はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨テラの共同創設者、1年後の価格を巡り1億円の賭けに応じる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨テラの価格で賭け

暗号資産(仮想通貨)テラ(LUNA)の共同創設者Do Kwon氏は14日、LUNAの1年後の価格に関する賭けに応じた。

賭けの金額は100万ドル(約1億円)で、内容は1年後のLUNAの価格が現在よりも上昇しているか下落しているかというもの。賭けを提案したのは、テラのプロジェクトに批判的な「Sensei Algod」という人物で、Kwon氏は価格が下落しない方に100万ドルを賭けている。

テラのプロジェクトでは、米ドルに連動した「TerraUSD(UST)」など複数の法定通貨に対応したステーブルコインを発行している。法定通貨や仮想通貨の担保を持たず、テラのエコシステムで発行されるステーブルコインは「無担保型」。発行とバーンを繰り返して供給量を調節し、価値を維持する仕組みだ。発行とバーンはLUNAと各ステーブルコインとのスワップ(交換)を介して行われており、詳しい仕組みは以下の記事にまとめている。

関連初心者でもわかる「テラ(LUNA)」とは|仕組みと将来性を解説

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(=stable)仮想通貨を指す。

▶️仮想通貨用語集

LUNAの価格が暴落した場合には、価格を維持する仕組みが機能しなくなるが、現在のところ問題なく稼働。Sensei Algodは、この仕組みはリスクがあると以前から指摘していた。

今回の賭けでは、Cobieという著名仮想通貨有識者が賭けのお金を預かる役を引き受けている。専用のアドレスを作り、そこに送金することで両者の賭けは始まった。CoinGeckoのデータで2023年の同日にLUNAの価格が88ドル(約1万円)を上回っているかで勝者が決まるという。

Kwon氏は上記の賭けに応じた後、他にも別の人物と同じ条件で1,000万ドル(約11億円)の賭けに応じると申し出ている。

ビットコインを活用へ

各ステーブルコインの価値を維持する仕組みにLUNAを利用する一方で、USTについては準備金にビットコイン(BTC)を利用することも明らかになっている。

テラのエコシステムをサポートする非営利組織「Luna Foundation Guard(LFG:ネットミームにちなんだ名称)」は先月、LUNAのプライベートセールで10億ドル(約1,180億円)を調達したことを発表。この資金はUSTの準備金に使用し、ビットコインで保有すると説明していた。

マーケットの急変などに備え、USTの価格維持をサポートするためにビットコインを使用。テラのエコシステムと相関性が低いと見られる資産として、まずはビットコインを選んだと説明しており、今後は他の資産を活用することも視野に入れているという。

関連テラの非営利組織、1,100億円を資金調達 UST準備金にビットコイン活用へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/06 木曜日
08:45
キリフダ、企業の売掛債権に1万円から投資できるトークン化債権サービス開始へ
キリフダは企業の売掛債権に1口1万円から投資できるトークン化債権マーケットプレイス「おカネのこづち」を年内公開する。企業の資金繰り支援と個人投資家の社会貢献ニーズを結びつけるプラットフォームだ。
07:55
フランクリン・テンプルトン、香港初のトークン化MMF運用開始
金融大手フランクリン・テンプルトンは香港でトークン化された米ドル建てマネーマーケットファンドを開始した。ルクセンブルグ登録で短期米国債を裏付けとし、香港金融管理局のフィンテック2030計画下での初の取り組みとなる。
07:15
S&P指数をオンチェーン化、ディナリとチェーンリンクの提携で
ディナリ社はチェーンリンクと提携し、S&Pデジタルマーケッツ50指数をオンチェーンで検証可能にする。米国株35社と主要仮想通貨15銘柄で構成される初のトークン化ベンチマークが第4四半期にローンチ予定だ。
06:50
「米政府はCZ氏の恩赦を精査済み」ホワイトハウス報道官が妥当性強調
米報道官は、トランプ大統領による仮想通貨取引所バイナンス共同創設者CZ氏への恩赦ついて会見で質問に応じた。徹底的に精査した上で判断を行なっていると妥当性を強調している。
06:21
ビットコイン価格の年末予想を12万ドルに大幅下方修正=ギャラクシーデジタル
ギャラクシー・デジタルは2025年末のビットコイン価格目標を本来の18万5000ドルから12万ドルに大幅に引き下げた。成熟期に入り機関投資家フローが支配的になるため、上昇ペースが鈍化すると予測し直した。
05:55
リップル、マスターカードと提携 RLUSDで法定通貨決済効率化へ
リップルはマスターカード、ウェブバンク、ジェミニと提携し、ステーブルコインRLUSDを活用したカード決済の改善を模索。規制対象の米国銀行によるパブリックブロックチェーン上での決済事例となる見込みだ。
05:30
リップル、6.1兆円の評価額で新たに770億円調達
リップルはフォートレス・インベストメント・グループとシタデル・セキュリティーズ主導で5億ドルの戦略的投資を実施した。評価額は400億ドルで、決済サービスの総取引量は950億ドルを超えている。
11/05 水曜日
17:08
Progmat、日本版トークン化株式の検討開始
Progmatが日本版トークン化株式の検討を開始。1円から投資可能で24時間取引も視野。配当・議決権も保護される設計。大手金融26組織が参加し、2026年春から商品開発へ。
15:45
メタプラネット、ビットコイン担保に1億ドル調達 
メタプラネットが保有ビットコインを担保に1億ドル(約153億円)を借入。資金はビットコインの追加取得やインカム事業に充当。同社は30,823BTCを保有しており、2027年末までに21万BTC取得を目指す。
15:23
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」 流通額10億ドル突破 
リップル社の米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」が時価総額10億ドルを突破。非営利団体や米Bitnomial取引所で採用が進み、実需型ステーブルコインとして存在感を高めている。
13:55
アーサー・ヘイズ、FRBの実質QEでビットコイン強気相場再開と予測
ビットメックス共同創業者アーサー・ヘイズ氏は、FRBが常設レポファシリティを通じた実質的な量的緩和(QE)により、ビットコイン強気相場が再開すると分析した。米国債発行増加でSRF残高が拡大しドル供給が増加すると予測。
13:30
米政府閉鎖を乗り切る仮想通貨市場、価格下落でも基盤強化に進展=グレースケール報告
グレースケールの10月レポートによると、米政府閉鎖やマクロリスク、史上最大の3兆円ロスカットなどにより仮想通貨価格は低迷したものの、規制明確化や機関投資家参入の進展、ステーブルコイン普及などで市場基盤は着実に強化されている。
13:15
ビットコイン採掘大手マラソンがAI事業強化へ、データセンターへの天然ガス供給で合意書 
仮想通貨マイニング大手マラソンがMPLXと天然ガス供給で合意書を締結した。テキサス州に新たなデータセンターを建設しビットコインからAI事業への多角化が加速する見込みだ。
11:15
仮想通貨取引所ジェミニが予測市場参入へ、カルシやポリマーケットと競合=報道
ウィンクルボス兄弟設立の仮想通貨取引所ジェミニが予測市場契約の提供準備を進めている。CFTCにデリバティブ取引所設立を申請中で、ポリマーケットやカルシとの競争が激化する見込みだ。
10:50
「プライバシー銘柄ジーキャッシュは暗号化されたビットコイン」、高騰背景をギャラクシーが分析
プライバシー仮想通貨Zcash(ZEC)が過去1年で10倍以上上昇している。ギャラクシーデジタルが背景を分析し、ビットコインの精神的後継者として注目されていると理由を指摘した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧