CoinPostで今最も読まれています

米大手ネットショップ、ビットコイン(BTC)決済を新たに73か国に導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン決済可能国が拡大
米国の大手ネットショップが、BitPayとの業務提携により、米国以外に新たに73か国においてBTC決済を開始する旨を発表した。業務拡大により、大手企業が仮想通貨決済を普及させていく傾向に期待感が高い。

80か国以上でビットコイン決済が可能に

米国の大手ネットショップである【Newegg】が、仮想通貨決済サービス企業BitPayとの業務提携により、新たに73か国においてビットコイン決済を可能にする旨を発表した

Neweggは、PCやソフトウェア、電化製品などをメインに取り扱う大規模なオンラインショップだ。

これにより、Neweggのビットコイン決済対応国は80か国以上に上り、Neweggユーザーはほぼ世界中でビットコイン決済が可能になる。

Neweggのグローバルセールス統括者であるAnthony Chow氏は、「5年前、我々は世界で初めてビットコイン決済を可能にした企業の一つであったが、我々のユーザーはすぐにビットコイン決済に馴染んでくれた。現在は、ビットコイン決済を好むユーザーも増加傾向にあるため、我々は今後も、ネットショッピングにおけるビットコイン決済を通じて、イノベーションを興していきたい」と語っている。

2014年、NeweggはBitPayとの業務提携を通じ、ビットコイン決済をまずは米国、そして後にカナダで実現した。BitPayは年間10億ドルものビットコイン決済を取り扱う企業だが、その功績の一つは、チャージバックを始めとするクレジットカードの不正使用が一切ないことだ。

そればかりか、BitPayとの決済取引を通じてNeweggは、従来のクレジットカード決済であれば手数料として同社が負担すべき分の金額を、同社の収益として計上できるようになったという。

BitPayのCCOであるSonny Singh氏は、「ビットコインによる送金手続きは、メールの送受信と同様にユーザーにとって日常的なことになりつつある。Neweggはこの先進的な取り組みに挑戦した企業の一つであり、ほぼ世界中でのビットコイン決済を可能にしてきた。」と語る。

仮想通貨決済に関する他社事例としては、米仮想通貨決済企業Flexa社による決済アプリ「SPEDN」などが挙げられる。同社の対応通貨として、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ジェミニドルに続き、ライトコインが今月追加された。SPDENは、ホールフーズ・マーケット、サーティワンアイスクリーム、スターバックスなどの著名小売店で使用することができる。

CoinPostの注目記事

ビットコイン利用の高速決済サービスが発表|スターバックス、アマゾンなどで利用可能に
BTC決済サービスの開発を行う米スタートアップが、ライトニングネットワークを利用した決済アプリを発表した。アマゾンやスターバックスなどの人気小売店で利用できる。
米財務長官、米規制機関が近い将来「仮想通貨規制」を施行する可能性を示唆
米ムニューシン財務長官は規制機関が仮想通貨ルールの制定・施行する可能性について言及。なおビットコインの将来性には高い懐疑的な見解も示した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/02 木曜日
06:15
FOMCで政策金利現状維持、ビットコイン一時58000ドル回復
仮想通貨ビットコインは一時58,000ドル水準を回復。パウエル議長が「米経済は成長もしくはインフレでスタグフレーションは想定していない」とコメントしスタグフレーションへの懸念を後退させた。
05/01 水曜日
15:00
Bitwise最高投資責任者「米国でステーブルコイン法案可決なら、甚大な影響を及ぼし得る」
仮想通貨投資企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、米国議会が今年、包括的なステーブルコイン法案を可決する可能性に言及。実現した場合、仮想通貨の広範な普及という面で ビットコイン現物ETFの承認と同等か、それ以上に大きな影響を与える可能性があると述べた。
12:30
米コインベース、ビットコインのライトニングネットワークを導入
米大手仮想通貨取引所コインベースは、ビットコインのライトニングネットワークを導入したと発表した。BTC送金を高速・低コストにする。
11:59
仮想通貨全面安、地合い悪化と香港ビットコインETFの思惑買い剥落で
暗号資産(仮想通貨)相場では、経済指標を受けた米国株安などの地合い悪化に加え、香港市場のビットコインETF・イーサリアムETFの初動不調の影響もあり、ビットコイン(BTC)やアルトコイン相場が急落した。
11:25
Web3ゲーム企業Games for a Living、クラクラ制作企業などから5億円調達
EAの創設者Trip Hawkins氏が共同で立ち上げたWeb3ゲーム企業Games for a Livingは調達ラウンドで、5億円を調達した。
10:05
バイナンスCZ前CEO、懲役4か月の判決
米地裁は、仮想通貨取引所バイナンスのCZ前CEOに懲役4か月の判決を下した。法律違反を知らされていた証拠がないことなどが緩和材料となった。
09:20
東京都、デジタル証券発行の補助金申請を受付開始
デジタル証券(ST)発行企業を支援するため、東京都が補助金申請の受付を開始。都内の企業は申請が認められれば、ST発行に必要な経費の一部を補助してもらうことができる。
07:50
香港のビットコイン・イーサ現物ETF、初日出来高は米国版を大幅に下回る
6つの仮想通貨ビットコイン及びイーサリアムETFの初日出来高は1,100万ドルだった。1月に米国でデビューしたビットコインETF10銘柄の純流入額は6.55億ドルで、香港版はこれを大幅に下回った格好だ。
07:20
リップル社、日本にXRPL基盤のソリューション導入へ 
日本にXRPL基盤の企業向けソリューションを導入するため、リップル社とHashKey DXが提携。このソリューションを最初に利用するのはSBIグループの企業である。
06:45
バイナンスジャパン、ソラナ・XRPなどで日本円取引拡充
仮想通貨取引所Binance Japanは今年2月に、ラップドビットコイン、ファイルコイン、スイに対応追加。国内では、最多のラインアップを有する取引所として50銘柄を提供。
06:15
1つのソラナミームコインの時価総額が300兆ドルに、その理由は
この仮想通貨ミームコインの9割以上の発行数はトークン発行者に保有されており、「凍結権限」が発動されたため、購入した投資家はトークンの送信をすることができなくなっている。
05:50
米マイクロストラテジー、4月にもビットコイン買い増し
仮想通貨ビットコインを大量に保有しているが、2024年1Q業績については、売上高は前年同期比5%減の1億1,520万ドルとなった。株価は暴落している。
04/30 火曜日
14:45
米SECは一年前にイーサリアムの「正式調査命令」を承認していた コンセンシスの訴状で明らかに
米Web3企業コンセンシスは、対米SEC裁判で新たな書類を提出した。SECは一年前にイーサリアムを調査する正式命令を発行したと申し立てている。
14:34
個人マイナーがビットコインのブロック生成に成功、報酬3500万円相当を獲得
ビットコインのマイニングを行う個人マイナーがブロック生成に成功し、ブロック報酬と取引手数料で3,400万円の採掘報酬を獲得した。
13:18
EigenLayer、独自トークンをローンチへ
独自トークンEIGENをローンチしてエアドロップを行うことなどを、仮想通貨イーサリアムのリステーキングプロジェクトEigenLayerが発表。EIGENの役割も説明している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア