はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

トロンがメインネット移行、7/30公開予定のVirtual Machineで極秘プロジェクトの公開を示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨TRONが独立
仮想通貨TRONの創業者は「ブロックチェーン業界をR&D分野だけではなく、顧客体験を元に牽引したい」と言及。7月30日に実装予定のTron’s Virtual Machine(TVM)では、極秘プロジェクトの公開を示唆している。
TRONとは
エンターテインメントのデジタルコンテンツ配信をサポートするプロジェクト。パートナーシップとして、採掘王の異名をとるジハン・ウー率いるBITMAIN社が名を連ねている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

メインネット開設による価格への影響

イーサリアムネットワークから、独自のブロックチェーンネットワークへの移行を果たした仮想通貨TRON(TRX)。

創業者のJustin Sun氏は25日、Twitter上でトロンの「独立記念日ライブ」配信を行いました。

今回のメインネット開設によって、すでに時価総額10位にあるトロンの価格が劇的に変化することはなく、むしろ直近7日間は、激しい下落相場の影響を受け、約16%の下落を記録しています。

ただし、イーサリアムが同期間で約11%下落し、中国による第2回グローバルパブリックチェーン技術評価でランキング1位に選ばれ、一部で「Ethereum killer」と呼称される仮想通貨EOSも約22%下落していることを考慮すると、比較的堅調に推移していると言えるでしょう。

なお、TRON財団は、メインネットの開設に伴い、5,000万ドル(約55億円)相当の10億TRXをバーン(破棄)することを発表し、実行された模様です。

このトロン全発行量の1%に当たるTRXは、TORN財団があらかじめ所持している分のTRXであるため、市場に直接的な影響を与えることはないのではないと考えられており、大きな価格上昇がなかった一要因であるとされています。

今後のトロンの発展

Sun氏はCoinDeskに対し、「ブロックチェーン業界を研究開発(R&D)分野だけではなく、顧客体験を元に牽引していきたい」と自身の理念を述べ、以下のように主張しました。

イーサリアム(ETH)は、スーパーコンピューターの開発に躍起になっていた頃のIBMのようだ。

彼らは技術のみに焦点を当てており、顧客体験をないがしろにしている。

一方で同氏は、当時のIBMではなく、「コンピュータを個人単位で所有できるパソコンに落とし込み、消費者向けの商品を開発した」マイクロソフトを例に出し、ブロックチェーン業界のマイクロソフトになりたいと主張しました。

ブロックチェーン技術は、特に非技術者の消費者が触るには敷居が高いと言えることから、Sun氏の顧客体験に焦点を当てた今後の発展に注目が集まっています。

さらに、TRON財団は7月30日にトロンエコシステムのための「トロン仮想マシン(TRON Virtual Machine、TVM)」を実装し、スマートコントラクト開発や通貨発行などを手掛ける世界中の開発者たちに、より良い環境を提供する予定です。

Sun氏は、そのTVMの実装を行う際に、極秘プロジェクトの内1つを公開すると示唆しました。

コミュニティ内では、”極秘プロジェクト”の内容について様々な憶測が飛び交っており、今後のさらなる発展が期待されています。

CoinPostの関連記事

Tron供給量減少|10億TRX(55億円相当)のバーン・トロン財団所有の通貨を凍結
仮想通貨トロンの運営を行うTron Foundationは21日、独自のメインネットへの設立に伴い、5,000万ドル(55億円相当)の10億TRXをバーンすることを発表した。過去に行われた仮想通貨のバーンの中では史上最高額となり、流通量が減少することで希少価値が上昇する。
トロン(TRON/TRX) チャート・価格・相場・最新ニュース一覧
仮想通貨トロン(TRON/TRX)のチャート・価格・相場や、最新ニュース一覧を掲載しています。また、トロン(TRON/TRX)とは何か、通貨の概要やその詳細も解説しています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
18:51
仮想通貨の分離課税、2028年1月からの見通しか
暗号資産の申告分離課税の施行時期について、2028年1月からの案が浮上。金商法への移行や投資者保護体制の整備が条件とされ、当初想定の2027年より遅れる見通しだ。
18:00
Progmat, Inc.、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
Progmat, Inc.が、2026年2月27日に東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など通貨のデジタル化と社会実装をテーマに議論する。
17:51
GMOフィナンシャルHD、株主優待にビットコイン導入へ
上限1万円相当のBTC GMOフィナンシャルホールディングスは12月16日、2025年12月31日を基準日とする新たな株主優待を発表した。 新制度では、GMOクリック証券におけ…
17:45
トランプ大統領、仮想通貨支持派ウォーラー理事を次期FRB議長候補に面接へ=WSJ報道
トランプ大統領が仮想通貨支持派のウォーラーFRB理事を次期議長候補として18日に面接。ステーブルコインやDeFiに積極的で、利下げを主張する同氏は、エコノミストから高評価を得ているが、トランプ氏との個人的関係の薄さから「大穴候補」との見方も。
17:00
イーサリアム「フサカ」のメリット一覧|恩恵を受けるのは誰?
仮想通貨イーサリアムはフサカのアップグレードを完了しました。本記事では主にフサカによってどのようなメリットが生まれ、どんな主体が恩恵を受けるのかを考察します。
16:12
アニモカ・ブランズ・ジャパン、BTCFi事業者2社と相次ぎ提携 
Animoca Brands Japanは、Babylon LabsおよびBifrostとBTCFi分野で戦略的提携を締結。自己管理型ビットコイン運用ソリューションの日本市場展開を目指し、上場企業向けDAT支援事業を強化する。
15:52
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、BTC保有量で世界20位と発表
トランプ大統領次男エリック・トランプ氏が支援するアメリカン・ビットコインが、39日間で4社を追い抜き世界20位の上場企業BTC保有量を達成。2025年に企業のビットコイン保有が急拡大する中、同社は5,098BTCを保有し急成長を遂げている。
14:58
パンプ・ファンとソラナへの55億ドル訴訟、5000件の内部チャット提出へ
パンプ・ファンとソラナを相手取った集団訴訟で、裁判所が第二次修正訴状を許可。内部告発者から入手した5000件のチャット記録を新証拠として提出へ。40億~55億ドルの不正搾取疑惑でRICO法違反を主張。
13:45
ロシア下院委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定、投資手段に限定
ロシア下院金融市場委員会のアクサコフ委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定し、投資手段としてのみ認めると表明した。
11:50
JPYC EX、累計口座開設1万件・発行額5億円を突破
JPYC株式会社は、日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」において、累計口座開設数1万件、累計発行額5億円を突破したと発表。10月のリリースから約2か月での達成となった。
11:45
「ビットコインは最高値更新へ」Bitwise、2026年の3つの予測を公開
Bitwiseは仮想通貨投資家にとって特に重要な2026年の3つの予測を公開。その1つとしてビットコインは最高値を更新すると予測し、根拠を説明している。
11:40
セキュリタイズが来年トークン化株式取引開始、24時間オンチェーン取引を実現
証券トークン化プラットフォームのセキュリタイズが2026年第1四半期にトークン化された上場株式の取引を開始する。合成商品ではなく実際の規制された株式をオンチェーンで発行・取引し、24時間365日の流動性を提供へ。
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧