CoinPostで今最も読まれています

北朝鮮、仮想通貨専門のハッカーを幼少期より育成する方針か=国連レポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

北朝鮮、仮想通貨専門ハッカーを幼少期より選抜、育成
韓国系メディアなどが報じるところによると、北朝鮮は幼少期からIT技術に特化した人材を選抜し、仮想通貨のハッカーを育成しているという。

北朝鮮、仮想通貨専門のハッカーを幼少期より育成か

国連が新たに提出したレポートによると、北朝鮮は人民の中からIT技術に特化した人材を選抜し、仮想通貨専門のハッカーを育成しているという。韓国系メディアなどが報じている。

香港に登録されているブロックチェーン企業のマリンチャイナは、金融制裁の回避手段として使われていることが明らかにされた。

また、国連の対北朝鮮制裁委員会の中期レポートでは、北朝鮮によるハッキングなどの被害および攻撃を受けたと推定される仮想通貨関連の企業の多くが韓国企業であることも報告されている。

具体的な企業名では、Bithumb,Youbitといった企業があり、特にこの取引所のBitthumbに関しては、これまで複数回にわたって北朝鮮からのハッキング攻撃を受けているとみられる。

攻撃の手口の一つとなっているのが、スピアフィッシング、あるいはスピア型攻撃と呼ばれるものだ。スピアフィッシングはフィッシング詐欺のひとつで、特定のターゲットに対して、個人情報やデータを盗み出そうとするものである。

レポートに報告されている事例では、韓国の4つの仮想通貨取引所の計25名の従業員をターゲットとして攻撃が試みられてきた。仮想通貨は、米国などから経済制裁を受ける北朝鮮が、新たな資金源として積極的に活用していると見られる。

その手法も仮想通貨取引所やマイニング企業へのハッキングに始まり、ウェブページを訪れた人のパソコンを使って秘密裏にマイニングを行う「クリプトジャッキング」など、多岐にわたっている可能性が指摘される。

資金源としてだけでなく、資金の移動手段としても使われているとみられ、国家ぐるみの犯罪行為が懸念されている。

参考:chosun.com

CoinPostの関連記事

北朝鮮の仮想通貨ハッカー集団、macOSを標的にした新たなマルウェア作成か
北朝鮮のハッカー集団「ラザルス・グループ」が、米アップル社のmacOSを標的にした新たなマルウェアを作成した可能性が浮上。ターゲットは仮想通貨の従業員であるとして、専門家は警告している。
北朝鮮、20億ドル仮想通貨ハッキングの国連報告を全面否定
北朝鮮は国営メディアを通じて、国連安保理による「仮想通貨取引所ハッキングなどで20億ドルを調達した」との指摘を全面的に否定している。米国による対北経済制裁の正当化と非難。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/16 火曜日
17:08
暗号資産取引関連の損益計算、約15%が「今回が初めて」と回答|Gtaxアンケート
株式会社Aerial Partnersが実施した「Gtax」利用者向けの2024年暗号資産(仮想通貨)確定申告アンケート結果。取引用途が多岐にわたり、計算処理が複雑化する中で、損益計算の計算ツールへの切り替え需要が高まっていることが示された。
16:23
テレ朝グループのBCGアクセラレータープログラム、競走馬育成ゲームを発表
株式会社テレビ朝日と株式会社テレビ朝日ミュージック、extra mileがブロックチェーンゲームアクセラレーター「tv asahi Blockchain Games」を立ち上げ。インキュベーションからパブリッシングまでのサポート。初のゲームタイトル「NEOBRED」も注目。
14:25
リップル裁判、23日の公判前にSECと和解する可能性は
米証券取引委員会対リップル社の公判が4月23日に迫る中、16日に公判前会議が予定されていることから、両者が和解するのではないかとの憶測が広まっている。
12:12
ビットコインなど仮想通貨相場リスクオフムード、中東情勢不安強まる
イランとイスラエルを巡る中東情勢は予断を許さず、仮想通貨相場は米株指数の下落に伴いリスクオフに傾いた。ビットコインの反発も限定的で、アルト市場にも強い下押し圧力が掛かっている。
11:30
アービトラム、不正防御プロトコルBOLDをテストネットローンチ
仮想通貨イーサリアムL2アービトラムの開発企業であるOffchain Labsは、テストネットで不正防御プロトコルBOLDを立ち上げたと発表した。
11:10
不動産RWAプロトコル「Parcl」、エアドロップ確認を開始
仮想通貨PRCLエアドロップに関しては現在Parclの公式ページからユーザーへの付与額を確認することができる。取得はまだ始まっておらず、同16日21時59分より始まる予定だ。
09:45
ドイツ最大の州立銀行が仮想通貨取引提供へ、LBBWとBitpanda提携 
仮想通貨取引プラットフォームBitpandaはドイツ最大の連邦州立銀行LBBWとの提携を発表した。法人顧客にビットコインなどの取引・保管を提供する。
08:45
ソラナブロックチェーン、混雑軽減のパッチを導入
今回正式にリリースされた「v1.17.31」は複数のアップデートにおける最初のものとなる。このパッチには、データパケットの処理方法と最適化の改善、特定のノードをその利害関係に基づいて分類する方法の変更、システムのローカルテスト環境におけるデフォルト設定の更新などが含まれている。
07:45
香港の仮想通貨現物ETF、アナリストが影響を分析
香港における仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFへの流入額は、最大5億ドルだとブルームバーグアナリストは分析。米国のETF市場と規模を比較している。
07:00
ビットコイン半減期まであと4日、コインベースが動画で価値の変遷辿る
米仮想通貨取引所大手コインベースは1週間を切った半減期カウントダウンに合わせて、ビットコイン関連のソーシャルメディアCMを公開した。
06:20
OKX、ソラナミームコイン2銘柄新規上場
これらの仮想通貨銘柄はこれまで価格が大きく上昇してきてソラナの代表的なミームコインとなった。MEWは前日比で25.7%値上がりしている。
05:50
STEPNとアディダス提携、NFTスニーカーリリースへ
NFTの第一段階ラッフルミントは、日本時間4月17日9時よりアローリストのメンバーのみを対象とする。このコラボNFTを保有しているユーザーには、特典が今後付与される予定だ。
04/15 月曜日
16:12
香港当局、ビットコインとイーサリアムの「現物ETF」を上場承認
香港当局は15日、アジア初となるビットコインETFとイーサリアムETFの上場承認を行なった。中国マネーの流入や米SEC(証券取引委員会)におけるイーサリアム現物ETFへの影響が注視される。
13:52
オーストラリア当局、無認可の仮想通貨マイニング企業3社を提訴 
豪当局は仮想通貨マイニング企業3社を提訴した。金融ライセンスを取得せずに、年金ファンドで仮想通貨関連商品に出資するよう勧誘していたとされる。
11:52
ビットコイン急落後の週明け相場、2400億円相当の大規模ロスカットも
イスラエルとイランの対立先鋭化および中東情勢悪化に伴いビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)相場が暴落して迎えた前週末。先物市場では2400億円相当の大規模ロスカットが発生した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア