はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ビットコインは伝統資産より遥かに高いリターン| バイナンスリサーチ調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインのリターンを伝統資産と比較
市場分析部門バイナンスリサーチは直近2年間のデータで、BTCが大半の伝統資産よりも遥かに高いリターンだと分析した。ハイリスク・ハイリターンな投資性を如実に示している。

ビットコインは伝統アセットより儲かる?

ビットコインは、その高いリスクにもかかわらず、ここ最近の2年間はほとんどの伝統資産よりもはるかに高いリターンを生んでいると、Binance Reserchが報告で明らかにした。

伝統資産とは、株、原油、天然資源、ゴールドなどが分類されている。

ビットコインをはじめとする仮想通貨の特徴の1つが、ボラティリティ(価格変動率)の高さだ。その価格の変動が激しい相場へ投資することに二の足を踏む人も多い。

そういったリスクはあるものの、ビットコインが他の伝統資産よりもリターンを生んでいることが明らかになった。ボラティリティの高さを不安に感じている投資家には安心材料になるかもしれない。

ビットコインは2017年に約220万円(2万ドル)まで高騰したことによって世界から注目を浴びたが、その後2018年後半には35万円(3,000ドル)ぐらいまで値を下げ、ボラティリティの高さはっきりと証明した。苦い思いをした投資家も多く、ビットコインにネガティブなイメージを生んだことも否定できない。

しかし、最近は相場を見てもわかるように、そのボラティリティの高さを発揮して約90万円まで急騰を見せている。持続した上昇で市場のセンチメントも変化し、強気相場への転換を信じている投資家も少なくない。

そんな中、仮想通貨取引所バイナンスのリサーチ部門が、ビットコインがどれだけの利益を生んでいるのか歴史をさかのぼって明らかにした。それだけではなく他の資産と比較したことは大変興味深い。

調査結果のグラフを見ると、ビットコインがここ2年間(2017年4月〜2019年4月)で生んだ利益は400%にのぼり、テクノロジー関連株が46%、アメリカのマーケット全体が36%といった数字をはるかに超えている。

ただし、それらの金融商品と比べて、乱高下しやすいなどボラティリティの高さも証明されている。テクノロジー関連株が190%、アメリカのマーケットが136%なのに対し、ビットコインは283%だという統計もある。

もしこのまま強気相場が継続すれば、仮想通貨のより一層の実用化や機関投資家の参入も期待できるだろう。今後の相場を推し量るには、仮想通貨だけではなく他の資産にまで視野を広げる必要があると考えられる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 火曜日
17:00
米SECアトキンス委員長、仮想通貨企業に訴訟前に「違反通知」を追加へ=報道
米SECアトキンス委員長が仮想通貨企業などへの執行措置前に警告段階を設ける方針を表明した。ゲンスラー前委員長の方針から転換し、トークンの多くは証券ではないとも改めて述べる。
15:20
Pudgy Penguins、日本で大型イベント開催|MEXC Venturesとの連携で世界展開を加速
人気NFTプロジェクトPudgy Penguins、東京でWebX2025イベント開催。MEXC Venturesと連携し、日本展開でグローバル戦略を加速。2027年IPO実現目指す。
14:50
MiCAの監督格差問題 仏・墺・伊が共同でEUの規制強化を要請
フランス、オーストリア、イタリアの規制当局がMiCA施行後の各国による監督格差を問題視し、EUの仮想通貨規制の強化を求める共同声明を発表した。EUパスポート制度の課題と3カ国の規制当局による4つの改善提案を解説する。
11:36
FOMC控え様子見基調の仮想通貨相場、デリバティブ市場は強気傾向
明日のFOMC会合を控え、市場の95.9%が25bp利下げを織り込む中、ビットコインは115,206ドルで小幅上昇。デリバティブ市場ではコール優勢の展開が続き、ETF流入も好調。利下げサイクル開始への期待が暗号資産(仮想通貨)市場の追い風となるか注目が集まる。
10:56
ロビンフッドが非上場企業投資ファンド「RVI」を計画 個人投資家の参加機会拡大へ
仮想通貨・株式取引のロビンフッドが米国で未上場企業への投資機会を個人投資家に提供するファンドの設立を計画している。SECに登録届出書を提出し、NYSE上場を目指している。
10:30
クレディセゾンのベンチャー部門、70億円超のWeb3ファンドをローンチ
クレディセゾンのベンチャー部門は、ブロックチェーンのスタートアップ対象のファンドOnigiri Capitalのローンチを発表した。トークン化RWAのソリューションを開発する企業に投資する。
10:12
コインベース支援のL2「Base」、独自トークンの発行検討を開始
仮想通貨取引所コインベース支援のL2「Base」は、ネットワークトークンの発行検討を開始。これまではガス代にイーサリアムを使用し、独自トークンの発行予定はないとしてきた。
09/15 月曜日
17:40
Web3インフラの進化はグローバル取引を変える|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で「グローバル取引の絶対基盤: 世界を繋ぐインフラ戦略」をテーマとしたパネルセッションが開催され、Web3インフラの重要性と発展に向けた課題、そして10年後のグローバル取引の展望について活発な議論が交わされた。
15:00
人工知能と人間の創造性、消費者アプリの活用事例|WebX2025トークセッション
WebX2025で専門家が人工知能エージェントの可能性について徹底議論。創造性や、人間の仕事を消滅させる可能性、安全性や開発上の課題などを多角的に話し合った。
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのBTC年内20万ドル到達予測やDOGEのETF上場計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週FOMCの焦点は? テクニカル的な買いがビットコイン相場を押し上げる可能性|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン週次レポート。米雇用統計の大幅下振れとインフレ鈍化を受けFRB利下げ期待が高まり、BTC円は8月23日ぶりに1700万円を回復した。来週のFOMCでは年内3回の利下げ織り込みと政策金利見通し下方修正が焦点。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧