
承認はほぼ確実か?
ブルームバーグのETF専門家エリック・バルチュナス氏とジェームズ・セイファート氏が21日、アルトコイン仮想通貨の現物ETFの承認確率を90%以上に引き上げたとSNSで発表した。SEC(米証券取引委員会)の積極的な関与を非常に前向きな兆候として評価している。
具体的には、ソラナやXRP、ライトコインに関しては95%、ドージコイン・ADA・アバランチは90%と予測している。

先週、SECの要請を受け、複数の資産運用会社はソラナ現物ETFの修正版S-1書類を提出した。フランクリン・テンプルトン、ギャラクシー・デジタル、バンエックが更新書類を提出し、フィデリティは初回申請を行っている。
そしてSECは今週初めにソラナETF申請企業に対してS-1書類の更新を要請。現物償還に関する文言修正とステーキング機能への対応方針説明を求め、特にステーキング収益獲得機能の組み込みについて前向きな姿勢を示した。
バンエックは修正書類でステーキング機能を追加し、保有者がステーキング収益を得られる仕組みを提案している。ロビイストらはイーサリアムとソラナでステーキング機能付きETFの承認獲得に向けて活動を継続中。
バルチュナス氏は先日、ソラナ現物ETFが2~4カ月以内に承認される可能性が高まっているとも指摘した。
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