イーサリアム財団のリーダーであるブテリン氏は、自身のツイッターで、最近仮想通貨コミュニティ内でビットコインETFの許可に過剰に注目を浴びせていることについて物議。
ブテリン氏によれば、ETFは仮想通貨の相場にとってポジティブだが、仮想通貨自体がより簡単に使えるようにフォーカスすることこそが仮想通貨の原点だと訴えている。
I think there's too much emphasis on BTC/ETH/whatever ETFs, and not enough emphasis on making it easier for people to buy $5 to $100 in cryptocurrency via cards at corner stores. The former is better for pumping price, but the latter is much better for actual adoption.
— Vitalik Non-giver of Ether (@VitalikButerin) July 29, 2018
しかし、ブテリン氏のコメントに対する反論が浮上。
一つのツイートでは、法的規制の欠如や制限がその実用を妨げ、現時点では、ETFのほうが現実的だと。
また、リテール商売では仮想通貨を使うアドヴァンテージが見られないコメントも有った格好。
また、実際、SECが最近BTCとETHを有価証券として規制しないことにより、ETFの許可及び実用の普及にも大に朗報だと思われている。
例えば、Coinbaseの責任者Romero氏は先月、自社にとって、証券に該当しない仮想通貨を統合することがとても大事だと表明。
更に、CoinbaseのToshiという独自のイーサリアムアプリでこれからERC20トークンが主流市場へ向かうという期待感も持たれている模様。