CoinPostで今最も読まれています

イラン中央銀行が警告「仮想通貨の売買は違法」|AML最高評議会の禁止行為

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イラン中央銀行、仮想通貨売買に警告
イラン中央銀行の新技術部門の副総裁が、ビットコインなど仮想通貨取引は、AML最高評議会に禁じられた違法行為であると警告した。同国では、経済制裁逃れのマイニングをめぐる論争も過熱している。

イラン中央銀行、仮想通貨売買に警告

イラン中央銀行の新技術部門の副総裁Nasser Hakimi氏は、ビットコインをはじめとする仮想通貨および電子キャッシュの取引は、アンチマネーロンダリング最高評議会に禁じられた違法行為であると警告した。

現地メディアの「タスニム通信」が報じた。

また同氏は、必ず儲かると謳った仮想通貨関連の広告や業者に対して警戒する必要があると注意を促し、価格変動の激しいビットコインを取引する際のリスクについても注意喚起を行っている。

このように体裁上は、イラン政府が国民を仮想通貨取引で発生しうるリスクから保護するためとして、仮想通貨の売買禁止にも言及した格好だ。

しかしながら、米国による経済制裁の影響でイランの経済は極めて不安定となっており、同国におけるビットコイン需要は高い。

マイニングめぐる論争も

先日、イランの産業省副長官は、米国がイランの仮想通貨マイニングを妨害しようとしていると主張した。

イランの地元メディアAl-Farsによると、イランの産業省副長官Saeed Zarandi氏は、仮想通貨を経済制裁の回避方法と資金洗浄のツールとみなす米国議会が難色を示したとしている。

なお今年2月、イランの中銀はゴールドにペッグする仮想通貨「PayMon」を発行したが、これに関する詳細は明らかになっていない。判明したのはこの通貨はステラ(Lumen)のネットワークを利用している点だけだという。

CoinPostの関連記事

経済危機国イランで高まるビットコイン需要 インフレや経済制裁が仮想通貨流入を促進か
米国からの経済制裁や国内の政治不和による影響で経済不振が続くイラン。法定通貨もインフレで機能しないことから、避難通貨としてビットコインの需要が急増している。
韓国規制当局、仮想通貨リブラによる経済不安定化を危惧
韓国規制当局がリブラの見解を示す文書を公表した。今後金融危機が訪れた際に収拾が付かなくなる懸念など、広く普及した場合に予期されるリスクについて詳述されている。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/24 水曜日
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。
07:10
ビットコインの機能を拡充する新提案が公開
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトなどを実現する開発提案がBIP-420として公開。以前から関心を集めている提案の内容が改めて説明された。
06:35
バイナンスアプリの削除、フィリピン当局がアップルとグーグルに命令
フィリピンはバイナンスの顧客基盤における重要な構成国だが、同SECは2023年11月以降、バイナンスを投資に利用しないよう国民に積極的に警告していた。
05:50
エルサルバドルの国営ビットコインウォレット、ハッカーがコードを流出
今回の漏洩は、4月上旬に報告された510万人のサルバドル人の個人情報リークを含む、一連のChivoウォレット関連のハッキングに続くものだ。
04/23 火曜日
19:00
メゾンマルジェラ MetaTABI NFT発売
メゾンマルジェラがMetaTABI NFTを一般販売開始。デジタル専用設計のタビシューズはThe Fabricantとのコラボで、限定版タビブーツとレザーウォレットが付属。今後のWeb3ブランドイベントにも参加可能。
18:00
ライフカードVプリカ 仮想通貨で購入可能に
ライフカードが暗号資産(仮想通貨)決済サービス事業者Slash Fintechと提携。2024年5月15日から「Slash Vプリカ SHOP」でステーブルコイン等を使ったVプリカギフトの販売を開始する。インターネットショッピングやオンラインゲーム等、デジタルサービスでのプリペイド決済が拡大する見込み。
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。
12:00
「スイス中銀はビットコインを準備資産に持つべき」2B4CHが提唱
スイスの仮想通貨擁護団体「2B4CH」は、スイス国立銀行がビットコインを準備金として持つことを提唱している。国民投票を目指す計画だ。
11:00
米大統領候補ケネディJr氏、ブロックチェーンによる国家予算監督を提唱
米大統領選候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は21日、米国の国家予算をブロックチェーンに記録して透明性を高めるという考えを披露した。
10:12
NY証券取引所、取引時間の延伸を検討か
仮想通貨と同様に株式等を24時間取引できるようにすることのメリットなどを、ニューヨーク証券取引所が市場参加者に調査していることがわかった。調査の概要が明らかになっている。
09:25
Xverseウォレット、ビットコインRunes機能対応
XverseはOKXのOrdinalsマーケットプレイスや、Magic EdenのビットコインNFT電子市場で利用可能だ。ライバルの仮想通貨ビットコイン専用ウォレット「UniSat」もRunesに対応済み。
08:00
FTX、ロックされたソラナを個人投資家参加のオークションに
FTXは4月上旬ロックされたSOLを清算するために、高割引として、2,500万~3,000万の仮想通貨SOLを約19億ドル相当で売却。これは、1トークン=64ドルの安値だったが、当時の価格は約175ドルだった。
07:15
スクエニ「シンビオジェネシス」、世界展開をアニモカJPが支援
スクエニのNFTコレクティブルアートプロジェクト「シンビオジェネシス」の世界展開を支援するとアニモカブランズジャパンが発表。400社超のWeb3企業に投資するアニモカブランズのネットワークも活用する。
06:45
Magic Eden、ビットコインのミームコイン規格Runesに対応
Runesはビットコインの4度目の半減期が発動した4月20日にローンチされたビットコインメインネット上で代替可能な新規ミームコインを発行するプロトコルで、既存のBRC20トークン規格の改善版に当たる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧