- 藤巻議員とメルカリ会長が、ブロックチェーン・仮想通貨の将来について会談
- 「仮想通貨税制を変える会」の藤巻健史議員と、国内最大手フリマアプリを展開するメルカリの山田進太郎会長が、ブロックチェーン・暗号資産の将来について会談を行ったことが明らかになった。
藤巻議員とメルカリ会長が、ブロックチェーン・仮想通貨の将来について会談
「仮想通貨税制を変える会」の藤巻健史議員と、国内最大手フリマアプリを展開するメルカリの山田進太郎会長が、ブロックチェーン・暗号資産の将来について会談を行ったことが明らかになった。
一昨日はメルカリ代表取締役会長&CEOの #山田進太郎氏 、会長室室長の河野秀治氏と会食。ブロックチェーン・暗号資産の将来、日本経済が発展して行くためには何が必要か?等を議論させていただいた。共感することが多かった。お互い、かなりの点で思想が似ていることを確認。
— 藤巻 健史(経済評論家・参議院議員) (@fujimaki_takesi) 2019年4月23日
#メルカリ社長 pic.twitter.com/6ML2CcJ3Zo
メルカリ(証券コード:4385)は昨年6月19日、満を持して東京証券取引所マザーズに新規上場を果たした。IPO公募価格の3000円を大幅に上回る5300円で取引を終えたことで、終値ベースの時価総額は、マザーズの全銘柄首位となる約7000億円に到達している。
メルカリの海外事業やメルペイの展開にかかわる先行費用投資として多額の資金を投じているものの、創業5年で登りつめた同社の将来性に対する市場の期待値は極めて高く、2019年4月24日時点でも、時価総額5,000億円相当を維持する。
国内を代表するユニコーン企業として、スタートアップシーンを牽引し続けた若き天才経営者、山田進太郎(当時40歳)氏の動向にも注目が集まる。
メルカリとブロックチェーンの研究開発
そんなメルカリが、昨年10月4日に開催したMercari Tech Conf 2018において、メルペイの曾川景介CTOは、ブロックチェーン技術を用いていたプロトタイプ「mercari X」をコンセプトモデルとして開発していることを発表。
「mercari X」は、任意の2者の間で行われる価値の交換に必要となる、リスティングとエスクローをプロトコルとして定義し、価値交換のモデルを確立することを目指していると話した。
これは、社内でのみ実験的に公開しているコンセプトモデルであり、一般公開を予定しているものではないという。
「MercariX」は、大きく分けて2つのアプリケーションを実装している。
1つ目は、現在のメルカリと同じような、出品者と購入者が取引を行う機能を備えたアプリケーション。2つ目は、エスクローマーケット機能を備えたアプリケーションで、これは仲介をするためだけのアプリケーションだ。
メルペイでは、お金の流動性を高め、「お金がなくても使えるようなメルカリを目指す」と言及しており、今後の展開が注目される。