- 仮想通貨市場
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●英仮想通貨データプラットフォームが公開した半年後のBTC価格オッズに市場の関心
●仮想通貨ステラ(XLM)が逆行高を見せた理由
金融市場と仮想通貨
2019年3月17日(火)の国際金融市場の値動きは、以下の通り。
日付 | NYダウ | 日経平均 | BTC価格 | 3/11(水) | 25,554ドル(-96) | 21,290円(-213) | 42.9万円 |
---|---|---|---|
3/12(木) | 25,720ドル(+148) | 21,456円(-140) | 43.0万円 |
3/13(金) | 25,473ドル(-200) | 21,287円(-169) | 43.0万円 |
3/16(月) | 25,848ドル(+138.93) | 21,584円(+133.65) | 44.1万円 |
3/17(火) | 25,914ドル(+65.23) | 21,566円(-17.65) | 44.0万円 |
本日の東京株式市場は、3営業日ぶりの反落。
3月期末の配当目当ての買いが集まったが、利確売りに押された格好だ。
ビットコインテクニカル分析
ビットコインは、4,000ドルの攻防にあるが、前回高値を超えることなく、ダブルトップを付けて反落。上昇チャネル上限に阻まれる形(下図)で、一旦調整局面にある。
bitFlyerのBTC価格におけるレンジ(37〜46万円)上限付近での推移と見ることもできる。
直近1ヶ月で形成したチャートは、年末年始の値動きと相似性もあり(下図、赤丸付近:大底から急反発→急反落)、2番天井から同じ末路を辿るのであれば、再びレンジ下限の3300ドル(36.7万円)までの下落が起こる可能性も考えられる。
ただ、前回と異なり、今春に向けてファンダの後押しも期待しやすい環境下にはある。このシナリオを否定して、平行チャネルの底割れを見せずに、Fib23.6をサポートにチェックした状態で上昇継続パターンとなるのかは、注目に値すると言えるだろう。
いずれにせよ、少なくともトレンドが明確に出るまでは、ビットコイン単体で見るよりも、この先に控える各種材料や先行指標となりがちなイーサリアム(ETH)の値動きなどもチェックしつつ、市況を追って行くことが求められる。
仮想通貨ステラ(XLM)が5%の逆行高
本日、特に注目すべきニュースは、世界有数の大手IT企業であるIBMが、正式に独自のブロックチェーン送金ネットワーク「World Wire」を開始したことだろう。
IBMは、以前からハイパーレジャーやステラネットワークを活用してブロックチェーン事業を展開していたが、今回47の通貨を72カ国以上に46のエンドポイントで送金を可能にするシステムのローンチを発表した。
銀行や送金企業を対象に展開する新サービスの競合には、米リップル社などが挙げられるが、IBM社は単一の仮想通貨XRPを採用するリップル社と違い、複数の仮想通貨を「ブリッジ通貨」として活用する意向を示している。
今回、その中に含まれる代表的な仮想通貨ステラ(XLM)が、アルトコイン全体が軟調に推移する中、発表前後の日本時間19日未明ごろから一時+10%ほどの逆行高を記録した。
なお、仮想通貨ステラの主要開発者で、ステラ財団の元CEO Jed McCaleb氏は先週(米時間15日)、元MozillaのCOO Denelle Dixon氏にCEOの座を譲り、「チーフアーキテクト」に就任することを発表していた。
仮想通貨アナリスト、BTC価格10,000ドルの再来期を予想
英仮想通貨データプラットフォーム「skew」が、ビットコイン価格の予想オッズを公表した。
オッズによれば、半年後の9月時点で、BTC価格が「1万ドル(約110万円)」を突破する確率は、4.6%であると予測。6,000ドル(約66万円)を超える確率は20%としている。
Odds of bitcoin >10k by September = 4.6%
— skew (@skew_markets) 2019年3月18日
What do you think? pic.twitter.com/5BVeRbETem
2018年のビットコイン価格は、中・長期で複数回に渡って6,000ドルをサポート。大幅に反発を見せるなど、最重要な心理的なラインとして見られていた。仮に9月までに6,000ドルまで復帰できた場合、投資家心理は大幅に改善するものと考えられる。
現在のビットコイン価格は、4,000ドル付近で推移している。
仮想通貨データ情報サイトCryptoMetricsによると、ビットコイン(BTC)の取引量(Exchange Volume)は、2018年4月以来の高水準にあることが分かる。
注目すべきは、昨年夏頃に底を付けて以降、昨年11月に仮想通貨市場が大暴落して以降も、ビットコイン取引量が増加の一途をたどっている傾向だ。2017年10月からの急上昇にも見て取れるように、取引量の急増にBTC価格が追従すれば、「トレンド転換」を示唆する一つのシグナルとなるかも知れない。
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— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年10月12日
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