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ネム(XEM)がコインチェック内購入再開発表で50%弱の大暴騰、ETHも5月以降初のトレンド転換に期待か|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
コインチェックの追加銘柄の入金・購入再開報道で、暴落の要因になった流出事件から一つの節目になったネムは、祝福ムードさながらの暴騰を記録、一時コインチェック場では前日比50%弱の高騰を記録した。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は12日、週足が確定する月曜日9時が意識されて、前日まで続落していたことでの短期的な割安感から一時価格が上昇に転じたものの、依然レンジ内の推移を継続させており、膠着する値動きから脱する動きは見られない。

そのような中で動きを見せたのは、コインチェックの不正流出事件以降、下落を続けていたXEM(ネム)だ。

高騰要因になったのは、日本の仮想通貨取引所コインチェックによるイーサリアム(ETH)、ネム(XEM)、リスク(LSK)の入金と購入の再開を再開した発表で、流出事件以降、強烈な下落トレンドに見舞われていたXEMにとって、一つの節目を迎えたといってもいいだろう。

国内取引所で同様にXEMを扱うZaifが仮想通貨流出事件(通貨はXEMではない)を起こしていた関係から、XEMを取り扱う国内2大取引所が相次いで信用問題に追われる形になっており、XEMにとって大きな逆風だったと言える。

XEM流出事件以降、アルトコインの入出金や売買を停止していたコインチェック社、10月29日に利用規約を大幅改定後、10月30日にはETC、LTC、BCHの購入の再開を告知するなど、マネックスグループでの新たなコインチェックとして、本格再開期待も持ち上がっていた。

その当時も、17年の暴騰相場を盛り上げたコインチェック社の動きとあって、ビットコインが一時高騰したが、やはり実際に下落要因になっていたコインチェック社の購入再開の動きに大きな反応を見せたのはXEMとなった。

特に、18時時点での高値の比較では、国内取引所Zaifよりコインチェック内の価格が先行して上昇、一時前日比+50%弱となる急騰を付けるほどの盛り上がりを見せている。

出典:Zaif

コインチェック XEM/JPY高値:16.24円

Zaif XEM/JPY高値:14.4円

また、今回のXEMの購入再開をXEM流出時にタグ付けして全面協力したNEM公式も、ツイッターで祝福した。

イーサリアムも注目

また、直接的な影響は異なるが、コインチェック購入再開になったイーサリアムも、本日確定した週足の動きをみて、注目の通貨の一つと言える。

仮想通貨イーサリアム(ETH)のbitfinex ETH/USD週足チャートを確認すると、MACDにてゴールデンクロスの完成が確認できる。週足の転換点ということからも、注目度は高く、今後上昇へ向かう可能性も高くなっていることが読み取れる。

日足チャートを見ると、チャート上部に分厚い雲で押さえつけられており、なかなか上昇へ転じきれていないことが分かる。

一目均衡表の雲は、雲の下から上に抜けると買いのサインと言われており、雲の厚さや薄さも大きく関係してくるが、雲自体が抵抗帯と意識されるため、厚い雲だと抜けにくく、薄い雲だと抜けやすい傾向がある。

一目均衡表も合わせて見た場合、11月21日付近から雲のねじれが見られ、22日から雲が薄い箇所があり、11月21日から28日の間で上昇トレンドへの変化が見られるかもしれない。

今年の5月後半から雲下で推移している長期間に渡った下落相場という背景も踏まえ、雲抜け次第でトレンド転換する可能性があるため、その期間辺りは注意深く見守りたい。

実際、ICOプロジェクトからのETH売却売り圧が弱まっているとの報告も報道されており、上昇への期待感は年初からの下落相場の中で高まっているだろう。

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仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、日経平均株価の上値が重く、マザーズ指数が-2.48%と軟調だったことで、全体的に弱含み。

そんな中、前日大引け後に上方修正を出した「ULSグループ(3798)」が大幅反発。7.65%高で2465円を記録した。

純利益を4.1億円から5.3億円へ上方修正したほか、4円の増配がサプライズとなった。

一方、先日好決算を出して買われていたグノシー(6047)は、9.01%の大幅安となっている。

同社および子会社ウルシステムズは、仮想通貨取引所「QUOINEX/Liquid」が発行する独自仮想通貨「QASH」の開発に携わっており、QASHエコシステムの拡大や金融機関、フィンテック企業用ブロックチェーン領域でのグローバルスタンダードを目指している。

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