はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

年初来高値の株式市場と明暗別れるビットコイン(BTC)|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

13日に米中貿易に関する通商交渉で第一段階の合意(一部関税引き下げと追加関税発動延期)が伝わると、投資家心理が大幅に改善され、ポジティブサプライズで株式市場は高騰した。

S&P、ナスダックは連日で史上最高値を更新したほか、日経平均株価も年初来高値の24,000円を付け、バブル崩壊後の高値24,270円に迫る勢いを見せるなど、好調に推移している。

中国は2021年にかけて、米国からの輸入を米国の対中輸出実績1870億ドルの2倍付近となる2017年水準より2000億ドル増やすとされ、第2段階の貿易合意に向けて大きく前進した。さらに13日には、英保守党が大差で勝利し、英国の政治リスクも大幅後退したことで英ポンドが急伸するなどリスクオンに傾倒していた。FRBの低金利政策も追い風だ。

9月中旬、米中央銀行制度である連邦準備制度(FRS)は、銀行が流動性需要を満たすために数十億ドルをレポ(現金担保付債券貸借)市場に注入することを発表した。 レポ取引は、現金を担保として国債を貸付ける現金を担保として国債を貸付ける取引を指す。

12月11日に発表された発表によると、FRBは、12月13日〜2020年1月14日までの月間期間の買戻し契約(レポ)運用のスケジュールを公表。

仮想通貨の分析を手がけるRhythmは、FRBが来月までに少なくともさらに4,250億ドル(46兆円規模)の巨額資金を投じる予定について、ビットコインの時価総額全体の3倍の規模だとして注目した。

この件についてzycryptoは、レポ取引は従来の金融システムに対する不信感を助長し、ビットコイン(BTC)需要をもたらす可能性があると指摘している。

参考:zycrypto

明暗別れる金融市場

好調に推移する株式市場を横目に、新規材料の乏しい仮想通貨市場は軟調な相場が続く。リスクオンの株式市場でも、SBIHDやマネックス、GMO、REMIXなどの仮想通貨通貨関連銘柄は、規制強化に伴う出来高の落ち込みで業績がふるわず、いずれも低調だ。

BTC価格は、14日(土)に一時80万円付近まで上昇する局面もあったが、買いが続かず値崩れし、16日現在では前日比0.74%高の77.4万円(7080ドル)と低調に推移している。

15日安値7,000ドルを割り込んだ場合、直近安値6,500ドルが防衛ラインとなるが、下げ止まらなければ2018年の重要支持線6,000ドルのラインまで急落する恐れもある。11月下旬より弱気のパーフェクトオーダーを鮮明にしており、200日移動平均線(200MA)もいよいよ下向き始めた。採掘者損益分岐点を下回り不採算事業と化したと思しきマイナーの現物売りを懸念する声も根強く、下げ相場から脱却の糸口を掴めずにいる。

TASKAL_MONITORのアプリリリース

iOS版のTASKAL_MONITORが、APP Storeでリリースされた。

TASKAL

日本発の仮想通貨(暗号資産)情報プラットフォーム、日本のブルームバーグ端末を目指す「DECOCHART project」に、TASKALの仮想通貨トレーダーが自身の為に作った非公開トレードツール「TASKAL」のインターフェイスを融合したものだ。

TASKAL MONITORはDECOCHARTに対し、次の新機能の実装のためにiOSアプリで形にし提案している。

TASKAL公式サイト

「DECOCHART」に大物協力者現る、開発陣の大志と野望
有志が共同開発する、最先端の仮想通貨トレーディングツール「DECOCHART」に大きな進展がみられた。新たに参画する、TASKALの開発者たすく氏にお話を伺った。

CoinPostの関連記事

ビットコインなど仮想通貨市場に大きな影響を及ぼす「半減期」とは、過去の事例から独自考察
仮想通貨市場に大きな影響を及ぼすビットコイン(BTC)などの半減期が、相場に意外な影響を与えることも明らかに。ライトコイン半減期など、過去の値動きから可能性とリスクについて詳しく解説。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/28 金曜日
09:45
ヴィタリック、計1億円超相当のETHをプライバシー領域のプロジェクトに寄付
仮想通貨イーサリアムのヴィタリック・ブテリン氏は、プライバシー機能を持つメッセージアプリSessionとSimpleXにそれぞれ6000万円相当のETHを寄付した。期待する点を説明している。
08:55
トランプ関連プロジェクトと提携のALT5シグマ、CEO解任 内部混乱が明らかに
ナスダック上場のALT5シグマが、トランプ前大統領の家族が支援するワールドリバティファイナンシャル(WLFI)との提携後、株価が80%下落し内部混乱に陥っている。CEOや複数の幹部が解任され、規制当局の調査やルワンダでのマネーロンダリング有罪判決も明らかになった。
07:40
ネイバーとアップビット親会社ドゥナム、AIとブロックチェーン融合で1兆円投資へ
ネイバーとアップビット運営のドゥナムが、AIとブロックチェーンを組み合わせた次世代金融インフラ構築に向け、今後5年間で1兆円超を投資する計画を発表した。韓国ウォン連動型ステーブルコイン発行も視野に入れている。
07:10
イーサリアム、ブロックのガスリミットを6000万ユニットに引き上げ
仮想通貨イーサリアムは、ブロックのガスリミットが6000万ユニットに引き上げられた。これにより、フサカアップグレードの前にトランザクション処理能力が向上した。
06:35
アップビットのハッキング後に一部のソラナ系銘柄で大幅なキムチプレミアム発生、Orcaは50%超の価格乖離
韓国のアップビットで27日にハッキングが発生し入出金が停止された後、ソラナ系トークンで大幅な価格乖離が発生した。オルカは国際価格と比較して51%のプレミアムを記録し、Meteoraも40%のプラス乖離を示している。
05:56
ビットワイズがアバランチETF申請を更新、最大70%のステーキング機能導入へ
ビットワイズが米証券取引委員会に提出したアバランチ現物ETFの申請書類を更新した。ティッカーはBAVAに変更され、保有AVAXの最大70%をステーキングできる仕組みを導入する。
05:40
ソラナミームコインBONKの現物ETP、スイス証券取引所に上場
ソラナミームコインBONKがスイスのSIX証券取引所で取引を開始した。ビットコイン・キャピタルが発行するETPにより、投資家は従来の証券口座を通じてBONKへのエクスポージャーを得られるようになった。
11/27 木曜日
17:20
モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大
モブキャストHDがSolana財団の公式バリデータプログラムに採択。累計3億円・約1.1万SOLの取得実績が評価され、将来的には50万SOL規模の運用を目指す。
17:00
韓国大手取引所アップビット、約48億円の不正流出 全額を自社資産で補償へ
韓国最大の仮想通貨取引所アップビットがソラナネットワークで約48億円の不正流出を発表。24銘柄が流出も全額補償へ。ホットウォレットから未承認送金、入出金サービスは一時停止中。
15:07
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」、アブダビADGMが正式認定
中東での企業利用が加速へ リップル社は27日、同社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が、アブダビ金融サービス規制庁(FSRA)により「法定通貨参照トークン」として正式…
14:02
Xapo Bank、ビットコイン信用ファンドの提供範囲を拡大
ジブラルタルのXapo Bankがビットコイン建て信用ファンドを全会員に拡大。初期段階で1億ドル調達。2022年の業界崩壊後、厳格なリスク管理で市場回復。長期BTC保有者向けに安定利回りを提供。
14:00
ビットコイン需要の低迷続く 市場は横ばいか=Glassnode分析
Glassnodeが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの需要低迷を指摘した。新たな資金流入が回復するまで市場は狭いレンジで推移する可能性が高いと分析している。
13:55
タイ当局、サム・アルトマンのワールドコインに120万件の虹彩データ削除を命令
タイ個人情報保護委員会が、生体認証プロジェクトWorldに対し、仮想通貨と引き換えに虹彩スキャンデータを収集した行為が個人情報保護法違反として、120万件のデータ削除と業務停止を命令。世界各国でも同様の規制措置が相次いでいる。
13:35
世界取引所連合が米SECに書簡、仮想通貨企業への免除措置見直しを要請 トークン化株式に懸念
世界取引所連合が米証券取引委員会にトークン化株式を提供する仮想通貨企業への包括的な免除措置の見直しを求める書簡を送付した。ナスダックやCMEグループなどが加盟する同連合は、適切な規制遵守なしに仮想通貨プラットフォームが証券取引所の役割を果たすことへの懸念を表明。
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧