
買い戻し機能も
ソラナ(SOL)基盤のミームコイン発行プラットフォーム「Pump.fun」が10億ドル規模のトークン販売を検討している中、プロトコル収益をトークン保有者と共有する仕組みを導入予定だと、関係者がThe Blockに明かした。
創設チーム関係者によると、Pump.funの収益の一部を使ったトークン買い戻し制度を実装する構想がある。「買い戻し機能付きユーティリティ構造」を通じてPUMPトークンに収益を還元する計画をしているという。トークン生成イベント(TGE)時に、プライベートセールと公開セールの参加者にトークンが付与される予定だ。なお、トークンセールの予定日はまだ発表されていない。
なお、今年立ち上げた分散型取引所「PumpSwap」の収益が買い戻し制度に含まれるかは不明。収益共有の具体的な割合に関する詳細も明らかにされていない。
Pump.funの1日の収益は1月23日に700万ドル超のピークを記録した後、現在は約100万ドルまで減少している。それでも2024年初頭のローンチ以来、累計収益は約6.77億ドル(約1,000億円)に達しており、仮想通貨分野で最も収益性の高いスタートアップの一つとなっている。
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