はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

飛び交う仮想通貨価格予想:"可能性か見込みか"が1つの判断材料となる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

様々な仮想通貨価格予想
仮想通貨市場において、アナリストや、専門家も含め、多くの人々が価格予想を行い、様々な情報が飛び交っています。しかし、そんな中で、ZyCryptoは、仮想通貨価格予想を見る際には、“可能性”と”見込み”の違いを知ることが重要であると記述しています。

2つの可能性

アナリストや、専門家といった類の人々は、今後数週間に起き得る価格変動を予測し、人々に発信することを求められます。

それは、仮想通貨業界でも例外ではありません。

しかし、彼らの意図するメッセージは、翻訳やメディアを介する中で失われてしまうことも十分にありえますし、もし予想が外れてしまえば、投資家からの反感を買い、信用も落としてしまうことになるのです。

しかし、情報の受け手側も、この専門家やアナリストのメッセージには”可能性”と”見込み”という2つの種類があることを理解するべきなのです。

この2つの種類は、非常に似通っているように感じますが、”可能性”というのは、あらゆる可能性のことを指します

つまり、ビットコインは、200万円になり、5,000万円になるというのも可能性としては十分にあり得るのです。

しかし、”見込み”というのは、今後数カ月でビットコイン価格が100万円に達し、逆に30万円にまで下がることはないというような決定的なデータに基づいて予測されることを指します

仮想通貨専門家を理解するために

既述の通り”可能性”で言えば、ビットコインはあらゆる可能性を持ち合わせていると言えるでしょう。

2017年のような急激な上昇、または、それ以上の上昇を遂げ、5,000万円の価格に達するかもしれませんし、逆に、30万円、または、それ以下の水準まで大幅に下落することも考えられるのです。

このような予測はあくまでも経験則に頼っている部分が大きく、専門家の信頼性に左右される予測となります。

しかし、その予測は、関連する情報や、事実的要素に裏付けられていない場合が多いため、結果的に間違いとなることが多いと言えるでしょう。

一方で、専門家が”見込み”による予測を行ったとすると、また違った話になってきます。

その予測は、関連する情報や、市場トレンド、過去のデータなどに裏付けられ、論理的に導き出されているものであるため、当たる場合が多くなってくるのです。

例えば、過去のデータをもとに考えると、ある仮想通貨が大手仮想通貨取引所に上場すれば、その仮想通貨の価格は上昇する傾向にあるのです。

最近では、仮想通貨Basic Attention Token(BAT)や、ゼロエックス(0x)が大手仮想通貨取引所Coinbaseに上場し、それぞれ25%、15%の価格上昇を記録しました。

米最大手取引所CoinbaseがADAなど5通貨を追加検討|直後に通貨価格上昇
Coinbaseは新たにADA、BAT、XLM、ZEC、ZRXを新たに追加する方針を発表しました。市場の規制が厳しくなる中で、Coinbaseが新たに通貨を上場させるべく、金融機関との調整を進める方針を示したことを、市場はポジティブに受け止めています。

このように、専門家は、自身の予想が”可能性”であるか、”見込み”であるかを、明確に区別し発信すべきなのです。

もし、専門家が区別が不明確な予測を立てていた場合、投資家自身がその専門家の発言に注意深く耳を傾け、客観的な視点で、その予測が”可能性”であるのか、”見込み”であるのかを判断する必要があると言えるでしょう。

そして、あなたが仮想通貨市場をより深く理解しようと努め、理解の深い専門家の意見を適切に取り入れることで、さらなるパフォーマンスの向上に繋がるのではないでしょうか。

この記事執筆時点で、ビットコイン価格は、6,367ドル(約71万円)となっています。

仮想通貨市場は、2018年に入ってから下落の一途をたどっており、2017年の上昇とは打って変わって大幅な下落となっています。

この現状を打破するために、仮想通貨市場には、ポジティブなニュースが必要であると言えます。

Is It Possible Or Is It Likely That Bitcoin Will Hit $20K, $50K Or Even $300K ?

July 16, 2018

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。
09/17 水曜日
18:00
日本でステーブルコイン普及のハードルと可能性は?|WebX2025トークセッション
WebX2025で日本円建てステーブルコインの普及をめぐるパネルセッションが開催された。専門家がステーブルコインの課題やユースケース創出をめぐって徹底議論した。
17:43
メタプラネット、「Bitcoin.jp」ドメインを取得 「ビットコインジャパン」も設立
メタプラネットは「Bitcoin.jp」を戦略的に取得し、新会社を設立。国内ビットコイン事業の拡大と収益基盤強化を目指す。
15:15
ビットコイン・スタンダード著者、アルゼンチン・ミレイ政権の経済政策を「ポンジスキーム」と指摘
ビットコイン・スタンダード著者のサファディーン・アモス氏が、アルゼンチンのミレイ政権の経済政策を「国家規模のポンジスキーム」と痛烈に批判。キャリートレードによる金融システムの崩壊リスクと、自由主義政策の矛盾を解説した。
13:30
11年間休眠のビットコインクジラが1000BTC移動、170億円相当
11年以上休眠していたビットコインクジラが17日朝、1000BTCを4つの新しいアドレスに移動したことがオンチェーンデータで判明した。
11:40
コインベース、銀行の「預金流出」懸念を否定 ステーブルコイン規制めぐり反論
米仮想通貨取引所大手コインベースが銀行業界のステーブルコイン規制変更要求に対し、預金流出は根拠のない神話だとする反論文書を発表した。
10:45
米ビットコイン法案承認に向けた円卓会議、セイラー会長らが出席
米連邦議会でビットコイン法案の円卓会議が開催され、ストラテジーのマイケル・セイラー氏らが出席。この法案では米政府が合計で仮想通貨ビットコインを100万BTC購入することなどが提案されている。
10:02
米国と英国、仮想通貨市場などで連携強化を協議=報道
ベッセント米財務長官、リーブス英財務相が仮想通貨分野での連携強化を協議した。リップル社なども出席した会合で、英米テックブリッジ関連で話し合いが行われた。
09:40
バイナンス、米司法省との監視官解除交渉が進行中=報道 
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが43億ドルの和解合意で課された外部監視官の要件が解除される可能性について米司法省と協議していることが報じられた。BNBが上昇。
08:40
サークル、ハイパーリキッド上でUSDC展開へ HYPE投資も実施
大手ステーブルコイン発行企業のサークルがデリバティブ取引DEX最大手のハイパーリキッドでUSDCのネイティブサポートを開始すると発表した。
08:10
米SECの仮想通貨ETFの新たな上場基準、10月にも適用開始か
Bitwiseの最高投資責任者は、米SECの仮想通貨ETF上場の汎用的なルールが10月にも適用される可能性があると分析。それによって多くの仮想通貨ETFが誕生する可能性があると述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧