- 「ブラック・マンデー」を予測したスイスの大物投資家が仮想通貨ビットコインを購入
- 世界有数の投資家マーク・ファーバー氏が、仮想通貨に懐疑的な姿勢から一転して、BTCを購入したことが判明した。大手仮想通貨企業XapoのCEOと対談したことが理由の一つとなったという。
「ブラック・マンデー」を予測したスイスの大物投資家が仮想通貨ビットコインを購入
仮想通貨に懐疑的な姿勢を示していた、スイスを代表する投資家「マーク・ファーバー氏」が、今までの立場から一転して、ビットコインを購入していたことが、独金融メディアCashのインタビューで明らかになった。
富裕層向けの資産運用も行うファーバー氏は、スイスを代表する投資アナリストで、1987年に発生した株式市場の歴史的大暴落「ブラック・マンデー」を事前に予測したことから、”クラッシュの預言者(Crash Prophet)”と呼ばれている。
ファーバー氏は金融市場に対して悲観的な立場を持つことが多く、Gloom Boom Doomのニュースレターや、逆張りの投資戦略で知られるカリスマトレーダーだ。
そんなファーバー氏は、インタビューで以下のように語っている。
10日前に生まれて初めて「ビットコイン」を購入した。
同氏は、仮想通貨に対しても懐疑的な姿勢を示していたが、今回以下の理由でビットコイン購入に至った。
- ビットコインのテクニカル面と可能性
- 仮想通貨企業トップとの対談
ファーバー氏は、ビットコイン価格がピーク時の2万ドル(220万円)から3千ドル(33万円)台まで下落して、バブルの過熱感が薄まったことから、テクニカル面が「大幅に改善している」と説明した。
ビットコイン価格は、大底を叩いた後、3ヶ月足で+20%程上昇している。
もう一つの理由として購入動機を挙げたのは、大手仮想通貨企業「Xapo」のCEOであるWence Casares氏と、1時間程対談したことがある。
昨年5月時点で、BTCの総流通量の1兆円相当を保管していたとされる、仮想通貨保管企業Xapoを運営するCasares氏は、「ビットコイン価格は”ゼロ”になるかもしれないが、100万ドル(1.1億円相当)になる可能性も同じ位高い」などと発言したことに興味を惹かれたと言う。
さらにファーバー氏は、このような状況を踏まえ、ビットコインの将来について以下のように述べた。
将来こそ約束されていないが、ビットコインが送金のスタンダードとなることは十分ありえる。
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