はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米著名投資家 Mark Cuban「ドージコインへの投資は宝くじよりも優れている」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ドージコインはデジタル通貨になった」

著名投資家Mark Cuban氏は、米国の人気トークショーにリモート出演し、「ビットコインのパロディとして誕生したドージだが、今や(立派な)デジタル通貨になった」とドージコイン(DOGE)について紹介。

オーナーとして所有するNBAのプロバスケットボールチーム「ダラス・マーベリックス」のグッズ販売で、ドージコインが多く利用されていると楽しそうに語り、番組ホストのEllen DeGeneres氏のショップでも検討すべきだと勧めた。

DeGeneres氏がホストを務める「The Ellen Show」は、この半年間の視聴者数が150万人という人気トークショーだ。同氏は番組終了後に感想をツイートしている。

「M.Cubanからドージコインについて教えてもらった。仕組みはよく理解できてないし発音もわからないけど、口にするのが楽しいのは確かだね。」

Shark Tankの鮫役

Cuban氏は、海外版「マネーの虎」と言われるビジネスリアリティ番組「Shark Tank」に登場する社長(鮫役)の一人でもあり、マーベリックスを買収後、強豪チームに再生させたことでも知られている。

DeGeneres氏からNFTと仮想通貨について質問されたCuban氏は、次のように答えた。

  • NFTは単なるコレクター品のデジタル版に過ぎない。技術など考える必要はない。収集できて売買できるデジタル商品と捉えれば良い。
  • 仮想通貨は投資できる資産の一つ。ビットコイン(BTC)は金(ゴールド)のデジタル版で、イーサリアム(ETH)は通貨のデジタル版だ。

ドージコインへの投資

Cuban氏によると、仮想通貨ドージコインは最高に「クレージー」な話だ。

その始まりは、2013年に二人のプログラマーが冗談半分で開発したことに遡るが、2年程前にインターネット・ミームとなり広く拡散され、多くの人がコインを買い始めたという。特にテスラのイーロン・マスクCEOなどが知名度を高めたここ最近は、バイヤーが殺到して価格も急騰したと説明。

ドージには、面白半分でコインを保有するコミュニティが初期から存在していたことも確かだ。その手軽さや可愛い芝犬のモチーフから、様々な寄付やチャリティ目的で使用されることも多いコインとして知られてきた。

Cuban氏は、ドージコインへの投資は「1セント」にも満たなかった時に11歳の息子と一緒に「30ドル」分を購入したことを明かした。息子は、ドージコインの価格が上昇するたびに、少しずつ買い足していったという。

息子をドージコイン投資に巻き込んだ理由は、オンライン取引アプリのロビンフッドで無料で売買できることと、コイン単価が安いため少ない金額で気軽に投資を始められることだったという。「5ドル、10ドル…」といった金額を使うなら、価格が上昇する可能性がある分、宝くじ(ロト)を買うよりはるかに優れた投資であり、仮想通貨について学ぶのにも最適だ。」と持論を述べた。

関連:米著名投資家Mark Cuban氏「ドージコイン(DOGE)は経済を学ぶ教材に」

テスラCEOのイーロン・マスク氏や大物ラッパーのスヌープ・ドッグらにも支持されており、この1年でDOGE価格は急騰している。4月20日には、時価総額5位にランクインするなど大きく注目を集めた。(執筆時現在は7位)

マーベリックスが決済に採用

Cuban氏が所有するダラス・マーベリックスは、試合のチケットや関連グッズの購入に、いち早く仮想通貨を導入してきたが、今年3月に利用可能な通貨にドージコインを加えた。マーベリックスは、4月13日の時点で、122,000DOGE(約359万円)を受け入れ、1ヶ月の売り上げは前月比で550%の増加となったという。

同チームは、この売り上げは、ドルに換金せず現物で保有する方針を表明している。

関連:Mark Cuban氏所有のNBAチーム「ダラス・マーベリックス」、ドージコイン(DOGE)決済に対応

関連:仮想通貨DOGE(ドージコイン)をバスケチームで保有へ NBA・マーベリックス

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
18:51
仮想通貨の分離課税、2028年1月からの見通しか
暗号資産の申告分離課税の施行時期について、2028年1月からの案が浮上。金商法への移行や投資者保護体制の整備が条件とされ、当初想定の2027年より遅れる見通しだ。
18:00
Progmat, Inc.、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
Progmat, Inc.が、2026年2月27日に東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など通貨のデジタル化と社会実装をテーマに議論する。
17:51
GMOフィナンシャルHD、株主優待にビットコイン導入へ
上限1万円相当のBTC GMOフィナンシャルホールディングスは12月16日、2025年12月31日を基準日とする新たな株主優待を発表した。 新制度では、GMOクリック証券におけ…
17:45
トランプ大統領、仮想通貨支持派ウォーラー理事を次期FRB議長候補に面接へ=WSJ報道
トランプ大統領が仮想通貨支持派のウォーラーFRB理事を次期議長候補として18日に面接。ステーブルコインやDeFiに積極的で、利下げを主張する同氏は、エコノミストから高評価を得ているが、トランプ氏との個人的関係の薄さから「大穴候補」との見方も。
17:00
イーサリアム「フサカ」のメリット一覧|恩恵を受けるのは誰?
仮想通貨イーサリアムはフサカのアップグレードを完了しました。本記事では主にフサカによってどのようなメリットが生まれ、どんな主体が恩恵を受けるのかを考察します。
16:12
アニモカ・ブランズ・ジャパン、BTCFi事業者2社と相次ぎ提携 
Animoca Brands Japanは、Babylon LabsおよびBifrostとBTCFi分野で戦略的提携を締結。自己管理型ビットコイン運用ソリューションの日本市場展開を目指し、上場企業向けDAT支援事業を強化する。
15:52
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、BTC保有量で世界20位と発表
トランプ大統領次男エリック・トランプ氏が支援するアメリカン・ビットコインが、39日間で4社を追い抜き世界20位の上場企業BTC保有量を達成。2025年に企業のビットコイン保有が急拡大する中、同社は5,098BTCを保有し急成長を遂げている。
14:58
パンプ・ファンとソラナへの55億ドル訴訟、5000件の内部チャット提出へ
パンプ・ファンとソラナを相手取った集団訴訟で、裁判所が第二次修正訴状を許可。内部告発者から入手した5000件のチャット記録を新証拠として提出へ。40億~55億ドルの不正搾取疑惑でRICO法違反を主張。
13:45
ロシア下院委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定、投資手段に限定
ロシア下院金融市場委員会のアクサコフ委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定し、投資手段としてのみ認めると表明した。
11:50
JPYC EX、累計口座開設1万件・発行額5億円を突破
JPYC株式会社は、日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」において、累計口座開設数1万件、累計発行額5億円を突破したと発表。10月のリリースから約2か月での達成となった。
11:45
「ビットコインは最高値更新へ」Bitwise、2026年の3つの予測を公開
Bitwiseは仮想通貨投資家にとって特に重要な2026年の3つの予測を公開。その1つとしてビットコインは最高値を更新すると予測し、根拠を説明している。
11:40
セキュリタイズが来年トークン化株式取引開始、24時間オンチェーン取引を実現
証券トークン化プラットフォームのセキュリタイズが2026年第1四半期にトークン化された上場株式の取引を開始する。合成商品ではなく実際の規制された株式をオンチェーンで発行・取引し、24時間365日の流動性を提供へ。
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧