CoinPostで今最も読まれています

米グレースケール、機関投資家のアルトコイン投資増し Q2投資額が2倍に 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

グレースケール社の調達規模が2倍に拡大
米グレースケール社は、Q2に総額約8500万ドルを調達し、そのうち84%を機関投資家から調達した。同社役員は、機関投資家が参入していないのは「作り話」に過ぎないと指摘。

グレースケール社の調達規模が2倍に拡大

米大手仮想通貨投資ファンドであるグレースケール・インベストメンツ社の役員はThe Blockとのインタビューに対し、同社の信託商品への投資が第2四半期において2倍になり、機関投資家は「常に我々と共に投資している」と明かした。

グレースケール社の販売および事業開発のディレクターを務めるRayhaneh Sharif-Askary氏は、第2四半期に投資家から総額約8500万ドル(約91億円)を調達し、そのうち84%を機関投資家から調達したと説明。

同氏によると、グレースケール社は世界最大の仮想通貨の資産マネージャーの一機関として、投資家が要求する「従来の証券の形式に沿った仮想通貨資産の所有権」に応える様々な仮想通貨信託を提供している。そのため、機関投資家がまだ仮想通貨市場に参入していないと考えるのは「作り話」に過ぎないとみている。

「よく聞かれることだが、機関投資家が仮想通貨に関与する時期、投資を開始する時期について、メディアは多くの誇張表現を用いて報道している。」と同氏は述べ、「それは皮肉なことだ。なぜなら、我々はずっと長い間、機関投資家が常に我々に投資しているのを見てきているからだ」と語っている。

また、先日のBakktのローンチについて、「より多くの機関投資家を巻き込むことのできるプラットフォームの登場にわくわくした」とも語った。

関連米CME・Bakktのビットコイン先物出来高が5割減

なお、「我々は無駄のないチームだが、投資家を教育し、この資産クラスへのアクセスを提供しているのは我々だけではない」と話した。

仮想通貨に対する機関投資家の関心の高まりに加えて、とりわけ投資家からのアルトコインに対する関心の高まりを強調した。グレースケール社では、第2四半期に投資先のおよそ4分の1がアルトコイン信託に投じられたという。

「これは、投資家たちがこの資産クラスに対し関心を深め、より馴染み深いものになったことを象徴している。多様化が見られるのは素晴らしいことだ」とコメントした。

関連機関投資家のBTC関心増 ビットコインオプション発表が契機=CME関係者

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/25 木曜日
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧