部門は23日、2027会計年度の検査優先事項を公表した。資産トークン化を追加し、量子コンピュータも重点に挙げた一方、仮想通貨は独立項目に含まれなかった。
05:00
モルガン・スタンレー系3社、メタプラネット株を大量保有 証券業務関連目的で
モルガン・スタンレー系3社が22日、メタプラネット株を5.25%共同保有したとする大量保有報告書を提出した。BofA系4社も5.31%を報告しており、外資系金融大手の保有状況が明らかになった。
10/23 金曜日
21:55
バンク・オブ・アメリカ傘下4社、メタプラネット株5.31%保有
バンク・オブ・アメリカ傘下の4社は22日、ビットコインを財務資産として保有するメタプラネット株の大量保有報告書を提出した。保有割合は合計5.31%で、新規報告にあたるものだ。
21:45
JPモルガン、クラリティー法案が前進しなかった悪影響を規制当局が一部相殺と分析 今後の課題は?
JPモルガンのアナリストは22日のリポートで、クラリティー法案が上院で頓挫した悪影響を、規制当局の最近の措置が一部相殺しているとの見方を示した。ただ、仮想通貨の市場構造法がなければ政治・法的リスクは残るという。
19:20
「国債の性質は変えず」トークン化へ Progmat齊藤氏が詳説
Progmatの齊藤達哉代表がnoteで、DCCがまとめたトークン化国債の中間整理を詳説した。主案は国債の性質を変えずにオンチェーン管理口座で扱い、権利移転の正本を24時間稼働の新システムに置く設計だ。
18:05
ビットコイン8万1000ドル台に下落、米メタ決算でAI株安
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは一時8万1000ドルを割り込んだ。米半導体指数が6.7%下落し、日経平均は一時1445円安。米10年債利回りが5%を割るなかでBTCが売られた背景と、今後の注目点をまとめる。
12:00
国債トークン化、実機で「経済合理性」検証へ Progmat齊藤氏
Progmat主催のDCCが、トークン化国債とオンチェーンレポの中間整理を公表。国債の法的性質を変えずに管理をオンチェーン化する方式を主案とし、11月の開始を目標にカントン・ネットワーク上で実機検証に移る。
10:30
自民党、「サイバー有事前夜」と提言 暗号資産の追跡や耐量子暗号を明記
自民党の国家サイバーセキュリティ戦略本部による提言が22日、党政調審議会で了承された。官邸主導の対処本部設置を柱に、不正取得された仮想通貨の追跡や、ビットコインにも関わる耐量子計算機暗号(PQC)への移行加速を盛り込んだ。
10/21 水曜日
18:15
米ブロックチェーン協会、米財務省のジーニアス法施行案に修正要請 DeFiや二次流通への過剰規制を懸念
米ブロックチェーン協会(BA)は1、ジーニアス法第3条の施行規則案について米財務省に意見書を提出した。DASPの定義、違法発行への「認識ある関与」、海外発行ステーブルコインの扱いなどの修正を求めている。
17:14
ビットコイン短期クジラの含み益53%減、取引所に1万605BTC流入=アナリスト
オンチェーンアナリストのアクセル・アドラーJr.氏によると、ビットコインの大口短期保有者が抱える含み益は9月22日の98億ドルから46億ドルへ53%減少した。20日には1万605BTCが取引所に流入し、30日平均の2.8倍に達した。
17:00
メタプラネット、ビットコイン保有企業の優先証券へ投資|利鞘獲得の新戦略導入
メタプラネットは10月の声明で、ビットコイン保有企業が発行する優先証券など海外のビットコイン関連証券に投資する「ネット・インタレスト・インカム戦略」の導入を発表した。調達コストとの利鞘を得る狙いで、戦略投資枠の範囲内で行う。
16:30
仮想通貨のハイパーリキッド政策センター、米CFTCにAI計算能力の無期限先物を提言
ハイパーリキッド政策センターは20日、米CFTCに意見書を提出し、AIの計算能力を対象とする満期のある先物と無期限先物の導入を求めた。『H100』GPUの借り賃が1年で下がった点も指摘している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧