はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

月9.7億PVの日本Yahoo!ファイナンス、ビットコインなど「仮想通貨レート」掲載開始|リップル(XRP)の時価総額を2位と算出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本ヤフーファイナンス、ビットコインなどの「仮想通貨レート」を掲載開始
日本最大手のヤフーファイナンスで仮想通貨のレート表示が始まり、ビットコインなど8通貨に対応した。注目すべきはリップルの時価総額で、イーサリアムの2倍以上となる3.37兆円と算出している。

ヤフーファイナンス、ビットコインなどの「仮想通貨レート」を掲載開始

日本最大手Yahoo! JAPANの「日本ヤフーファイナンス」で、仮想通貨のレート表示が始まった。

ヤフーファイナンスは、9.7億/月(3000万/日)PVを誇る国内最大級のサイトで、投資やマネーの総合情報サイトで、株価や企業情報などを確認することが出来る。

仮想通貨のページは、「FX・為替」にカテゴリされているようだ。

表示しているのは、以下の8通貨で日本で取引できる銘柄の一部が掲載されている。

  • ビットコイン(BTC)
  • リップル(XRP)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ネム(XEM)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • リスク(LSK)

最大の注目は、時価総額

今回、Yahoo!ファイナンスに掲載された時価総額(CryptoCompare参照)では、XRPの時価総額がイーサリアムを抜き、実質2位に位置している点だ。

これは、これまで日本人ユーザーも利用している「coinmarketcap.com」の時価総額表記とは異なっているが、根本的な時価総額算出方法(計算方法)が異なっていることが理由に挙げられる。

coinmarketcapでは、イーサリアムの方がリップルよりも時価総額で約1000億円ほど上回っている(4月5日時点)が確認できる。

  • イーサリアム:135億ドル(1.5兆円)
  • リップル:126億ドル(1.4兆円)

一方で、日本版Yahoo!ファイナンスでは、リップルの時価総額が、3.37兆円と表示されており、イーサリアムの2倍以上となっている。

日本版Yahoo!ファイナンスのほかには、米YahooFinanceの本家や、CryptoCompare、Forbes、Crypto Marketといった金融関係を含む時価総額算出サイトでは、リップル社の保有額を含む時価総額の算出が行われている。

  • リップル:302億ドル(3.38兆円)
  • イーサリアム:135億ドル(1.5兆円)

これは、リップル社が保有するXRPを時価総額算出時に含むか、含まないかで大きな差が生まれており、時価総額の表記も現状異なっている事になる。

なお、Ripple社は、Yahooなどが掲載する時価総額の算出方法を正式な基準として提唱しており、公式の見解を発表しているため、参考資料として掲載する。(参照元:CoinPost記事)

当レポートは、ロックアップやXRP売却に関する憶測を前提にしている上、レポート全体が誤った時価総額の計算方法を採用している。

分散化されたデジタル資産のXRPは伝統的な株式とは異なるものの、「時価総額」の計算方法は至って簡単だ。

常に「現在の価格 X 資産の総数 = 時価総額」である。

つまり、現在の仮想通貨XRPの時価総額はおよそ310億ドル(約3.46兆円)となる。我々は、これ以外の時価総額の計算方法は明確な表現ではないと考えている。

出典:Ripple

これまでCoinMarketCapの時価総額が日本では一般的に利用されていたが、Yahoo!ファイナンスがそれとは異なる時価総額で表記する事で、リップル社が提唱する算出方法が、日本でも一般に浸透する事に繋がるかもしれない。

CoinPostの関連記事

米ヤフーファイナンス:ビットコイン、イーサリアムなど4種類が仮想通貨プラットフォームで売買可能に
米ヤフーファイナンスの売買プラットフォームで、仮想通貨ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインが売買可能になった。日本のYahoo! JAPANも今秋に仮想通貨取引所のサービス開始を目指している。
ヤフー子会社がブロックチェーン・仮想通貨メディア「CoinDesk Japan」を創刊へ
19年3月に創刊予定のCoinDesk Japanでは、ヤフーグループのサービスと連携を検討する他、新設したN.Avenue社ではブロックチェーン・仮想通貨に関するイベントやコンテンツ販売事業も展開予定。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者13,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06:25
米SECの仮想通貨タスクフォース、全米10都市で巡回ラウンドテーブル開催へ
米SECのヘスター・パース委員率いる仮想通貨タスクフォースが8月から12月にかけて全米10都市を巡回。従業員10人以下の小規模仮想通貨プロジェクトとの対話を重視。
06:00
ストラテジーの「iPhoneモーメント」か、アナリストが目標株価を大幅引き上げ
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーの第2四半期決算を受け、ベンチマークとキャンター・フィッツジェラルドが目標株価を上方修正。新優先株STRCを「iPhoneモーメント」と評価し長期成長を予想。
08/01 金曜日
17:45
予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望
仮想通貨市場の未来について、現在もポリマーケットなどで予測が活発に行われている。本記事では、2024年に精度で注目を集めた予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望をまとめた。
16:30
韓国Four Pillars、Circle・a16z・S&P参加のTACにアジア初のリサーチ企業として加盟
韓国のFour Pillarsがアジアのリサーチ企業として初めてTACに参加。Circle、a16z、S&P Globalなど大手機関と共にトークン化資産の発展に貢献。仮想通貨市場の国際協力体制が強化。
13:45
9割の北米大企業CFOが仮想通貨利用を想定=デロイトQ2調査
デロイトの最新調査により、北米大企業の最高財務責任者の99%が、長期的に仮想通貨の業務活用を想定していることが明らかになった。投資や決済での利用をはじめ、サプライチェーン管理での利用が高く評価され、2年以内の導入に意欲を見せる企業も多い。
13:00
新構想「リーン・イーサリアム」とは? 今後10年の開発目標=ETH財団
イーサリアム財団リサーチャーが、今後10年の開発構想「リーン・イーサリアム」を発表した。特にトランザクション処理能力について野心的な目標を掲げている。
12:15
初心者・女性・大口が選ぶ|仮想通貨取引所のクチコミ人気ランキング
ユーザー基盤の大きい、ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコイン・コインチェックのクチコミ500件を分析。初心者や上級者別に、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を比較しました。
11:58
クリプタクトがSeiチェーン対応開始、DeFi取引の自動損益計算を実現
暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」が2025年8月1日、Seiチェーンへの対応を開始。ウォレットアドレスを同期するだけで、スワップやステーキングなどのDeFi取引を自動識別し、確定申告に必要な損益計算まで一貫して処理可能に。
11:56
ビットコイン高止まり 大口投資家は継続蓄積、MVRV分析では上昇シグナルも
ビットコイン(BTC)は115,990ドルで推移。大口投資家が過去4ヶ月で流通量の0.9%を蓄積し、新規投資家の参入も継続する。MVRV比率分析では次の上昇局面の兆しが示唆されており、市場は健全な成長段階にあると分析した。
11:20
米上場ミル・シティ、688億円調達成功でスイ(SUI)財務戦略を開始
米上場ミル・シティ・ベンチャーズが688億円の私募を完了し、仮想通貨SUIの財務戦略を開始。スイ財団支援を受けた初の上場SUI財務企業として76,271,187枚のスイを取得。
10:40
サークル、HyperliquidにネイティブUSDC導入へ
サークルは、HyperliquidのブロックチェーンでステーブルコインのネイティブUSDCを近くローンチすると発表。ブリッジのリスクをなくしたり、ユーザー体験を向上させたりできるメリットを提供する。
10:10
コインベース決算、総収益26%減 ビットコイン保有量増
米仮想通貨取引所コインベースが2025年Q2決算でデータ侵害関連の損失を560億円計上した。現物取引量が減少したが、純利益は前年同期比で大幅増加している。
09:25
フィグマ(FIG)、NYSE上場初日に株価3倍超 ビットコインETFを保有
デザインソフト企業フィグマがニューヨーク証券取引所で上場初日に株価250%超上昇。IPO価格33ドルから115.50ドルで終了し、時価総額470億ドルを記録。
08:15
ビットコイン市場第3波の利確売り、新高値前の調整局面か=クリプトクアント分析
クリプトクアントが分析する仮想通貨ビットコイン市場の第3波利確売り。7月に60-80億ドル規模の実現利益を記録し、12万ドル水準での価格攻防が続く中、次の上昇に向けた調整期間に突入。
07:30
ビザ、ステーブルコイン決済で3銘柄と2ブロックチェーンを追加
ビザが決済プラットフォームを拡張し、ペイパルUSD、グローバルダラー、EURCの3ステーブルコインとステラー、アバランチの2ブロックチェーンを新たに支援開始。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧