はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

SFOX独自指標が強気目線となる理由、仮想通貨市場の継続上昇を示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

相場の展望はやや強気目線
機関投資家向けプラットフォームSFOXの独自指標は、4月末までのデータから相場を「やや強気」と示した。現在の価格上昇は一時的なものではなく、持続的な上昇を形成するものであると分析している。

SFOX独自指標は「やや強気」を示す

機関投資家向けの仮想通貨取引プラットフォーム「SFOX」の月次相場レポートは、4月末時点での仮想通貨市場の展望を、先月に引き続き「やや強気」と報告した。

この独自指標は、価格推移とマーケット・センチメント、業界の動向(ファンダメンタル)から算出されるものであり、「非常に弱気」から「非常に強気」までの7段階で変動する。

そして同レポートは、「やや強気」の要因は主に次の2点にまとめられるとした。

  • 価格推移や業界におけるインフラの発展、機関からの関心の高まりなど、数ヶ月に渡って継続している好ファンダ
  • 4月初めの相場の急騰、その後の上昇したレンジでの継続的な価格推移

また、現在の相場は、FOMO(取り残されることを恐る感情を指すスラング)等による一時的な高騰ではなく、持続的な上昇の軌道を描いている可能性が高いことを指標は示唆しているとする。

機関投資家からの関心の高まりについては、米大手資産運用会社フィデリティがそれらに該当する投資家を対象に実施した調査のポジティブな結果からも、良好な見通しであることが推察できるだろう。同調査では、機関投資家の22%がすでにデジタル資産(仮想通貨)を保有、およそ40%が今後仮想通貨をポートフォリオに加えることを検討していることが判明した。

ボラティリティの背景

先月もビットコインおよび主要アルトコインでの大きな価格変動がみられたが、それらの中でも特に、「ETCの急騰」、「BSVの上場廃止」、「テザー・ショック」が印象を残す格好となった。

4月7日に、ETC価格は最大で50%以上の上昇を記録。その背景には、日本時間6日に行われたイーサリアムクラシック開発者会議で発表された最新アップデートECIP-1054、通称「アトランティス」に関する意見が交わされ、実施に向けたアップデート内容への見解がまとまった事があったと見られている。

一方でBSVは、10日から16日までの期間で最大30%以上価格が下落。その要因としては、大手取引所バイナンスから始まりKrakenやShapeShiftも実行したBSVの相次ぐ上場廃止があった。

そして26日には、テザーの裏付け資産の不正利用発覚疑惑が引き金となり、61万円台で推移していたBTCは、わずか30分間で56万円まで下落、前日比5%安を記録した。

4月も様々なファンダによって相場が動いたが、今月も13日から15日の間に開催される世界最大のブロックチェーンカンファレンス「CONSENSUS 2019」などが控えるなど、相場に影響を及ぼす可能性のあるイベントが予定されている。

▶️本日の速報をチェック

CoinPost関連記事

現仮想通貨市場に「上昇相場を示唆する3つの要因」2020年に最高値更新?|CNBC番組内
米投資ファンドFundstrat社の創設者であるトム・リー氏は、長引く仮想通貨の弱気相場がついに終わりを迎えたとCNBC番組で語った。2020年までにビットコイン価格は過去最高を更新すると見るリー氏は、現相場で見られる3つの上昇要因を解説した。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/17 火曜日
14:20
DePINや分散型IDが切り開くAIと仮想通貨の未来は a16zが示す11のユースケース
米大手VCのa16zが発表したAIと仮想通貨の交差点に関する最新レポートを詳しく解説した。アイデンティティ、分散型インフラ、新経済モデルなど11の具体的ユースケースから、実現可能性や今後の課題などを探る。
13:35
アーサー・ヘイズ、ステーブルコイン投機バブル警告もサークル株価上昇を予測
BitMEX創設者アーサー・ヘイズ氏がステーブルコイン投資ブームの到来とバブル崩壊を警告。サークル株価は上場2週間で公募価格の5倍に急騰し、機関投資家の売買が後押しに。
13:15
米国製「トランプモバイル」発表、トランプ一族企業が携帯電話に参入
ドナルド・トランプ氏の企業トランプ・オーガニゼーションが携帯電話事業「トランプモバイル」を開始する。手頃な価格の通信プランを用意し、米国製スマホも発売予定だ。
11:40
トランプG7早期離脱で地政学リスク拡大懸念も、ビットコインは10万ドル台で推移
トランプ米大統領がイラン情勢悪化を受けてG7サミットを切り上げ帰国し、中東の地政学リスクが高まる中、ビットコインは前日比+0.9%の106,787ドルで堅調に推移。イラン高官のホルムズ海峡封鎖警告で原油価格が5か月ぶり高値に急騰したものの、機関投資家による暗号資産ETPへの資金流入は19億ドルを記録し9週連続の流入となった。
11:00
JPモルガンが「JPMD」商標出願、新ステーブルコイン開発か?
米銀行大手JPモルガンが「JPMD」商標を出願した。内容と名称からステーブルコイン関連との推測もされている。JPモルガンは、すでにKinexysなどブロックチェーン事業に参入している。
10:30
ビットコイン現物ETFの出来高、BTC取引全体の約25%に
仮想通貨ビットコインの現物ETFの出来高は、ビットコインの現物市場におけるシェアが拡大基調にある。最新データでは24.27%で、5月29日には過去最高水準に達していた。
10:05
ビットコイン価格、「セイラー・サイクル」でさらに100倍上昇の可能性 専門家が議論
ビットコインマキシマリストであるブラッド・ミルズ氏が従来の暴騰・暴落サイクル終了を宣言し、機関投資家主導の「セイラーサイクル」で100倍上昇を予測。経済学者らは供給制約で2027年に100万ドル到達可能性を分析。
08:50
香港上場ミーム・ストラテジー、5400万円でソラナ購入
香港のミーム・ストラテジーが、仮想通貨ソラナを戦略的財政配分として購入。高速・低コスト取引とステーキング収益を評価し長期保有方針をとる。
08:20
ナスダック上場企業SRM、トロン財務戦略を発表
ナスダック上場企業SRM Entertainmentは、1億ドルを調達しトロン財務戦略を開始することを発表。トロン創設者のジャスティン・サンを顧問に迎え入れ、社名をTron Inc.に変更する。
07:55
QCP分析「イラン・イスラエル情勢悪化も機関投資家はビットコイン買い継続」
イランが湾岸諸国に米国経由でイスラエル停戦圧力を要請、核協議柔軟性も示唆。QCP分析ではビットコインが中東緊張下でも10.2万ドルから10.7万ドルに迅速に回復、機関投資家の継続的な買いが下支えと指摘。
07:20
サークル株価さらに高騰、米ステーブルコイン規制法案採決と大手企業参入期待で
USDC発行企業サークルの株価が先週金曜日に続いて史上最高値を更新継続。米上院でステーブルコイン規制法案GENIUS法の採決予定とJPモルガンやウォルマートなど大手企業の参入観測が株価押し上げ要因に。
07:00
米証券大手カンターが評価、ソラナは財務資産としてイーサリアムを上回るか
カンター証券がソラナ財政企業3社のカバレッジを開始し、イーサリアムより財務資産として有利と評価。総ロック価値でイーサリアムが上回るが開発者成長率でソラナは優勢と分析。
06:15
6月22日までに知事署名がなければ自動成立か、テキサスBTC準備金法案
テキサス州のアボット知事によるビットコイン準備金法案SB21の署名期限が今週日曜日に到来。署名しなければ自動的に法律として成立し、全米3番目のビットコイン保有州が実現。
06:02
トゥルース・ソーシャル、ビットコインとイーサリアムの混合型ETFを申請
トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ運営のTruth Socialが、仮想通貨ビットコインとイーサリアムを組み合わせたETFをSECに申請。資産の4分の3をビットコインに配分予定。
05:45
10週連続でビットコイン追加購入、今回は1520億円相当 ストラテジー社
セイラーのストラテジー社は16日夜、6月9日から6月15日の間に総額1520億円を投じて、10100 BTCを購入したことを報告した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧