- ライトコインコアリリース
- ライトコイン手数料が次のコアリリースで10分の1になり、2015年の水準まで戻る。高騰していた手数料が下がることは、弱気市場からの脱出への大きな力になる可能性も。
ライトコインコアリリース
ライトコインの次のコアリリース(Core 0.17)で、ライトコインの送金手数料が現在の10分の1になる見込みだと分かった。
Litecoin Fees to lower by 10x in next Core Release.@thrasher_au @LitecoinProject #Litecoin https://t.co/AAkBdzZkMr
— Litecoin.Com (@LitecoinDotCom) 2018年10月19日
ライトコインの送金手数料は送金額ではなく、一回の取引当たりで使われたデータサイズによって決定される。現在、KB(キロバイト)当たりの手数料は$0.05(L0.001)程度だが、今回のコアリリースにより$0.005(L0.0001)となり、10分の1程度まで下がる。これは2015年頃の水準と同等だ。
ライトコインの創設者である「Charlie Lee」氏は、2018年1月ごろから、この水準に手数料を戻すことについて言及していた。
Litecoin dev update: we are working on the next release of Litecoin Core and will reduce relay fees to 0.01 lite (0.00001 LTC). Should be released soon. The release after this one, we will reduce min fee to 0.1 lite (0.0001 LTC).
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2018年1月18日
I'm also finishing up my fee signaling proposal.
(ライトコイン創設者Charlie Leeの2018年1月のツイッターより。次回のコアリリースで手数料を0.0001LTCまで下げたいとしていた。)
ライトコイン手数料の推移は、以下の通りだ。
( )手数料下落の影響は
手数料の急激な下落は、マイナーの収入減に繋がり、コミュニティを弱体化させかねないという懐疑論もあるが、そもそもライトコインの手数料はライトコインのマイナーの収入源の1%に過ぎないため、マイナーの活動には大した影響を与えないという見方もある。
ライトコインの開発者の一人である「Adrian Gallagher氏」は、ライトコインの手数料が下がることは良いことだと語っている。
ライトコインの普及のためには、手数料の下落はいいことだと考えている。ブロックにはまだ余裕があり、ブロックサイズは20GBと他のコインに比べてかなり小さい。
弱気市場が終わるのは、そう遠くない。今後3〜6ヶ月で市場の反転が見られるはずだ。今回の手数料の下落は、その後訪れる活発な取引の「重要条件」になるだろう。