はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム2.0に関する最新仕様書 Danny Ryan氏が発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム2.0最終仕様がリリース

イーサリアム2.0(以下ETH2と表記)コーディネーターのDanny Ryan氏が、Ethereum 2.0に関する最新の仕様書”Phase 0 for Humans [v0.10.0]”をリリースした。

 

Ryan氏によると、この仕様は、新たなBLS署名の規格をETH2のコア部分へ統合することを目的としたリリースで、必要とされていたファイルやディレクトリの重要な再編成も含まれるという。

また、この「v0.10.0」は、マルチクライアントテストネットとセキュリティ監査において、ETH2.0の始まりとなる「フェーズ0」の安定性のターゲットにしたものだと述べている。2月から3月にかけて、それぞれの結果を受けていくつかの改訂が行われるだろうと付け加えた。

ETH2.0のクライアントPegaSysのBen Edgington氏も、このバージョンの最も重要な意義は、以前から期待されていたBLS署名の実装が標準化されることであり、テストネットとセキュリティ監査両方において基盤となるものとして、コードベースを凍結するリリースとなることを意図していると説明している。

実稼働グレードのBLSを備えたこの「v0.10.x」シリーズは、最終的なテストネット、そして最終的にはメインネットをリリースするためのターゲットになると、イーサリアム財団の公式ブログ上で表明されている。 つまり、Beacon Chainの正式ローンチに向けて、最終準備が整う状態になることを意味する。

今年第二四半期に予定されているBeacon Chainのジェネシスブロック開始がいよいよ視野に入ってきた形だ。

ETH2始動へ向けたその他の動き

ETH2では、スケーラビリティの改善とセキュリティの向上、さらにプログラム力の進展を目指し、 プルーフオブステーク(PoS)への移行と、シャーディングの導入が段階的に行われる。

ETH2ネットワーク全体のいわゆる「司令管制塔」として機能するのがフェーズ0のBeacon Chainだ。 Beacon ChainはPoSで重要な役割を担うバリデータの管理を行うとともに、不正行為を監視しペナルティを与える役割も果たす。

先月、イーサリアム財団はこのフェーズ0における監査をドイツを拠点とするが行うことを発表。 Least Authority社は、「DoS攻撃、意図しないフォーク/敵対的チェーンにつながる可能性のあるリソース誤用による攻撃、ネットワーク関連攻撃などの重要な項目に焦点を当てたETH2コアフェーズ0仕様の包括的なセキュリティ監査」を行う予定だ。 その初期報告書は2月上旬にも公開される予定となっている。

同時に、数々のクライアントがテストネットを実行中のようだ。

前出のEdgington氏によると、Prysmatic LabsのPrysmテストネットとSigma PrimeのLighthouseテストネットの両方が再起動され、どちらもメインネットの設定を実行しているという。

また、「13000ものバリデータが列をなして、始動を待っている」状態だと述べている。

ETH2は複数の有能なエンジニアリングチームの協業によって開発が進められているが、これまで何年にもわたり、最適な設計を目指し多くの研究者が研究と実証を積み重ねてきた。

 

その集大成であるETH2が、いよいよ今年始動する。 イーサリアムネットワークにとって大きな転換点となるETH2の今後の動きに注視していきたい。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/09 火曜日
16:55
ジーキャッシュ、Ironwoodのコンセンサスルール確定 7月有効化へ前進
ジーキャッシュ開発者のショーン・ボウ氏がIronwoodアップグレードのコンセンサスルール変更を公表。旧Orchardプールへの新規入金を新プールへ自動転送する仕組みが確定し、7月末の有効化に向けて実装フェーズへ移行。ZECは安値比約55%反発し、467ドル台で推移している。
15:19
米トップ大学の研究者25名が分析、AIと仮想通貨の融合に広がる「5つの誤解」
ブロックチェーン研究の権威であるIC3が、25名の研究者によるAI×仮想通貨の大規模な調査論文を公開した。生成AI時代におけるAIと仮想通貨の相互関係を体系的に整理した包括的な分析で、学術界と実業界の双方が取り組むべき課題を明示した。また業界で広まる5つの誤解を指摘し、今後の研究課題も解説している。
14:48
SBI新生銀行、預金利息の2割相当を仮想通貨で付与 今秋に常設化=日経
SBI新生銀行がSBI VCトレードと連携し、預金残高に応じて仮想通貨を付与する常設サービスを今秋に開始する方針を明らかにした。利払い額の2割相当をBTC・ETH・XRP交換券で受け取れる仕組みで、6月10日から3カ月間の先行キャンペーンで効果を検証する。
13:10
バイナンスジャパン、BNB還元カードの利用動向を公開 月平均利用回数が業界平均を上回る
バイナンスジャパンが仮想通貨BNBを還元する『Binance Japan Card』の利用動向を発表した。アクティブユーザーの月平均利用回数は業界平均を上回り、日常使いが浸透していた。
11:27
アーサー・ヘイズ、AIバブルの崩壊シナリオを分析 HYPEなど4銘柄売却しBTC・ETHは保有継続
ビットコインファンドMaelstromのアーサー・ヘイズ氏が6月8日付レポートで相場観を公開。AIバブル崩壊がBTCを道連れにする短期シナリオを提示し、HYPEやNEARなどアルトを売却済みと明かした。油価上昇・AI課税リスク・3大AI IPOを「3つの針」と位置付ける分析を読む。
11:25
メタマスク、AIエージェント向けウォレットをローンチ
仮想通貨ウォレットのメタマスクは、AIエージェント向けのウォレッをローンチ。イーサリアムやハイパーリキッドなど25超のチェーンに対応し、早期アクセスプログラムを開始した。
11:00
FTX前CEOサム氏、トランプ大統領に恩赦嘆願書を提出
FTX前CEOサム・バンクマン=フリード氏がトランプ大統領への恩赦嘆願書を提出した。即時釈放ではなく刑期満了後の公民権回復を求める内容だ。同氏は再審請求も行っている。
10:45
10:10
米投資銀行、ビットコインの「退屈サイクル」は価値保存論を損なわず
米投資銀行バーンスタインは、2026年にビットコイン現物ETFが26億ドルの純流出を記録した一方、企業財務による購入が流出を補い、長期的な価値保存論は維持されているとの見方を示した。
09:47
ヒューマニティプロトコル関連ウォレット、約30億円流出 Hトークン85%下落
オンチェーン分析家のスペクターが報告。ヒューマニティプロトコルに関連する17以上のウォレットから合計1,900万ドル超が流出し、Hトークンは24時間で85.6%急落。原因は不明で調査中。
08:30
ストラテジー、優先株配当を月2回払いに変更 配当支払い圧力も浮上
ストラテジーは8日の年次株主総会で、優先株STRCの配当を月1回から半月ごとの月2回に変更する定款修正案を可決した。年率11.5%は据え置き、6月末から新方式に移行する。
08:20
ビットコインは6万ドルの水準を維持できるか、コインシェアーズが分析レポート公開
コインシェアーズは、最近の仮想通貨の弱気相場の原因は構造的な変化ではなく、センチメントの悪化であるとの見方を示した。レポートで相場に影響している材料を分析している。
07:20
シトリーニ・リサーチがHYPEを強気評価、買い戻し累計20億ドル超を根拠に
AIバブル警告で市場を揺るがしたシトリーニ・リサーチが、ハイパーリキッドのHYPEトークンを有望投資先と評価。年換算10億ドル超の手数料収益と大規模な自社買い戻しプログラムを根拠に挙げた。
06:30
コインベース幹部「機関投資家はビットコイン6.5万ドルの安値を歓迎」
コインベースの機関投資家戦略責任者がCNBCで、ファミリーオフィスや政府系ファンドがビットコインの下落局面を積み増し機会と捉えていると述べた。
05:55
コインベースやリップル含む200超の業界団体、クラリティー法案の上院本会議採決を催促
コインベースやリップルなど200超の仮想通貨企業・団体が連名書簡を米上院指導部に送付し、クラリティー法案の本会議採決を促した。一方、JPモルガンは年内成立を阻む複数の障害を指摘。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧