はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨カストディへの規制緩和、FRB・FDIC・OCCが対応指針を明確化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨保管サービスの要件とは

米国の連邦準備制度理事会(FRB)、預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)は14日、暗号資産(仮想通貨)についての共同声明を出した。

銀行が、顧客の代理で仮想通貨を保有する場合の規則を明確化している。既存の法律や規制が、仮想通貨保管に対してどのように適用されるかについて説明したものだ。新たなガイドラインを提示するものではないとしている。

暗号鍵管理、技術的リスク、法的コンプライアンス、第三者リスク、監査などの側面から必要事項を挙げた。

まず、一般的なリスク管理として、仮想通貨の保管サービス提供を検討している銀行は、基盤技術を含め、市場の進化する性質を考慮し、リスクに適切に適応する枠組みを実装する必要があるとした。

暗号鍵管理については、銀行のサイバーセキュリティ環境がリスク管理の主要な焦点となるべきであると述べる。

また、保管する仮想通貨の種類ごとに、リスク評価や技術面の分析を行い、脆弱性や、市場・法律・運用のリスクを考慮した包括的な分析を行うことが必要だとした。

法的コンプライアンスについては、銀行秘密法(BSA)、マネロン・テロ資金供与対策、外国資産管理局(OFAC)の要件を遵守することを求めている。顧客への正確な情報提供で誤解を防ぐことにも言及した。

第三者リスクについては、サブカストディアン(外国の市場などで保管を委託する機関)や技術プロバイダーなどの第三者を利用する場合、リスク管理プロセスを確立することを求めている。

監査については、鍵の生成・保管・削除、資産の送金・決済、ITシステムの適切性を評価する必要性を挙げた。社内にそうした専門知識がない場合、独立した外部リソースを活用する必要があるとしている。

関連:ビットコイン12万ドル突破、米規制緩和を追い風に更なる上昇を伺う|仮想NISHI

カストディとは

投資家の代わりに資産を保有・管理することを指す。仮想通貨以外の資産にも広く使われる用語。資産の保管や売買に係る決済、また元利金・配当金の受領や議決権行使など、幅広い業務を代行するサービスを指す。カストディを行う企業を「カストディアン」と呼ぶ。

仮想通貨に好意的なドナルド・トランプ大統領が就任して以来、複数の当局がバイデン政権下での仮想通貨に対する抑制的な方針を撤回してきた。

今回の声明に参加した機関では、通貨監督庁(OCC)が5月、仮想通貨関連活動に従事する前に同庁の承認を得ることを義務付けていた以前の立場を撤回した。

また、連邦政府の認可を受けた商業銀行には顧客の仮想通貨を代理で売買することが許可されていると明言。適切なリスク管理が実施されている限り、仮想通貨の保管や取引執行サービスを第三者に委託することも可能だと述べた。

なお、米上院は7月10日、元ブロックチェーン企業幹部のジョナサン・ゴールド氏をOCC長官に承認した。仮想通貨業界出身者が主要金融規制機関のトップに就く初の事例となる見込みだ。

FDIC(連邦預金保険公社)も、金融機関が事前に当局に通知することなく仮想通貨取引を行うことを許可すると発表した。

関連:米国の新通貨監督庁長官、規制緩和の推進役に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/30 土曜日
06:50
イーサリアム財団、UX改善に向けた新ロードマップ発表
イーサリアム財団が29日、ユーザー体験向上を目指す包括的ロードマップを公開。15-30秒での高速確認、レイヤー2間のシームレス取引実現に向けた技術開発計画を明らかにした。
06:15
「ビットコインは100万ドルに」エリック・トランプ、中国の影響を評価
エリック・トランプ氏が香港開催「Bitcoin Asia」で中国を「仮想通貨大国」と評価。現在時間の90%を仮想通貨分野に費やし、ビットコイン100万ドル到達を予想と発言。
05:35
7年の休眠ビットコイン大口投資家、11億ドルのBTC移動後にETH購入継続 
7年間休眠していたビットコイン大口投資家が30日、11億ドル相当のBTCを新ウォレットに移動後、再びイーサリアムを購入。先週25億ドルのETH購入に続く大規模な資金移動。
08/29 金曜日
17:57
金融庁が組織再編案を発表 暗号資産・イノベーション課を新設
金融庁が令和8年度の機構・定員要求で監督体制再編を発表。資産運用・保険監督局(仮称)新設や暗号資産専任課設置で、モニタリングと投資家保護を強化する方針だ。
16:21
金融庁、暗号資産の税制見直しを正式要望 分離課税導入も検討対象に
金融庁が令和8年度税制改正要望で暗号資産の分離課税導入を含む課税見直しを正式要望。現行の総合課税(最大55%)から分離課税への転換により税負担軽減の可能性。暗号資産ETF組成促進も。
13:44
取引所のステーブルコイン準備金、過去最高値更新も伸び鈍化=クリプトクアント分析
クリプトクアント最新レポートによると、取引所のステーブルコイン準備金残高が680億ドルで過去最高を更新した。しかし時価総額の成長は大幅に鈍化しており、価格上昇の圧力が弱まる可能性がある。
13:15
「ハイパーリキッド(HYPE)は2028年までに126倍に」ヘイズ氏が大胆予想
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨ハイパーリキッドが126倍上昇するとの超強気予想を公開した。ステーブルコイン普及などを根拠にして成長を試算している。
11:20
フィリピン議員、国家予算をブロックチェーンで管理する法案を準備
フィリピンのバム・アキノ上院議員が国家予算をブロックチェーンで管理する法案を準備中。米商務省も28日、連邦機関初のGDPデータブロックチェーン配信を発表し、政府透明性向上が加速。
10:40
ソニーのソニューム、報酬システム「ソニューム・スコア」の提供を開始
ソニーグループのソニュームは、ユーザーに報酬を与える仕組み「ソニューム・スコア」を発表。導入の背景やポイントの獲得方法を説明した。ソニュームは仮想通貨イーサリアムのL2である。
10:25
DeFi Development、40万SOLのソラナを追加購入
ソラナ特化型上場企業ディファイ・デベロップメント・コープが28日、407247SOLを7700万ドルで追加購入と発表。総保有量は約183万SOLに。
10:00
マスターカード、サークルとステーブルコイン決済拡大 東欧・中東・アフリカで初導入
マスターカードとサークルが27日、東欧・中東・アフリカ地域でUSDC・EURC決済を開始すると発表。同地域初のステーブルコイン決済導入で国際送金効率化を目指す。
09:35
イーサリアム現物ETFへの流入、ビットコイン上回る状況続く
米国で取引されている仮想通貨イーサリアム現物ETFへの累計純流入額が2兆円を突破。連日ビットコインETFを上回る流入が続いている。ゴールドマンサックスも主要保有者の一つだ。
08:25
21シェアーズ、セイ(SEI)ETF申請を提出 SECでアルトコインETF審査続く
仮想通貨運用会社21シェアーズがセイ(SEI)ETFのS-1登録届出書をSECに提出。ライトコインやソラナなど複数のアルトコイン現物ETF申請が審査待ちの状況が続く。
07:35
ヴァンエックのCEO「イーサリアムはウォール・ストリート・トークン」
ヴァンエックのCEOは仮想通貨イーサリアムはウォール・ストリート・トークンであるとの見方を示した。金融企業らがステーブルコインの使用で技術を採用すると予測している。
07:20
米不動産投資会社キャリバー、LINKトレジャリー戦略を開始
米不動産アセットマネージャーのキャリバーが28日、チェーンリンクのLINKを活用したトレジャリー戦略を発表。約30億ドルの運用資産を持つ同社が仮想通貨分野に参入。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧