TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

国際決済銀行:中央銀行のデジタル通貨導入によるマイナス影響を指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中央銀行発行のデジタル通貨について国際決済銀行が否定的見解を示す
ヨーロッパ中央銀行(ECB)と国際決済銀行(BIS)に所属する2つのワーキンググループにより提出されたレポートによると、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入による影響として、有害性効果がある、と指摘されています。

国際決済銀行が法定デジタル通貨を否定

国際決済銀行は、ヨーロッパにおける新しい銀行取引に関するレポートにおいて、中央銀行のデジタル通貨(CBDCs) の実現による影響効果に否定的な見解を示しました

このレポートは、ヨーロッパ中央銀行(ECB)と国際決済銀行(BIS)に支援された、2つのワーキンググループにより提出されており、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入による影響として、有害性効果があると警笛を鳴らしています。

また、この銀行当局者たちやその他の有識者からなる構成メンバーらは、ビットコインのような中央銀行によって法定的に管理されていないデジタル通貨に対して、「幅広くモニタリングを続けていく」と表明しています。

このレポートでは、以下のように結論付けています。

「中央銀行デジタル通貨(CBDC)の立ち上げに向けて、徹底して検討することが必要となります。金利、取引の構造、財政の安定性と財務の監督において、起こりうる影響を研究していく必要があります」

「取引レートとその他の資産価格に関する変動による影響については、ほとんど分かっていない部分でもあり、更に調査が必要です」

分散型デジタル通貨について、特にビットコインは、キャッシュレス経済に向けた策とはならないことを、ECBのBenoît Cœuré理事とBIS市場委員会のJacqueline Loh委員長の両氏が、明言しています。

このレポートでCBDCsに対する無干渉的な立ち場をとることにより、EUとその他の各国の中央銀行との間における構想の格差がさらに拡大しています。

ロシア、ベネズエラ、マーシャル諸島、カンボジア、トルコ、イランでは、逆に、国において仮想通貨を発行しているか、少なくとも国家による仮想通貨の発行に対して賛成しています。

CoinPostの関連記事

ロシア政府発行の仮想通貨:クリプトルーブルを法定通貨にする法案が提出される
ロシア政府発行の仮想通貨クリプトルーブル(cryptoruble)を法定通貨にするための法案が提出されました。発行を急ぐことはないと結論が出されたロシアの仮想通貨でしたが、1月初頭、プーチン大統領が仮想通貨発行の必要性を改めて表明しました。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
ソラナが史上最高値更新、XRPも急騰、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧