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韓国政府、差押え仮想通貨の管理状況を全面点検へ 国税庁の『復元フレーズ誤公開』を受け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 政府の管理実態を調査
  • 当局の仮想通貨リテラシー欠如を問題視

仮想通貨管理のセキュリティ強化へ

韓国政府が、政府および公共機関が保有・管理している仮想通貨の現状および管理実態について、関係機関と連携した緊急点検に乗り出すことが明らかになった。

具潤哲(ク・ユンチョル)経済副首相は2日Xへの投稿で、金融委員会(FSC)や金融監督院(FSS)などの関係機関と共に、点検結果に基づき、デジタル資産のセキュリティ管理強化策を早急に策定・施行する方針を明示した。

今回の緊急措置の背景には、先月26日に韓国国税庁(NTS)が発生させた深刻な人的ミスがある。NTSが発行した公式の報道資料内の画像に、滞納者から差し押さえたウォレットの「復元フレーズ(12単語)」が未修正のまま掲載されていたことが、SNSなどで拡散され発覚した。

関連:韓国国税庁、差押え仮想通貨の復元フレーズを誤公開 7億円相当のトークンが流出か

この復元キーの流出により、公開直後に当該ウォレットから約65億ウォン(約7億円)相当の資産が不正に移動された。流出した資産にはPRTGトークンやイーサリアムなどが含まれており、取引所へ送金される形跡も確認されている。

今回の点検により、公共部門における仮想通貨の取り扱い基準を抜本的に見直す姿勢が示された。

韓国警察は流出した資産の行方を追っており、政府は再発防止に向けたカストディ(保管)プロトコルの厳守を各機関に徹底させる方針だ。

国家機関による情報セキュリティの脆弱性が露呈したことでデジタル資産管理体制の透明化が急務となっている。

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