はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国規制当局、仮想通貨取引所主体の価格操作・出来高水増しを指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引のリスクを強調

中国の金融監視機関である中国国家インターネット金融協会(NIFA)が、仮想通貨投資におけるリスクについて投資家に警告したことが分かった。

NIFAは中国の中央銀行とも連携している規制機関。仮想通貨市場に関する独自のデータ分析を行い、国外取引所主体の出来高水増しや価格操作の問題点を指摘した。

「データ分析の結果、外国に本拠地を置く仮想通貨取引所の一部が取引量を水増ししていることがわかった。取引プラットフォームは、システムを使用して取引量を改ざんして水増しを行い、偽りの繁栄に見せかけている」と説明した。

NIFAの報告によると、ある取引所のデータをサンプリング分析したところ、40銘柄以上の仮想通貨について、1日の取引回転率は100パーセントを超え、70銘柄以上は50パーセントを超えていた。

このデータを受けNIFAは、比較的時価総額が低く小さなマーケットにもかかわらず、不自然に大量の取引量が存在しているとコメント。他の取引所のデータをコピーすることによって取引量を捏造している仮想通貨取引所もあったと指摘した。

市場操作も指摘

さらに、様々な手法を駆使して市場を操作している取引所もあるとNIFAは続ける。システムを停止したり、資産を凍結したりすることでユーザーの取引を停止する可能性もあり、特に高レバレッジで取引するユーザーがポジションを閉じることができず、多くの損失を出してしまうことに繋がるケースがあると警告した。

2017年に中国政府が取引活動を禁止して以来、仮想通貨取引所の多くが中国国外にあるため、規制当局がそうした機関を追跡して、投資家の損失を取り戻すことも困難になるとして、仮想通貨取引を行わないよう、改めて注意喚起を行なった。

仮想通貨取引への取締り強化

不当行為を行う仮想通貨取引所は全体の一部であるが、中国の規制当局が実際よりもリスクを強調して警告している背景には、同国の仮想通貨に対する取締強化方針があるかもしれない。

最近、中国政府高官のChen Weigang氏は現地メディアに対して、ICOなどの資金調達と仮想通貨の投機に対する禁止政策は、今後も実行されるべきと明言。今後は、より効率的に仮想通貨の詐欺や投機行為を抑制するために、銀行や保険監督管理委員会、証券管理委員会、インターネット規制当局等と連携していく必要性があるとした。

習近平国家主席のブロックチェーン国家戦略発言を契機に高まった中国人投資家の仮想通貨投資需要にも、厳しい見解を示してきた中国政府だが、今回の声明は、コロナショックの影響で国外資産への逃避需要を抑制するための施策との指摘もある。

中国では、ブロックチェーンやビットコインマイニングについては公的に後押しされているものの、仮想通貨取引に対しては当面取締りが強化されそうだ。

CoinPostの注目記事

仮想通貨ビットコインが一時急騰 心理的節目7000ドル突破で
仮想通貨市場は3日、ビットコインが続騰。米ドル建てで、一時7000ドルを上抜けて高騰した。トップ10が10%高を超える全面高を記録した。
コロナショックからの中国景気指数上昇で株高、ビットコイン市場も「悲観論」後退へ
米国株の反発に加え、中国の製造業・非製造業PMIの上昇と原油安の反発を受け市場心理が改善、週末に大幅下落していたBTCは6500ドル台まで回復した。レンジ打開で7000ドルを超えれば好転に向かう可能性も。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/10 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHのグラムステルダム集中作業やソラナとグーグルのAI決済発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの量子脅威対策や5年以内100万ドル到達の強気予測に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの量子コンピュータ対策、VanEckのマシュー・シーゲル氏によるビットコイン価格の強気予測、ホワイトハウスによるクラリティー法案の成立目標設定に関する記事が関心を集めた。
05/09 土曜日
13:15
トランプ・メディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持
トランプ・メディアが2026年1~3月期決算を発表。仮想通貨などの含み損が響き大幅な純損失を計上。一方、金融資産は前年比3倍に拡大し営業キャッシュフローは黒字だ。
11:00
ジーキャッシュ、量子コンピュータ耐性ロードマップを公表 クロスチェーン流入も好調
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発企業CEOは、量子回復性ウォレットを1か月以内に展開し、18か月以内に完全なポスト量子化を目指すと表明した。
10:20
米上院銀行委員会、クラリティー法案を5月14日にマークアップ予定
米上院銀行・住宅・都市問題委員会が5月14日の正式会合で注目の「クラリティー法」のマークアップを実施する予定だ。利回り条項は妥協済みだが、トランプ一族の仮想通貨利益をめぐる倫理条項が新たな焦点に浮上した。
08:10
コインベース、サービス障害発生後に取引再開
仮想通貨取引所コインベースは、サービス障害が発生したと発表。その後、主要な問題は完全に解決したと説明しており、停止していた取引サービスを再開している。
07:55
アプトス、機関取引・AIエージェント向け基盤に78億円超を投入
アプトス財団とアプトス・ラボが8日、機関投資家向け取引と自律AIエージェントの2分野に特化した5000万ドル超のエコシステム投資を公表。自社プロダクト、研究、プロトコル基盤、戦略ファンドに資金を配分する。
07:10
IRENがエヌビディアと戦略的提携、最大5GW規模の次世代AIインフラ構築へ
仮想通貨マイニング大手のIRENがエヌビディアとの戦略的提携を発表。最大5GWのAIインフラ構築を目指し、エヌビディアは約21億ドルの出資権利を取得した。バーンスタインのアナリストは、GPU供給の確保とAIデータセンターへの転換を高く評価している。
06:35
テラウルフ、HPC事業がBTCマイニング売上を初逆転
ビットコインマイニング企業テラウルフが8日に2026年第1四半期決算を公表。2100万ドルのHPCリース収益が1300万ドルのデジタル資産収益を上回り、AI向けデータセンター事業への転換が業績面で初めて鮮明となった。
06:05
Arbitrum DAO、凍結済みの111億円相当イーサリアム放出を承認 
アービトラムDAOは、Kelp DAOの不正流出被害を補償するため、凍結されていた約30765ETH(111億円相当)の放出を承認した。DeFi United主導の救済策が前進する一方、北朝鮮に関連する米裁判所の差し押さえ命令が資金移動の障壁となっている。
05:45
米SEC委員長、オンチェーン金融に「規制の道筋」明示
SECポール・アトキンス委員長が5月8日のSCSP AI+ Expo講演で、オンチェーン市場に対する4つの規制方針を提示。取引所定義、ブローカー・ディーラー定義、清算機関定義、暗号資産ボールトに関するルールメイキングへの意欲を示した。
05:00
ウォーレン米議員、メタのステーブルコイン統合を追及 
ウォーレン米上院議員が5月6日付でメタのザッカーバーグCEOに書簡を送付。USDC連携など同社のステーブルコイン統合計画について「透明性の欠如は深く憂慮すべき」と批判し、5月20日までの回答を要求した。
05/08 金曜日
17:47
韓国、2027年1月から仮想通貨課税を開始へ 税務当局が方針を正式確認
韓国財政経済部が2027年1月からの仮想通貨課税を初めて公式確認。年間約27万円の利益に22%課税、対象投資家は約1,326万人の見込み。
14:30
国際通貨基金、AIによるサイバー攻撃の高度化に警鐘 「マクロ金融ショック」リスク指摘
IMFは、AIの進化がサイバー攻撃を強化しており、金融システム全体の安定性を脅かすリスクが高まっていると警告した。さらに、今日の金融システムは高度に接続された共通のデジタル基盤を持つため、サイバー攻撃が「マクロ金融ショック」に発展する可能性も指摘した。
13:45
米クラリティー法案、来週にも上院銀行委でマークアップか コインベース政策担当者が予想
米仮想通貨取引所コインベースのカラ・カルバート氏が仮想通貨市場構造法案「クラリティー法案」が来週にも上院銀行委員会でマークアップを迎える可能性があると予想。ホワイトハウスは7月4日成立を目標と立てた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧