
先週に続く動き
AI駆動モビリティソリューション提供企業のWebus International(ナスダック:WETO)が3日、米証券取引委員会(SEC)に3億ドル(約430億円)規模のXRP準備金設立計画を記載したForm 6-Kを提出した。公開された書類によると、非希薄化資金調達や信用枠を通じた資金調達戦略を明確化した。同社は先週29日、XRP購入のための資金調達計画を初めて明かした。
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資金調達戦略の実行において、Webusは資産運用会社Samara Alphaと提携してXRP戦略を構築。また、国境を越えた決済の合理化と旅行・ホスピタリティサービスの予約透明性向上を目的に、リップルのブロックチェーン決済ネットワークを業務に統合するとも発表した。
同社の準備金戦略は、決済効率化とグローバル事業展開の加速を狙った包括的な取り組みの一環となる。今回の動きは、企業が仮想通貨XRPを戦略的資産として位置付ける最新事例として注目されている。
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