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米FBI、予測市場ポリマーケットCEOの自宅を強制捜査か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

逮捕しておらず

米連邦捜査局(FBI)は13日、分散型予測市場プラットフォーム「Polymarket(ポリマーケット)」のCEOシェイン・コプラン氏の自宅を訪問し、スマートフォンなどの電子機器を押収したと報じられた。ニューヨーク・ポスト紙が匿名の情報源を引用して伝えている。

このニュースを受け、ビットコインは91,000ドルを下回り88,000ドル台まで急落した。

この強制捜査は、ポリマーケットが元大統領ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利を的確に予測してから8日後に実施された。同サイトは11月6日、主要メディアがトランプ氏の勝利を報じた後、大統領選の予測市場を終了した。Polymarketでは選挙前、30億ドル超の取引高を記録していた。

FBIはコプラン氏を逮捕していないものの、捜査の理由は明らかにしていない。情報源は「最悪の政治的見世物だ」と批判し、「政府はPolymarketが市場操作を行い、トランプ氏に有利な世論調査を仕組んだと非難しようとしているのだろう」との見方を示している。

一方、コプラン氏はその後、Xの投稿で「新しいスマホからだ」と、当局に対抗する姿勢を示した。

出典:X

今回の事態は、政治的に機微な話題に関わるデジタル予測市場が直面し得る厳しい監視の一端を示すものだ。政府当局が選挙結果の予測にどのような立場をとるのか、今後の展開が注目される。

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