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サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

銀行になる狙い

大手ステーブルコイン発行企業サークル(CRCL)が6月30日、米通貨監督庁(OCC)に「ファースト・ナショナル・デジタル通貨銀行」の設立申請を行ったことを明かした。

銀行免許が承認されれば、サークルはUSDCステーブルコインの準備金(ドル現金・米国債)を自己管理し、機関投資家向けに仮想通貨カストディサービスを提供できる。従来の銀行とは異なり、預金受入や融資業務は対象外となる。

ジェレミー・アレール最高経営責任者は「最高水準の信頼性と透明性を追求してきた」と述べ、IPO上場に続く企業統治強化の一環と説明した。現在USDCの準備金はBNYメロンで保管され、ブラックロックが管理している。

関連:サークル株価9倍急騰の理由とは? USDCの収益構造とIPO評価=Coin Metricsレポート

同氏は「ステーブルコインは初期採用段階から主流段階への移行期にある」と語り、大手金融機関が利用しやすい基盤構築を目指すと強調した。現在、仮想通貨企業でありながらナショナル・トラスト銀行免許を持つのはアンカレッジ・デジタルのみである。

関連:米仮想通貨銀行アンカレッジ、USDC等の段階的廃止発表 業界から「利益相反」批判

米議会ではステーブルコインの連邦規制枠組み法案が審議中で、トランプ大統領の署名により成立する見込みだ。法案は発行企業に流動資産による裏付けと月次の準備金構成開示を義務付ける。

関連:トランプ大統領がGENIUS法成立を強く要求、「天才的法案」と称賛

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