Larva Labs上の最高値の取引
NFTスタジオLarva Labs独自のマーケットプレイスで、レアCryptoPunk(#4156)の1つが10日に、2,500ETH(約11億円)で取引されたことがわかった。
以下が取引されたCryptoPunkのNFT(#4156)だ。
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今回取引された価格はCryptoPunksにおける史上最高値ではないが、Larva Labのマーケットプレイス上では最高値の取引となった。今年の6月に、サザビーズで競売されたCryptoPunk(#7523)が史上最高値を記録し、13億円で落札されている。
なお、現在OpenSeaで出来高の最も高いNFTコレクションはCryptoPunksで、過去7日間においては12,564ETH(約58億円)の出来高が記録されている。
Larva Labsは人気NFT(非代替性トークン)シリーズ「CryptoPunks」や「Meebits」を発行したNFT関連企業で、CryptoPunksはイーサリアム(ETH)上で発行され、10,000枚の発行上限が定められたNFTだ。それぞれのCryptoPunkは独特の異なる外見を持っており、Larva Labsによると、現在CryptoPunkの最低販売価格は68ETH(3,100万円)だという。
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CryptoPunksについては、決済大手Visaが8月に「CryptoPunks#7610」を15万ドル相当(約1,650万円)で購入したことが大きな話題となった。また、エイベックスの松浦勝人CEOのTwitterプロフィールにもCryptoPunksのひとつが掲載されるなど、著名人がステータスとしても利用する事例も見られる。
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