はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

弱気相場に逆行、仮想通貨関連カンファレンスの開催は上昇傾向

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

相場と逆行し仮想通貨関連カンファレンス数は増加
2018年は仮想通貨市場において低迷が続く年となったが、仮想通貨関連カンファレンス数は増加傾向にあることが明らかになった。依然として技術者や投資家からの仮想通貨業界への高い関心度が伺える。

弱気相場の中でも仮想通貨関連カンファレンス数は上昇傾向

仮想通貨リサーチ機関「TradeBlock」の調査により、仮想通貨関連カンファレンスの数は依然上昇傾向にあることが明らかになった。

2018年の厳しい相場からは、仮想通貨に対する世間からの注目度の低下が見られたかもしれないが、業界からの期待は依然として高いようだ。

以下は、「TradeBlock」の公式アカウントによる、2018年の月ごとの仮想通貨関連カンファレンス数のデータを公表した結果である。

そのデータからは、2018年においても仮想通貨関連カンファレンスの開催数は増加していることが読み取れる。

ビットコイン価格の暴落を迎えた11月にも52回に及ぶ大小のカンファレンスが催されており、2018年度の最高値である10月の53とほぼ並ぶ格好となっている。

10月と11月に開催された注目度の高いカンファレンスとしては、「Malta Blockchain Summit」があり、およそ8500人に及ぶ企業等の代表者が参加した。

また、世界最大のテックカンファレンスであるポルトガルのリスボンであった「Web Summit」には、約7万に及ぶ来場者の参加があった。

そして、3番目に高い数値となる51を記録した5月には、産業において最も知られたカンファレンスである、「Consensus」や「Silicon Valley’s Global Disruptive」が開催されており、そちらも世界中から多くの来場者が集まった。

「Consensus」や「Web Summit」といった大きなイベントは、レギュラーチケットも約2千ドルと非常に高価であるが、それにも関わらず高い人気を誇っている格好だ。

低迷を続ける相場であるが、仮想通貨関連技術に可能性を見出す起業家や投資家は未だに多くいることが伺える。

仮想通貨関連カンファレンスへの依然とした高い注目度は、仮想通貨市場におけるポジティブな要素とも捉えられるだろう。

仮想通貨関連ワードがGoogle検索ランキングに浮上

Googleは昨年末、2018年Google検索ランキング「Year in Search: 検索で振り返る 2018」を公開した。

2018年の年初から12月1日までを対象とした日本の検索ランキングでは、大きな下落相場に転じた「仮想通貨」や「ビットコイン」が入る検索言葉が、多く見られる。

一方、米国の検索ランキングでは、「Cryptocurrency=暗号通貨」や「Bitcoin=ビットコイン」が入るワードとして「What is Bitcoin(ビットコインとは)」がWhat(とは)リストの1位にランクインした。『やり方』を検索するときに利用する「How to」のリストに、仮想通貨XRPに関する「How to buy Ripple(リップルの買い方)」という検索ワードが4位にランクインした点が注目されていた。しかも、8位の「How to buy Bitcoin」を上回ったことも話題となっていた。

これからも、仮想通貨に対する興味・意欲の拡大が見込めるだろう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

世界の中央銀行の70%が「デジタル通貨」の研究に取り組む|国際決済銀行の調査で判明
70%以上の中央銀行が中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)について研究を進めていることが明らかになった。各国の中央銀行はデジタル通貨の導入に向けて、実験を重ねつつ慎重な姿勢で導入を検討している。
複数リストで仮想通貨関連ワードが1位獲得、米国では「リップル買い方」がランクイン|2018年Google検索ランキング
Google社が公開した2018年Google検索ランキングに、「仮想通貨」や「ビットコイン」が入る検索ワードが複数ランクインした。米国では唯一リップルの買い方が入るなど、各国での注目度の違いも明らかになった。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/26 火曜日
10:16
「次世代金融は4〜5年で実用化へ」マネックス松本会長とギャラクシーのノボグラッツCEOが予測|WebX2025
WebX 2025でマネックス松本大会長とギャラクシー・デジタルのノボグラッツCEOが対談。仮想通貨業界の現状、IPO動向、イーサリアム価格急騰の背景、規制展望について議論した。
09:41
「暗号資産は次世代産業」加藤財務大臣、WebXで国際競争力強化と制度整備を語る|WebX 2025
WebX 2025で講演した加藤財務大臣は、日本の暗号資産(仮想通貨)市場が口座数1,200万を突破し着実に成長していることを強調。トランプ大統領率いるアメリカなど各国が次世代産業として暗号資産を重視する中、日本も税制改正や規制整備で国際競争力を高める方針を示した。
09:00
イーサジラ、最大370億円の自社株買いを承認 イーサリアム保有額720億円に到達
ETHトレジャリー企業イーサジラが最大約370億円の自社株買いプログラムを承認した。仮想通貨イーサリアム保有額は720億円に達しており、株主価値向上を目指す。
08:45
グレースケール、アバランチ現物ETF申請 ナスダック上場目指す
グレースケールが8月22日にSECへアバランチ現物ETF申請を提出。既存投資信託をナスダック上場ETFに転換し、大衆向けの投資機会を提供目指す。
08:12
ストラテジー、3081BTC買い増し ビットコイン循環供給量の約3.2%に
米ストラテジー社が仮想通貨ビットコインを3,081枚追加購入し、保有量は63.2万BTCに達した。
07:50
財務省・トヨタ・LayerX等が見据える次世代決済、AIエージェント・預金トークン等|WebX2025
WebX2025で財務省・TOYOTA・LayerXが次世代決済を議論。AIエージェント決済、預金トークン、CBDC戦略、米国法案への対応など最新動向を詳報。
07:35
ビットマイン、イーサリアム約19万ETHを買い増し
仮想通貨イーサリアムトレジャリー企業ビットマインは25日、イーサリアムの保有量が24日時点で1.2兆円相当に達したと発表。先週は19万0,500ETHを買い増しした。
07:12
日米における暗号資産規制とステーブルコインの普及|WebX2025
WebX2025で日米の暗号資産規制専門家が討論。ジーニアス法成立、日本の55%税率問題、ステーブルコイン普及の課題と展望を詳報。規制調和への道筋を解説。
08/25 月曜日
23:25
バイナンスCZ氏が予測する暗号資産の未来、「AIの通貨はクリプトに」|WebX2025
Binance創設者CZ氏がWebXで特別講演。「AIの通貨は暗号資産」発言、トランプ政権評価、Giggle Academy構想など業界の未来を徹底解説。
23:01
暗号資産の金商法移行 日本の法整備徹底解説|WebX2025
WebX2025で金融調査会長らが暗号資産制度改革を議論。税制改正による市場活性化、2類型規制の導入、事業者コスト増加など金商法移行の課題と展望を解説。
20:58
「ビットコインETF日本上場の実現可能性と解決すべき課題」金融業界リーダーが議論|WebX2025
野村、SBI、KPMGの幹部が登壇。投資信託法の制約やカストディ問題など実務的課題をWebXで議論。投資家の6割以上が暗号資産(仮想通貨)投資に関心を示す中、実現への具体的な道筋が明らかに。
20:40
アメリカのビットコイン準備金:最前線の動向と実態|WebX2025
米国のビットコイン準備金政策をWebX専門家が解説。年20万枚購入計画の実現性、各国の動向、日本が1年以内に決断すべき理由を詳報。戦略資産としてのBTC価値を分析。
20:22
サムソン・モウCEOらが語る、ビットコインとステーブルコインのシナジーは?|WebX2025
JAN3、Joltz、Boosty Labsの専門家がビットコイン上でのステーブルコイン普及について議論。RGB、タップルートアセット、リキッドの各技術の特徴と将来性を解説。
17:40
東証上場Defコンサルティング、約50億円調達でビットコイントレジャリー事業開始へ
東証グロース上場のDefコンサルティングがビットコイン財務戦略で企業価値向上を狙い、新株予約権発行により約50億円の資金調達を実施。9月から事業開始予定。
17:25
大手業者が1500億円相当のソラナ専用ファンド設立へ、カンター主導で9月成立予定
仮想通貨大手3社がソラナトレジャリーに10億ドル調達計画。金融大手カンター・フィッツジェラルドが主幹事で9月成立予定。ソラナ財団も支持表明、既存最大規模の2倍超ファンド実現を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧