はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国初、ブロックチェーンを利用した「地下鉄の電子請求書」を発行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国初ブロックチェーン利用の電子請求書を発行
中国ローカルの経済新聞社は、深セン市税務局とテンセント社が協業し、中国初となるブロックチェーンを利用した「地下鉄電子請求書」を発行したことを報じた。

中国初ブロックチェーン利用の「地下鉄」電子請求書を発行

中国ローカルの経済新聞社「Securities Daily」の報道により、深セン市税務局とテンセント社が協力し、広東省深セン地下鉄フーティエン(福田)駅にて、中国では初となるブロックチェーンを利用した地下鉄電子請求書が18日に発行されたことが明らかとなった。

乗車後に、乗車客は「深センメトロ乗車コード」をWeChat(中国の国民的メッセンジャーアプリ)の決済ページ上で確認ができるという。

このシステムは、WeChatベースのブロックチェーン・インボイス・イニシアチブ上で構築され、1日に17万の請求書が発行される見込みとなっている。

また3月15日の時点で、同システムを利用する企業が千企業に登り、すでに100万件に及ぶ様々な請求書を発行しているようだ。その金額が200億円にも達した。

なお、大手銀行の建設銀行や、不動産最大手の「Vankeグループ」もその利用に積極的な態度を示している。

進む中国でのブロックチェーン実利用

今回の事例のみならず、中国におけるブロックチェーンの開発と実利用は着実に進んでいる。

同国内最大の検索エンジンを提供する大手IT企業百度(バイドゥ)社は先月14日、「独自のブロックチェーンオペレーティング・システム(OS)のBaidu Block Engine(BBE)を開始した。分散型アプリケーション(dApps)の開発を促進させる目的である」、とBaiduクラウドスペースにて公式に発表した。

出典:Baidu

また最近、不動産開発や運輸、インフラ、通信など様々な分野に従事する「新世界発展(NWD)」は、4月に住宅購入のためのブロックチェーン・プラットフォーム「PropTech」を立ち上げるため、香港特別行政区政府が創立した研究所「ASTRI」と協力関係を結んだことが明らかとなっている。

さらに、中国銀行(香港版)が、同プラットフォームを利用することも決定している。

現在、住宅購入をする際は、書類作業や仮売買契約、住宅ローン申請など様々な過程を経る必要があるが、「PropTech」の開発者は、このプラットフォームを利用することで、それら住宅購入の手続きに要する時間が8時間ほど削減されるだろうと語っている。

このように、ブロックチェーンを利用するケースが、中国国内において、かなり散見されるようになっている。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

中国銀行:不動産購入者向けブロックチェーン・プラットフォーム利用へ
「新世界発展(NWD)」は、4月に住宅購入のためのブロックチェーン・プラットフォーム「PropTech」を立ち上げるため、研究所「ASTRI」と協力関係を結んだことを発表。中国銀行(香港)が、同プラットフォームを利用することも決定している。
仮想通貨取引所Huobi、XRP(リップル)のOTC取引を開始|中国元や米ドルにも対応
大手仮想通貨取引所Huobi Globalは6日、仮想通貨XRPのOTC取引を開始した。P2Pで取引が可能なビットコインやイーサリアムに次ぐ7つ目の仮想通貨銘柄となっている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/07 日曜日
20:40
「ビットコインを価値の橋渡し役に」Bitcoin Japan CEO、繊維業からの大転換とAI戦略を語る
東証上場の堀田丸正から「ビットコインジャパン」へ大胆に転換したフィリップ・ロード(Phillip Lord)CEOが、CoinPost独占インタビューでビットコイン準備金戦略とAIインフラ投資の詳細を明かした。「日本の品質×米国の規模」で2030年までに500MW規模のデータセンター投資を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、イーサリアム「フサカ」実装完了やソラナスマホの独自通貨発行計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊ニュース|JPモルガンによるストラテジーのBTC売却回避能力の評価に高い関心
今週は、FRBの量的引き締め終了、チャールズ・シュワブの仮想通貨取引開始、JPモルガンによるストラテジーのビットコイン売却回避能力の評価に関する記事が関心を集めた。
12/06 土曜日
13:46
仮想通貨市場構造を定める「クラリティ法案」を遅滞させる3つの争点とは? 専門家見解
仮想通貨に詳しい弁護士が、ビットコインなどについて米国の規制を明確化する「クラリティ法案」の年内進捗は期待薄だと見解。3つの争点が議論のハードルだと指摘する、
11:15
メタマスク、予測市場取引機能を導入 ポリマーケットと連携しウォレット内で完結
メタマスクが12月4日、トラストウォレットが12月2日に予測市場機能を相次いで発表した。ユーザーは自己管理型ウォレット内で実世界のイベント結果を予測し仮想通貨で取引できるようになる。
10:45
SBI VCトレードとサッポロビール、黒ラベルTHE BARリニューアル記念でNFT配布キャンペーン開始
仮想通貨取引所SBI VCトレードとサッポロビールがWeb3技術を活用した実証実験を12月5日に開始した。黒ラベルTHE BARのリニューアルを記念し、応募者全員にNFTを配布。保有者は店舗で特別なビール体験が受けられる。
10:10
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、5週連続で資金流出 4200億円規模に
ブラックロックの仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」から5週連続で約4200億円が流出した。上場以来最長の流出超過を記録。同社の事業開発ディレクターは「正常な動き」と述べた。
09:30
米SEC、仮想通貨プライバシー円卓会議を来週開催 ジーキャッシュ創設者も参加
米証券取引委員会が金融監視とプライバシーをテーマにした円卓会議を12月15日に開催予定。ジーキャッシュ創設者ゾーコ・ウィルコックス氏を含む専門家がパネリストとして参加し、仮想通貨の匿名技術と監視措置について議論を行う。
08:35
トム・リーのビットマイン、今週約9.8万ETHを追加購入 総保有額1.8兆円相当
ビットマインは今週もETHの押し目買いを実施し9万7650イーサリアムを追加購入した。アーカムのデータによると、同社の総保有額は1.8兆円に達しETH総供給量の3.16%を占めている。
08:00
KLab、ビットコインと金を組み合わせた財務戦略を発表
KLabは、仮想通貨ビットコインと金を財務資産に組み込むデュアル・ゴールド・トレジャリー戦略を実施すると発表。同日発表した資金調達で得る約51億円のうち36億円を充当する。
07:35
ウィズダムツリー、欧州初の完全ステーキング型イーサリアムETPを上場
ウィズダムツリーが4日、Lidoプロトコル経由でミントされたstETHのみを保有する欧州初の完全ステーキング型イーサリアムETPを上場した。運用資産約5000万ドルでドイツ、スイス、フランス、オランダの取引所で取引が開始された。
06:30
ビットコイン保有企業の指数除外方針に反対、ストライブ社がMSCIに書簡
米ナスダック上場企業ストライブがMSCIに対し、ビットコイン保有企業を株式指数から除外する提案に反対する書簡を送付した。同社は7500BTC以上を保有する企業として、50%基準は不公平で実行不可能だと主張。
05:55
仮想通貨評価損不計上でフィスコとクシムに課徴金勧告 金融庁監視委が虚偽報告を指摘
証券取引等監視委員会が5日、フィスコとクシムに対し、仮想通貨の評価損を適切に計上せず有価証券報告書に虚偽記載を行ったとして、それぞれ1500万円と1200万円の課徴金納付を勧告した。
12/05 金曜日
19:26
テザー投資家が英政党に史上最高額寄付 改革党に18億円相当
ステーブルコイン発行会社テザーの投資家クリストファー・ハーボーン氏が英国改革党に900万ポンド(約18億円)を寄付し、存命個人からの政党寄付として史上最高額を記録。米国でもトランプ大統領が選挙期間中に仮想通貨業界から2600万ドル超を集めるなど、仮想通貨資金が英米両国の政治に影響力を持ち始めている。
18:40
Cloudflare障害でコインベースなど取引所が一時アクセス不能 11月に続き再発
12月5日夕方、Cloudflareの障害により、コインベースやクラーケンなど複数の仮想通貨取引所とDeFiプロトコルのユーザーインターフェースが一時的にアクセス不能に。11月18日に続く障害で、インフラ依存のリスクが再び浮き彫りとなった。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧