はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所クラーケン、株・ETF取引サービスを段階的に提供開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

株とETFの取引サービス開始

大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンは14日、米国市場に上場する株と、株のETFに投資できるサービスを段階的に開始したと発表した。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、株に限らず幅広い金融商品が取引されている。

投資への障壁をなくし、金融サービスへのアクセスを再定義する次のステップとして仮想通貨以外に株も取り扱うことにしたと説明。まずは米国の一部の州のユーザーを対象に、仮想通貨と同じプラットフォームから、取引手数料無料で1万1,000種類の株やETFに投資できるようにした。

株、仮想通貨、現金、ステーブルコインを1箇所で管理できるようにし、シームレスに再投資できるようにする狙い。株取引では、株価が高い銘柄を分割して購入できる仕組みも導入した。

金融取引業規制機構(FINRA)の規制下にあるクラーケン・セキュリティーズと連携し、株やETFの取引サービスを提供する。今後クラーケンは、ロビンフッドに似たサービスを提供していくことになる。

関連:米SEC、クラーケンへの訴訟取り下げで合意 対コインベース訴訟に続き

提供地域拡大を計画

仮想通貨に肯定的な米トランプ政権の誕生などを背景にクラーケンは、計画変更される可能性はあるが2026年の株式上場を目指していることが報じられている。

現在は、仮想通貨の枠を超えて伝統金融とデジタル金融の架け橋になることを目指していると今回の発表でも説明。先月には、米商品先物取引委員会(CFTC)に登録している先物取次業者(FCM)「NinjaTrade」を買収することも発表していた。

今回の発表で、クラーケンのアルジュン・セティ共同最高経営責任者は以下のようにコメントしている。

仮想通貨はただ発展しているだけでなく、株やコモディティ(商品)、通貨などの資産をまたいだ取引の中心になりつつある。1週間休みなく取引できることに対する需要が高まる中、顧客はシームレスな一体型の取引体験を望んでいる。

株取引にサービスを拡大するのは、我々にとっては自然なステップで、資産のトークン化を行いやすくなるだろう。未来の取引はボーダレスで、仮想通貨を基盤に展開されると考えている。

クラーケンは株・ETFの取引サービスは、今後は米国の他の州でも近く利用できるようにすると説明。その後は英国、欧州、豪州などにもサービスを拡大していく予定だとした。

関連:米国に集まる仮想通貨企業・プロジェクト一覧、規制緩和と今後の焦点

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/17 木曜日
17:30
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
14:15
億万長者投資家ピーター・ティール、ビットマイン株9.1%取得でETH財務戦略を支援
著名投資家ピーター・ティール氏が、米上場企業ビットマイン社の株式の9.1%を取得したことが、米証券取引委員会への提出書類から明らかになった。ティール氏の投資は、イーサリアム財務戦略に対する支持の表明と受け止められ、同社の株価は一時30%急騰した。
13:45
フランス、余剰原発電力活用のビットコイン採掘法案提出
フランス議会が7月11日、余剰原発電力を活用したビットコインのマイニング5年試験運用法案を提出。年間1億〜1.5億ドルの収益見込み。
12:55
コインベース、次世代アプリ「Base App」を発表 ソーシャル・決済・NFT機能統合へ
仮想通貨取引所コインベースがCoinbase Walletを多機能アプリ「Base App」にリブランドした。SNS投稿による収益獲得やUSDC報酬など様々な機能を搭載している。
12:24
アルトシーズンの兆候、イーサリアム大幅上昇でビットコインドミナンスに変化の兆し
イーサリアムが週間23.3%上昇でビットコインを上回るパフォーマンスに。ETH/BTC比率回復とアルトコイン市場への資金流入加速で、待望のアルトシーズン開始の可能性が高まる。米仮想通貨法案審議の混乱も市場に影響。
10:55
クジラ投資家や企業がイーサリアムを大量購入、ETH価格1週間で22%上昇の背景
大口投資家が仮想通貨イーサリアムを連日大量購入し、ETH価格が過去1週間で22.3%上昇。シャープリンクやピーター・ティール投資の上場企業も大量投資を継続。
09:50
「ビットコイン・ジーザス」ロジャー・バー、スペイン当局を提訴 脱税容疑めぐり
ビットコイン初期投資家のロジャー・バー氏が米国への身柄引き渡し阻止のためスペイン当局を提訴した。4,800万ドルの脱税容疑で懲役109年の刑に直面しており、恩赦を求める声もある。
09:35
ナスダック上場企業SRM、社名を「Tron Inc.」に変更完了
仮想通貨トロン保有のナスダック上場企業SRM Entertainmentは、企業名を正式にTron Inc.に変更。株のティッカーシンボルもTRONに変わる。
09:15
ビットコイン乱高下、米下院「仮想通貨週間」への造反議員出現で法案審議が二転三転|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、7月14日より米下院で開始された「仮想通貨週間」において、関連法案の採決が二転三転している影響を受け、相場が乱高下する展開が続いている。
08:50
トランプ一族関連のWLFIトークン、取引解禁承認 99.94%の賛成票で
トランプ大統領と関連するWorld Liberty FinancialのWLFIトークンが公開市場で取引可能になる予定だ。7月9日の提案が99.94%の支持で承認され、投機取引と価格発見の道が開かれる。
08:30
コインベースとストラテジーの時価総額、史上最高値更新
コインベースが16日に株価405.88ドルで再び史上最高値を記録し、ストラテジーの時価総額も1,284億ドルに達した。今週のビットコイン12万ドル突破を背景に仮想通貨関連株が軒並み上昇している。
07:35
ステラ(XLM)価格、過去2週間で約2倍高騰の背景は?
仮想通貨ステラは、PayPalでステーブルコインを主導したホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏がステラ開発財団に加わったことを発表。ステラの価格は前年比300%超上昇している。
07:15
米下院の仮想通貨法案審議手続きが再び停滞、保守派議員がCBDC条項で反発
米下院で仮想通貨関連3法案の手続き投票が膠着状態に。保守派共和党議員が中央銀行デジタル通貨禁止条項の強化を求め、「クリプト・ウィーク(仮想通貨週間)」の成果が不透明となっている。
06:50
米国政府のビットコイン保有量は約2.9万BTCか、従来予想の15%程度に=報道
情報公開法に基づく調査で、米国政府の仮想通貨ビットコイン保有量は約2万8988 BTCと判明。従来予想の19万8000 BTCを大幅に下回る結果となった。
05:55
米下院、仮想通貨法案の審議手続きを可決
米下院が仮想通貨関連3法案の審議手続きを215対211で可決。トランプ大統領との会談後、保守派が賛成に転じ、GENIUS法とクラリティ法の統合案で合意。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧