
昨年から保有
フランスのサッカー強豪であるパリ・サンジェルマンFC(PSG)のPSGラボのパル・ヘルゴソン責任者は30日、ラスベガスで開催されるビットコイン2025カンファレンスで、クラブが昨年からビットコイン購入を開始し保有を続けていると明らかにし、ビットコイン(BTC)財務戦略の採用を発表した。同クラブは今週末のチャンピオンズリーグ決勝を控えている。
PSGのビットコイン投資は若年層ファンへのアピールの一環とみられる。ヘルゴソン氏によると、世界中の5億5000万人のファンの約80%が34歳未満だという。同氏は「PSGは単なるサッカークラブではなくライフスタイルブランドでもある」と説明した。
「我々は法定通貨準備金をBTCに配分し、帳簿に記載している」とヘルゴソン氏がカンファレンスのステージ上で発言。世界最大級のクラブの一つとして、スポーツエコシステムでこのような戦略を採用する最大のプレーヤーだと強調した。
一方、BTC保有数については現時点明らかではない。
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