はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ストラテジー社、ビットコイン追加購入のため調達額を1000億円に引き上げ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

調達額を引き上げ

旧マイクロストラテジー(MicroStrategy)である世界最大のビットコイン保有企業ストラテジー(Strategy)は仮想通貨ビットコイン追加購入のために、21日に当初5億ドルから増額した7億2250万ドル規模のSTRF(ストライフ優先株)の価格を発表した。同社の声明によると、永久ストライフ優先株850万株を1株85.00ドルで提供し、通常の取引完了条件を前提に3月25日に販売を完了する予定である。

関連:ストラテジー社、ビットコイン追加購入のため500万株の永久優先株発行を計画

ストラテジー社は今回の調達資金をビットコイン(BTC)購入や運転資金を含む一般的な企業目的に使用する計画だ。STRFは1株あたり100ドルの額面に対して年率固定10%の累積配当を発生させる仕組みで、通常配当は取締役会の承認を受けて6月30日から四半期ごとに支払われる。未払い配当金は累積し、最大で年率18%まで増加する金利で複利計算される。

同社は、当初発行された株式の25%未満しか残っていない場合や特定の税務上の事象が発生した場合など、特定の条件下ですべての優先株を償還することができる。「基本的変更」として知られる重大な企業イベントが発生した場合、保有者は同社に対して額面金額に累積・未払い配当金を加えた金額で株式を買い戻すよう要求できる。清算優先額は1株あたり100ドルから始まり、市場状況や最近の販売価格に基づいて調整される可能性がある。

ストラテジー社は現在約50万ビットコインを保有しており、今回の発行計画はその拡大を目指す同社の戦略の一環と見られる。特に、今週はじめには1,070万ドルで130 BTCを追加購入したばかりであり、積極的な資産拡大姿勢を鮮明にしている。

なお、同社は先週、年利8%のシリーズA永久ストライク優先株(STRK)の販売を通じて最大210億ドルの資金調達を目指すと発表したばかりである。今回のSTRF提供においては、モルガン・スタンレー、バークレイズ・キャピタル、シティグループ・グローバル・マーケッツ、モーリス・アンド・カンパニーが共同主幹事を務めている。

トピックス:ビットコイン保有企業・国の動向

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/07 木曜日
13:45
野村系レーザー・デジタル、ドバイで仮想通貨オプションOTC初の認可取得
野村證券子会社のレーザー・デジタルがドバイVARAから仮想通貨OTCオプション取引で世界初の規制認可を取得。機関投資家向けデリバティブサービスを本格開始。
13:20
トランプ関税、新税率発動で米ビットコインマイニング産業に深刻な影響か
米トランプ政権による新たな相互関税が8月7日に発動した。マイニング機器の大半を東南アジア諸国からの輸入に頼る米マイニング業界にとって、大きな痛手となると専門家は警告している。
11:35
中国当局、仮想通貨関連の虹彩認証を警戒
中国国家安全部が仮想通貨ワールドコイン(WLD)の虹彩認証について警告を発した。生体認証データ悪用リスクを挙げている。ケニアなども同プロジェクトの活動を停止している。  
10:40
仮想通貨財務企業ブーム、ピーク過ぎた可能性=ノボグラッツ指摘
ギャラクシー・デジタルのマイケル・ノボグラッツCEOが仮想通貨をバランスシートに保有する企業設立ブームの終焉を示唆。既存企業の成長に注目が移る段階と分析。
09:30
米SEC「プロジェクト・クリプト」で注目すべき3つの仮想通貨投資チャンス=Bitwise
米SECの「プロジェクト・クリプト」開始により期待できる投資機会をビットワイズCIOが分析した。SEC委員長のスピーチを背景にして3つの分野を特定している。
08:35
ビットコイン、年末に最大25万ドル到達の可能性=トム・リー予測
ファンドストラットのトム・リー氏がビットコイン価格25万ドル到達の予測を維持。機関投資家の関心高まりと市場懐疑論を根拠に強気見通しを示すが、アナリスト間で意見分かれる。
08:30
米Bakkt、多国籍ビットコイン財務戦略を展開へ 日本上場企業の株式取得
米仮想通貨プラットフォームのBakktがライザップから堀田丸正株式約30%を取得し、社名を「bitcoin.jp」に変更予定。日本を拠点とした多国籍ビットコイン財務戦略として注目。
07:40
中国、ステーブルコイン解禁を検討か=報道
中国が人民元の国際化とドル対抗を目的に、初のステーブルコイン発行を検討。香港でライセンス制導入も、資本流出への警戒から慎重な運用方針を採用。FTが報じた。
06:35
トランプ家支援のビットコインマイニング企業American Bitcoin、9月上場見込み 
グリフォンデジタルマイニング株主がトランプ家支援のアメリカンビットコインとの合併案採決を開始。9月初旬の取引完了後、ナスダック「ABTC」で上場予定。
06:05
スタンダードチャータード「イーサリアム財務企業がETFより優位」
スタンダードチャータードのアナリストがイーサリアム財務企業への投資を推奨。NAV倍率が1倍超で米国ETFよりステーキング報酬や規制裁定機会でメリットが大きいと分析。
08/06 水曜日
17:20
SBI、仮想通貨ETFの国内上場を計画 金融庁の制度検討で実現に前進
SBIホールディングスが仮想通貨を組み入れたETF商品の開発を発表した。金融庁の制度検証開始を受け、ゴールドとの混合型とビットコイン、リップル社のエックスアールピー(XRP)を含めた直接投資型の2つの商品案を検討中。日本の仮想通貨投資環境の大きな転換点となる可能性が期待される。
14:30
12年間にわたる8000BTC回収戦略に新展開、英男性 失われたビットコインの所有権をトークン化
2013年に8000ビットコイン(約1344億円相当)を保存したハードディスクを誤って廃棄した英国人男性が、12年に及ぶ回収戦略を新たな方向へ転換。ハードディスクの物理的な回収は諦める一方で、保存されたビットコインの法的所有権をトークン化する計画を発表した。
13:55
バウンスビット、F・テンプルトンのトークン化マネーファンドをBBプライムに統合
CeDeFiプラットフォームのバウンスビットがフランクリン・テンプルトンのトークン化米国債ファンドBENJIをBBプライムに統合。米国債利回り4.5%と仮想通貨戦略を組み合わせた構造化商品を提供開始。
13:18
ヒューマファイナンス創設者「日本円ステーブルコインは米ドルと相互補完的」、PayFiで貿易決済革新目指す
世界初PayFiネットワークのヒューマファイナンス創設者カラマン氏が日本円ステーブルコインの役割を語る。米ドルとの相互補完で貿易決済やサプライチェーンファイナンス革新を目指す。8月末のWebXカンファレンスへ参加予定。
11:50
ギャラクシーデジタル、自社株GLXYのトークン化を検討 ビットコイントレジャリーにも見解
米ギャラクシーデジタルがSECに提出した書類でGLXY株のトークン化を検討中だと明かした。ノボグラッツCEOは、ビットコイン財務戦略市場の今後についても見解を示している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧