アスター(ASTR)の価格・チャート|今後の将来性や買い方を解説

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03/14 (木)
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4チェーン対応の仮想通貨ウォレット「スクランベリー」 NTT Digital提供開始
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03/12 (火)
【2024年3月最新】仮想通貨取引所のキャンペーン・特典情報まとめ
2024年3月更新:主要な暗号資産(仮想通貨)取引所が展開するキャンペーンと特典情報を徹底解説。仮想通貨取引の第一歩は、国内取引所の口座開設。初心者もトレーダーもキャンペーンや特典を駆使して、投資の機会を最大限に活用しましょう。
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03/06 (水)
アスター「Astar zkEVM」、メインネットローンチ 日本とアジア諸国の金融・エンタメの架け橋に
Astar zkEVMの立ち位置は既存のポルカドット基盤のAstarパラチェーンのエコシステムを補いASTRトークンの機能を拡大する狙いだ。
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今週は、仮想通貨ビットコインのJPモルガンによる価格予想や含み益の状況、裁判におけるサトシ・ナカモトのメール公開に関する記事が最も関心を集めた。
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02/27 (火)
AstarやOasys、BackPackら、能登半島地震で2,000万円寄付
株式会社グラコネら日本のブロックチェーン団体は能登半島地震で仮想通貨による寄付募集キャンペーンを実施。約2,000万円の寄付金を集めた。
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Astar Network(ASTR)の概要

Astar Network(ASTR)は、ポルカドット(DOT)に接続する、日本から生まれたパブリックブロックチェーンとしてスタート。その後、イーサリアムのレイヤー2としてエコシステムを拡張しています。このプロジェクトは、渡辺創太CEOが指揮を執るステイクテクノロジーズによって開発が主導されています。

Astar Networkでは、構築を奨励する(=Build2Earn:構築して稼ぐ)「dAppStaking」という開発者向けの報酬設計を導入し、dApps(分散型アプリ)エコシステム発展を設計上サポートしています。

2021年12月、ポルカドットのパラチェーンオークションに参加し、成功を収めた後、2022年1月にメインネットがローンチされました。2023年末の時点で、Astarはポルカドットネットワークの中で、総預金価値(TVL)においてトップクラスに位置しています。日本の大手企業や政府との提携経験もあり、国際的にも高い注目を集めています。

Astar Networkは2022年、Polychain Capitalをはじめとする主要な暗号資産ファンドから約25億円(約2200万ドル)を調達しました。その後、コインベースのベンチャーキャピタル部門から追加で資金を得て、9月にはネイティブトークンASTRが、グローバル大手の取引所バイナンスに上場しています。

Astar zkEVMへと拡張

2024年2月、イーサリアムとポルカドット間で橋渡しをする新たな取り組みとして、「Astar zkEVM Powered by Polygon」がローンチされました。「Astar zkEVM」は、イーサリアムのレイヤー2(L2)で、ポリゴンが提供するzkロールアップ技術を用い、ポリゴンの主要DEXであるQuickSwapなど、有力なプロジェクトをオンボーディングし、ユーザー体験を強化しています。

ASTRトークン

ASTRトークンは、Astar Networkのユーティリティとガバナンスに用いられます。トランザクション手数料の支払い、dAppsステーキングへの参加、コミュニティ内での投票権利など、多様な用途があります。ASTRは、Astar zkEVMのエコシステム内でも使用され、その需要を増加させています。加えて、トランザクション手数料として蓄積されるETHは、ASTRのバイバックや助成金に活用されることで、Astar Network全体の発展に貢献しています。

投資家5つの注目点

Astar(ASTR)には、その投資ポテンシャルを高めるいくつかの要素があります。以下は、投資家が特に注目すべきAstarの5つの主要な注目点です。

1.日本・アジアのWeb3市場における地位確立

公式サイトによると、日本のWeb3市場の70%がAstar Networkを選択しており、国内市場での支配的な地位を確立しています。博報堂はAstar Networkと連携し、WEB3.0ハッカソンの企画・運営を行う新会社「博報堂キースリー」を設立しました。また、秋元康氏が総合プロデューサーを務めるアイドルプロジェクトや、ブロックチェーンゲームの開発を行うdouble jump.tokyoなど、NFTやP2Eゲーム分野への参入も進めています。

2. 企業や自治体・政府機関からの信頼

Astar Networkの創設者、渡辺創太氏は、日本で最も注目されるWeb3の専門家の一人です。自民党のWeb3推進チームへの助言も行い、トークンに関する法人税の期末課税評価の見直し(条件付き)など、海外に移転するプロジェクトを日本に呼び戻すための法制度が進行しています。

日本航空のNFT実証実験やみずほ銀行による自治体DX事業、渋谷区での開発者連携イベントなど、大企業や自治体からの信頼を得ています。また、渡辺氏はStartale Labsを設立し、ソニーネットワークコミュニケーションズ、NTTドコモなど、国内の大手企業との提携を重ねています。

3. イーサリアムとポルカドットの架け橋というポジショニング

Astar zkEVMは、イーサリアム用のレイヤー2スケーリングソリューションで、Ethereum Virtual Machine(EVM)と等価のスマートコントラクト環境を提供します。EVMチェーンとの即時相互運用が可能になり、トランザクションの効率化とプライバシー保護を実現。ETHの累積アドレス数が2.44億に達しているため、より広いユーザーベースへのアクセスが見込まれます。

Astarエコシステムは、Astar zkEVMとAstar Networkを併用することで、製品開発時の企業に対し最適な選択肢を提供します。

4. ZK技術を活用した革新

Astar zkEVMでは、「ゼロ知識証明」技術を活用してトランザクションの正当性を証明します。ブロックチェーン上のデータ量を減らしつつ、手数料を低く抑えて取引速度を高めます。

ゼロ知識証明は、証明者が特定の情報を明かさずに自らの主張の真実性を証明する暗号技術です。この技術を用いたレイヤー2解決策(zkロールアップ)は、数学的アプローチによりブロックチェーンの信頼性と整合性を保証し、他のソリューションよりも不正に対する耐性が高く、検証期間が不要です。これにより、取引の確定性が速やかに達成されます。

5. 長期ビジョン「Astar2.0」、Staking v3の実装

Astarは、「Astar2.0」という長期的な目標を掲げています。これは、Web3の可能性を最大限に活用し、世界中の何十億もの人々と企業に力を与えることを目指します。

この目標の一環として、「dApp Staking v3」が導入され、ASTRトークンのユーティリティが強化されます。このアップグレードは、トークンホルダーによるエコシステムへの積極的な参加を促し、dAppの開発と使用を奨励します。これにより、ネットワークの成長を促進します。ユーザーは、投票期間中にステーキングを行い、報酬を獲得するためにビルド&アーン期間を通じてその量を維持します。

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様々な仮想通貨を購入したい方は、取引所別の取り扱い銘柄を確認してみてください。

アスターの買い方1、投資目的に合わせた取引所選び

これからアスターを買いたいが、どの取引所が良いか分からない人・買い方が分からない投資家向けに、簡単なガイドをご用意しました。

アスターは世界的に有名な暗号資産であり、日本国内で複数の取引所で扱われています。自分のニーズや投資目標に最適な取引所を選ぶためには、取引所の特徴を理解することが重要です。以下、投資スタイルに合わせた取引所の選び方について4つのポイントを提供します。

1. 現物取引と積立投資
アスターの購入方法には、Eコマースサイトのようにシンプルに購入できる「販売所」や、株式取引のような本格的な「取引所」があります。現物取引をする際は、手数料の低さや利用のしやすさに注目しましょう。また、市場の変動に左右されずに投資を開始できる「積立投資」は、初心者に適した方法です。

2. 取引機能とレバレッジ
アスターを購入する方法は多岐にわたり、レバレッジ取引は少ない資本で大きな取引を可能にします。短期的な価格変動から利益を得ようとする積極的な投資戦略を求める方に適しています。PCで高機能なツールを提供する取引所もありますが、操作が簡単で直感的なインターフェースを提供する初心者向けの取引所もあります。

3. ステーキングとレンディング
暗号資産を預けて報酬を得るステーキングや、他者に貸し出して金利を受け取るレンディングは、受動的な収益を求める方に適しています。ただし、元本割れのリスクがあることに留意してください。取引所を選ぶ際には、報酬率や条件をよく確認しましょう。

4. NFT、Web3ゲームへのアクセス
Web3ゲーム、NFT利用などに興味がある方は、取引所から自分のウォレットに暗号資産を移動して、マーケットプレイスやゲームにアクセスする必要があります。迅速な出庫サポートと多様なブロックチェーンへの対応を提供する取引所を選びましょう。

適切な取引所を選択することは、投資体験を簡単にする鍵となります。このガイドが、アスター取引を始める際の参考になれば幸いです。

主要なアスター取引所の特徴早見表

おすすめ
取引所
おすすめポイント アプリの特徴 現物取引 レバレッジ取引 投資サービス 取引所手数料 最低取引単位 入金手数料 出金手数料 出庫手数料 備考
1
仮想通貨取引所 GMOコイン
GMOコイン
信頼と実績の
GMOインターネット
グループ
ビットコインも
外国為替FXも
ひとつのアプリで
販売所
取引所
レンディング
ステーキング
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
販売所:0.00001 BTC
取引所:0.0001 BTC
無料 無料 無料

アスターの買い方2、取引にかかる手数料をチェック

仮想通貨取引所では、いくつかの手数料が関わってきます。主なものには、取引手数料、スプレッド(売買価格に含まれるカバー手数料)、仮想通貨の出庫手数料、そして日本円の入出金手数料等があります。

取引所によっては、アスターの市場形成に寄与する注文方法(メイカー取引)に対して、手数料分を収益として得られる場合もあります。また、取引所の流動性に依存する売買価格差、つまり「ビットアスクスプレッド」も重要なコスト要因となります。

アスターの買い方3、具体的な購入までのプロセス

1. 口座開設

まずは購入の前に、交換業者への登録手続きを行なって口座を開設することが必要です。口座開設は主に以下のステップで進んでいきます。

  1. メールアドレスを入力して登録用のURLを受信
  2. 必要事項を入力
  3. 本人確認書類を提出

まずは、自身が使用するメールアドレスを交換業者の専用ページに入力します。その後は入力したメールアドレス宛に登録用のURLが届くので専用のページを開き、多くの場合ここでパスワードの設定を行います。

次は氏名や住所、投資目的などの情報を入力。口座開設には本人確認が必要なため、必要書類をアップロードしたり、郵送したりする手続きが必要です。その後に審査が行われ、通過すればアスターを購入できるようになります。

2.入金方法

口座開設が完了したら、次にアスターを購入するために円の入金を行います。円の入金方法は、対応している銀行などが交換業者によって異なるので、必要に応じて事前に確認しておくことをお勧めします。

入金では、主に以下のような方法で最初に円を交換業者の口座に預け入れます。

  • 銀行振込
  • インターネットバンキングから入金
  • コンビニから入金

入金後、自身の口座に円の残高が反映したら、その資金を使ってアスターの購入が可能。取引所か販売所を選んで、必要事項を入力して購入手続きを行います。

GMOコインでのアスター(ASTR)の購入方法

GMOコインの「販売所」では、同社が設定した価格でアスター(ASTR)の売買が行えます。購入は提示された買取価格で、売却は売り価格で行われ、操作が直感的で初心者にも理解しやすいです。しかし、購入価格と売却価格の間にスプレッド(価格差)があるため、短期トレードには不向きです。

販売所の利用画面 出典:GMOコイン

「取引所」では、参加者同士が直接価格と数量を提示して取引します。自分の望む価格で購入または売却を希望し、それに応じた相手がいれば取引が成立します。この方式では、指値注文や成行注文を利用して取引を行うことができます。

取引所の利用画面 出典:GMOコイン

販売所の売買手数料は無料(スプレッドあり)。一方、アスター(ASTR)の場合、GMOコインの取引所の売買手数料は-0.03%(メーカー)および0.09%(テイカー)となっています。

GMOコインではアスター(ASTR)のステーキングが便利

ステーキングのメリットは、長期保有予定の仮想通貨を預け入れて放置しているだけで、株の配当のようなパッシブインカム(受動的収入)を得られる点にあります。

GMOコインにおいては、アスター(ASTR)を口座に預けるだけで、毎月資産が増加します。ASTRのステーキングによる推定報酬年率は3.0%〜3.8%(変動制)とされています。GMOコインのステーキングサービスを利用するための特別な申し込みや手続きは必要ありません。平均保有量に基づき、GMOコインの口座内で毎月自動的に報酬が支払われるシステムです。このサービスはいつでも解約が可能で、資産の引き出しも自由に行えます。

GMOコインの口座開設方法

出典:GMOコイン

GMOコインで口座開設をし取引開始するまで、主に「仮登録(メールアドレス登録)」・「本登録(本人情報の入力と本人確認書類の提出)」・「取引に必要なパスワードの受領」の3ステップを踏む必要があります。本人確認書類の提出方法は3種類あるため自身に合った選択をしましょう。