- BNBがコインベースに上場するか、CZ氏がAMAでほのめかす
- 本日実施したAMAで取引所バイナンスのCZ氏は、米取引所コインベースに独自通貨BNBが上場する可能性を示唆した。米規制におけるBNBのステータスに注目が集まっている。
BNBがコインベースに上場するか、CZ氏がAMAでほのめかす
本日実施したAMA(なんでも聞いて)のイベントで、取引所バイナンスのCZ氏は、米取引所コインベースに独自通貨バイナンスコイン(BNB)が上場する可能性の質問について、可能性を示唆した。
当時CZ氏は、「BNBがコインベースに上場する日が来るかもしれない。何を願うかに気を付けてください。(Careful what you wish for)」と言及した。
CZ氏の「何を願うかに気を付けてください。」というセリフにおいて実際、ユーザーの願いがかなった事例がこれまで複数あった。以前XRPがバイナンス取引所での基軸通貨になったのも、バイナンスDEXで米ドルステーブルコインUSDSBが発行されたのもその「願い」が実現したものだ。
米国版バイナンスの進捗について
AMAでは、今後(時期未定)米国でローンチする「バイナンスUS」について現在ローカル銀行との提携案件を進めており、「近いうちに」ローンチできる見込みだと説明した。
なお、バイナンスUSに上場する可能性のある通貨として先日発表されたが、BTCなどの主要通貨はもちろん、BNBも検討リストに入っている。
本家バイナンス取引所は米規制のコンプライアンスに対応するために、現在本家の米国におけるサービスを9月12日より停止し、ユーザーベースを米国版の「バイナンスUS」に行こうする動きを取っている。
米サービスの停止を発表した時より、多くのユーザーは米規制や証券法を遵守するためにBNBの上場を見送る可能性があるのではないかと懸念していたが、上場検討リストにBNBが入っていることで多くの懸念は解消されつつあるが、実際上場するかどうかは「バイナンスUS」が開設する次第判明するため、現時点では明確ではない。
しかし、ニューヨークビットライセンスを持つコインベースに仮に上場した場合、BNBは米国における法的ステータスがより明確になり、ユーザーの維持やBNBの取引高にとっても恩恵を受けることができると見られる。