CoinPostで今最も読まれています

カナダのビットコインファンドを規制当局が初期承認 大手証券取引所上場の目処立つ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カナダでビットコインファンド誕生か

カナダの資産運用企業3iQ社が30日、自社のビットコインファンドに関して、大手証券取引所に上場するための初期承認をオンタリオ州の証券委員会から受けた事を報告した。

3iQ社は、カナダの大手証券取引所への上場を目指し、オンタリオ証券委員会(OSC)にクローズドエンド型のビットコインファンドの目論見書を提出していた。現在は、OSCのメンバーが委員長に決裁を求める段階まできているという。最終的に、今四半期(10月から12月)後半の上場を目指す予定だ。

3iQ社のCEOであるFred Pye氏は今回の申請について、「我々は3年にわたって、OSC等の関係機関と積極的にコミュニケーションをとっている。新しい投資ファンドを作り、個人投資家にもビットコイン投資の恩恵を受けて欲しいと願い取り組んできた」と述べている。

また申請の今後の流れについて、「規制に準拠した投資ファンドを提供するために、価格やカストディ、監査、公益に関する質問には既に回答した。できるだけ早く目論見書の最終版を提出する」と説明した。

3iQのビットコインファンドには、有名企業が協力している。ビットコインのベンチマークに関しては、VanEck社の子会社であるMV Index Solutions社(MVIS)がサポート。VanEck社CEOのJan van Eck氏は、規制機関への対応についても協力したと説明している。

さらにウィンクルボス兄弟がニューヨークを拠点に経営する仮想通貨取引所Geminiが、ビットコインのカストディアンを務める。キャメロン・ウィンクルボス氏は「我々には、コンプライアンスを遂行し、信頼してもらえるように安全にデジタル資産を保管することが求められている。こういった信条のもと、今回の革新的な金融商品の管理に協力したい」と意欲を示した。

参考資料 : 3iQ

CoinPostの関連記事

米Galaxy Digital ノボグラッツCEO、ビットコインファンドのローンチを示唆
米商業銀行Galaxy DigitalのノボグラッツCEOがビットコインファンドのローンチを明かし、コインベースなど仮想通貨取引所のアカウントがなくても投資出来る機会の提供を示唆した。
米CME、ビットコインオプション取引の詳細を発表 2020年Q1の開始目処
米大手デリバティブ取引所CMEが、2020年Q1(1〜3月)の開始を目指しているビットコイン(BTC)オプション取引の詳細を発表した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧