はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Lisk財団とブロックチェーン技術|非営利的プロジェクトとしての成功のために

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Lisk財団の理念
Lisk財団の目標は、一般的なユーザーがブロックチェーン技術を利用できるよう障害を取り除き、Liskのオープンソース化および非営利的プロジェクトとしての成功にあります。
仮想通貨Liskの特徴
基盤構造に含まれる分散型アプリケーションにより、世界中のJavaScript開発者がカスタマイズした「ブロックチェーン(サイドチェーン)」を作成することができます。

Liskとブロックチェーン

ビットコインなどの仮想通貨の基礎をなす”ブロックチェーン技術”は、デジタルアプリケーション界に大きな影響を与えると期待されています。

ドイツを拠点とするLisk社は、仮想通貨トレンドの震源地に位置する中核企業の一つとして知られています。

2016年5月に実装された、分散型ブロックチェーンのアプリケーションプラットフォームは、「JavaScript」によるアプリ構築を可能にしました。

これは、開発者や将来のブロックチェーンアプリユーザーにとって最適な対応だと言えるでしょう。

Lisk社は、新たな分野への進出を難しくしている障壁を取り除くことを目標に、簡易化した開発プロセスに力を入れています。

Max Kordek氏とOliver Beddows氏は、Lisk社の共同創設者であり、二人三脚でコードベースを準備、ウェブサイトのデザインを設計、会社の戦略を決めてきました。

Liskプロジェクトは、Lisk財団によって監督・管理されています。同基金には3名の取締役がおり、テクニカルエキスパートのBeddows副社長、法務部を統括するGuido Schmitz-Krummacher氏、財団の社長であるKordek氏がいます。

財団の主要コンセプトは「透明性」にあり、一般的なユーザーがブロックチェーン技術を利用できるよう障壁を取り払い、Liskのオープンソース化および非営利的プロジェクトとしての成功を目標としています。

また、Lisk社の主要戦略の一つは、世界トップレベルの第三者サービスプロバイダと組むことです。

仮想通貨としてのLisk

Liskには、ネットワークと仮想通貨(LSK)という2つの側面があります。

最大の特徴は、その基盤構造であり、そこに含まれる分散型アプリケーションにより、世界中のJavaScript開発者がカスタマイズした「ブロックチェーン(サイドチェーン)」を作成することができます。

これにより、”プライバシー、セキュリティー、将来性”を含む重要なアプリケーション開発が促進されています。

Kordek氏は、以下のように説明しています。

「サイドチェーンとは、メインの親ブロックチェーンと並行する独立した新しいブロックチェーンのことだ。本に貼る付箋のように、原文を変えずに新しい情報を追加することができる。」

Kordek氏は、Liskの普遍的なフレームワークが、世界中で使用可能な分散型アプリケーションで満たされていることに注目しています。

「これらのアプリケーションはいずれもサイドチェーンのおかげで独立し、スケーラブルになる。時間とともに進化するネットワークの一部となるため、より複雑かつ革新的なアプリケーションが開発できるようになるだろう。」

Kordek氏は、この新たなブロックチェーンフロンティアに挑戦するにあたって、イギリスの大物実業家リチャード・ブランソン、テスラ社CEOイーロン・マスク、マイクロソフトCEOビル・ゲイツ、Appleの元CEOスティーブ・ジョブズといった、テクノロジー界のパイオニアから大きなインスピレーションを受けていると語りました。

「彼らの突出した感性こそが”ビジネス成功の鍵”であると考えている。

我々は、このプロジェクトとLiskの未来像を信じており、彼らのような業界のパイオニアからインスピレーションを受け、このプロジェクトとチームが繁盛するための環境を作りたいと思っています。」

CoinPostの関連記事

【前編】リスク(Lisk)リローンチイベントまとめ:変更点、LiskIDなど
日本時間21日午前4:30より、Liskリローンチ・リブランディング発表がありました。今回のイベントでは新ロゴ発表、全く新しくなったホームページやプロダクトネームなどLiskファンにとっては興奮する内容となりました。

Lisk And The Booming Frontier Of Blockchain Applications

April 12, 2018 by Michael Scott

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁が銀行による仮想通貨保有を正式承認、オンチェーン手数料支払い目的で
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
06:20
サイファーパンクが28億円相当のジーキャッシュを追加購入、保有量は総供給量の約1.43%に
ウィンクルボス兄弟率いるサイファーパンクが2万9869ZECを追加購入。保有総額は23万3644ZECとなり、総供給量の1.43%を保有している。
06:05
ビットコインの調整終了を予測、年末に向けた上昇がベースシナリオ=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のアナリストが仮想通貨ビットコインの調整終了を予測した。複数の市場指標が極端な水準にリセットされ、年末に向けた上昇がベースシナリオだと話した。
05:35
フィデリティ、ステーキング機能付きソラナ現物ETFを提供開始
フィデリティが11月19日にステーキング機能を備えた仮想通貨ソラナETFを開始した。ティッカーシンボルはFSOLで、同社初のステーキング機能付きETFとなる。
11/18 火曜日
18:06
トランプ一族、世界初のトークン化ホテル開発プロジェクト参画を発表
トランプ・オーガニゼーションとDAR Globalが世界初のトークン化ホテル開発をモルディブで発表。ブロックチェーン技術を活用した新たな不動産投資モデルとして注目される。
18:03
Aave、米国で高利回り貯蓄アプリ「Aave App」開始へ 銀行入金・残高保護に対応
DeFi大手Aaveが一般ユーザー向け貯蓄アプリ「Aave App」を米国で提供開始予定。最大100万ドルの残高保護、自動積立機能など、従来の銀行預金(平均0.4%)を上回る利便性を提供する。
17:00
金商法移行で暗号資産市場はどう変わる? JVCEA小田会長が業界の懸念に回答|独自取材
暗号資産の金商法移行が最終局面を迎える中、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の小田玄紀代表理事がCoinPostの独自取材に応じた。開示規制は分散性の高い銘柄を対象外とし、取扱銘柄の大幅減少は想定されていないと明言。規制の枠組みを理解した上での革新を呼びかけた。分離課税実現には金商法移行が必要条件の一つであり、多くの政党が前向きに検討していると認識を示した。
16:23
マウントゴックス、ビットコイン1万BTCを動かす 弁済に進展か
破綻した暗号資産取引所マウントゴックスが11月18日、約1万608BTC(約1,470億円相当)を移動した。過去の大規模移動が債権者返済に先立って実施されてきた経緯から、今回も返済準備の可能性が指摘されている。同社は2024年7月から返済を開始しており、現在も約3万4,689BTCが未配布となっている。
14:54
暗号学者アダム・バック、ビットコインの現実的な量子リスクは最短でも20年後 「備えは十分可能」
暗号学者アダム・バック氏が量子コンピュータによる脅威について「20-40年は安全」との見解を示した。一方、専門家の間では5-10年以内のリスクを指摘する声もある。
13:40
エルサルバドル、下落局面で約155億円相当のビットコイン押し目買い 保有高は7474BTC
エルサルバドル政府が市場下落局面で約155億円相当のビットコインを追加購入し、保有高は7474BTCに達した。2025年1月に法定通貨地位を撤廃したものの、ブケレ政権は戦略的準備資産としての蓄積を継続している。
13:25
ヴィタリック、イーサリアムのプライバシー保護ツール「Kohaku」を紹介
仮想通貨イーサリアムのブテリン共同創設者がプライバシー保護ツール「Kohaku」を新たに紹介した。Railgun連携やゼロ知識証明で匿名性を強化する開発ロードマップを解説する。
13:10
CZ氏、6650億円の罰金返還なら米国に再投資と言及
バイナンス創業者CZ氏が米司法省への約6650億円の罰金返還時に米国再投資を表明。トランプ大統領からの恩赦後、民主党議員からの腐敗疑惑批判に対し、感謝と慎重さのバランスを強調した発言として注目される。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧