80億円規模のBTC匿名ファンドが誕生 プライバシー保護でFacebookらに対抗

プライバシー保護に取り組む匿名組織

グーグルやフェイスブックなどの国際的企業および組織に対抗、プライベート権利と自由を保護する目的で匿名ファンドが立ち上がった。

匿名ファンドの名前は、「Unknown Fund」。プライバシー保護に取り組む企業・組織に、ビットコイン(BTC)で7500万ドル(約80億円)の出資を予定する。

具体的には、これらの活動に取り組むスタートアップへの投資か、非営利組織への寄付を行うという。匿名という概念を支持することはもちろん、個人情報の保護への取り組みと、匿名の維持や仮想通貨・ブロックチェーンに利用できるツールを優遇する。今回の発表は始まりに過ぎず、今後も多くの戦略や計画を次々に発表すると述べた。

個人情報保護など、プライバシー面でGAFAなどへ対抗していくことで、個人データを保護し、世論操作などの阻止も視野に入れる。

ブロックチェーンや仮想通貨が提供する技術は、権利や自由を守ることに役立つと考えており、今こそ新しくて誠実な金融システムを作り、世界をより良くするチャンスだと説明。本組織のホームページには出資を申請するためのリンクがあり、そこをクリックするとメールが送信できるようになっている。

本組織は、英語圏を対象にした画像掲示板「4chan」で出会った一般の人々で構成されている。国もばらばらだということだけで、もちろん名前は明かしていない。特定の人のためではなく、多くの人々のために戦い、自己表現における真実・自由・権利を信じる人の代弁者であると説明している。

「Unknown Fund」の主な目的の1つは、技術が進歩した現代のような時代においても個人情報を保護することだ。データを人を操るための強大なツールとみなし、その活用例として英国のEU離脱や米大統領選挙を例に挙げている。政治に関係なく、日常生活においても人は操られていると述べ、GAFAのような企業が個人の生活に関する情報を収集していることに対抗していくという。

参考資料 : Unknown Fund

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