はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日銀幹部がビットコイン(BTC)に好意的な見解 仮想通貨を問題視しない理由を語る=日経アジアレビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日銀幹部、ビットコインとブロックチェーンに好意的な見解を語る
日本銀行の幹部が、日銀が中国などとは異なり、ビットコインとブロックチェーンを問題視していない理由について見解を述べた。

日銀幹部、BTCを推進する好意的な見解を語る

日本銀行(日銀)の幹部が、日銀がビットコイン(BTC)とブロックチェーンを問題とみなしていないと言及していたことがわかった。中国が仮想通貨取引の禁止することと対比した発言として、「日経アジアレビュー」が報じた。

仮想通貨を拒まない立場を取っている1つの理由として、日本国内の資産が海外に流出していることを案じていないことだと説明、以下のようなコメントを行なった。

中国政府は資産が海外へ流出することを危惧しているため、ほとんどの金融アセットを敵対視している。

日銀としては資産の流出を心配していない。我々はビットコインとブロックチェーンを好んでおり、コミュニティとも交流を続けている。

同幹部は、ビットコインやブロックチェーンを推進するにあたって、「我々は管理・監督を設けた上で」と、管理・監督体制の重要性を強調している。

中央銀行側が仮想通貨業界に対して、歓迎する立場を示すのは、先進国の間では一般的ではない。米国や韓国では未だ立場を明確にしておらず、資金洗浄などの不正利用への指摘を強めている。

米連銀議長パウエル氏も先日、ビットコインが「投機性の高い価値貯蔵手段」とし、米ドル準備通貨制度を弱める可能性に対する懸念を示していた。

関連米連銀議長「ビットコインはゴールドのように価値貯蔵手段」

日本は以前より仮想通貨大国との位置付けを確立してきたが、これは世界に先駆けた政府の法規制の整備が背景にあるとの見方が強い。

仮想通貨の関連規制において、日本はグローバルレベルで見ても先進的だと考える見方は、「V20サミット」で登壇したFATFのNeylan書記官も同様の見解を述べている。「日本の規制は非常に先進的であり、他国と比較すると『2年進んでいる』と言っても過言ではない。」と、日本政府の政策を高く評価した。

関連FATF書記官「日本の仮想通貨規制は2年先を行っている」

日本は今秋(10月28日~11月15日)、FATFによる第4次対日相互審査を受けることになっている。仮想通貨交換業者は、今回初めて『FATFの審査対象』となることで、日本の仮想通貨環境において重大なポイントになる。

参考asia.nikkei.com

CoinPostの注目記事

「仮想通貨知識の有無で運用実績に大きな差」日銀事務局・金融リテラシー調査
日銀・金融広報中央委員会の大規模調査によると、調査対象18~79歳の25000人の内、仮想通貨を入手したことがある人は7.8%。仮想通貨に詳しいと回答した層の利益が出た割合39.8%、損失割合21.4%に対し、詳しくない層の利益割合は14.1%に減少した。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/18 月曜日
17:00
Tezos ecosystem at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
テゾス(Tezos)は、ハードフォークなしでアップグレードできる独自の仕組みを持つブロックチェーンプラットフォームです。2014年にArthur Breitman氏とKathl…
15:50
NewLo、リワードプログラム上のポイントを暗号資産に交換できる新機能をリリース
Web3マーケティング企業のNewLoは8月18日、「NewLo Quest」でポイントを暗号資産ETHに交換できる機能を開始。企業向けサービスも展開し、既存ポイントプログラムのブロックチェーン拡張を支援。
14:27
スイス大手スーパー「SPAR」、全国100店舗で仮想通貨決済開始 
スイスの大手スーパーマーケットチェーン「SPAR」が全国100店舗で仮想通貨決済を開始した。Binance PayとDFX.swissとの提携により、100種類以上の仮想通貨とステーブルコインでの支払いが可能になる。
13:30
加藤財務大臣・金融担当大臣の「基調講演」が決定|WebX2025
加藤財務大臣・金融担当大臣が登壇決定 国内最大手のWeb3メディア「CoinPost」の運営会社、株式会社CoinPost(本社:東京千代田区、代表取締役CEO:各務貴仁)が企…
12:28
イーサリアム RWAトークン化のリスクとは?有識者が指摘する課題と対策
ニューヨーク大学教授が、仮想通貨イーサリアムにおける資産トークン化が普及する上での課題を指摘した。大規模採用前に解決すべき問題を提示している。
12:11
メタプラネット、137億円でビットコインを追加購入 
メタプラネットは137億円で仮想通貨ビットコイン 775BTCを追加購入し、累計18,888BTCを保有。通算取得額は2,840億円超に到達し、戦略的なBTC投資を継続している。
11:59
ビットコインETF好調も個人投資家は利益確定売り先行、ジャクソンホール会議控える中
仮想通貨市場ではビットコインETFやイーサリアムETFに過去最高水準の資金流入が続く中、BTC価格は調整中。ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の利下げ示唆に期待が高まる一方、機関投資家の買いと個人の利益確定売りが交錯している。
09:56
タイ政府、外国人観光客に仮想通貨決済システム「TouristDigiPay」を提供開始
タイ政府が外国人観光客向けに仮想通貨をバーツに交換して決済できる新システムを導入する。マネロン対策などで安全性を確保しつつ、観光業活性化を目指す。
08/17 日曜日
19:37
金融庁、日本円建てステーブルコイン「JPYC」承認へ=日本経済新聞
金融庁が国内初の円建てステーブルコイン「JPYC」を承認へ。今秋にも発行開始予定で、3年間で1兆円分の発行を目標とする。JPYC代表の岡部氏は「ステーブルコインは巨大な国債消化装置」とコメントし、日本国債市場への影響を予測。国際送金やDeFi活用に期待が集まる
14:00
今週の主要材料まとめ、ビットコイン6年以内1000万ドル到達の可能性やリップル訴訟終了発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年7月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。
11:30
ビットコイン1750万円台で方向感欠く、ジャクソンホール会議が転換点に|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)対円相場が1750万円周辺で方向感を欠く展開。米CPI下振れで利下げ期待が高まるも、PPI上振れで大幅利下げ観測が後退。来週のジャクソンホール会議とパウエルFRB議長発言が相場の鍵を握る。テクニカルサポートも豊富な現在の市況を詳しく分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メタプラネットの大幅増益に高い関心
今週は、メタプラネットの決算発表、バリュークリエーションのビットコイン全売却、スコット・ベッセント米財務長官のビットコイン準備金に関する投稿のニュースが最も関心を集めた。
11:00
『守りの金(ゴールド) vs 攻めのビットコイン』資産配分における役割の違いを解説
相場暴落時に注目の集まりやすい金(ゴールド)とビットコインの比較を初心者にもわかるよう解説、インフレ耐性や政府の影響回避といった類似性と、安定性や価格変動要因の違いを比較、投資戦略や資産配分のポイントも提示する。
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧