はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米推進団体、仮想通貨市場の信頼性高めるグループ設立 Rippleとコインベースが共同議長に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の「透明性と公平性」を高める

仮想通貨・ブロックチェーン推進団体である米国の「ブロックチェーン協会」は、新しく「マーケット・インテグリティ・ワーキンググループ」の立ち上げを発表した。

大手仮想通貨取引所コインベースとリップル社の幹部が、仮想通貨の「透明性と公平性」を高めるために、このグループの共同議長を務めるという。

共同議長に就任したのは、レイチェル・ネルソン氏(コインベースの上級管理職)とリップル社のグローバル機関市場の責任者であるブレアン・マディガン氏である。

このワーキンググループの目的は、仮想通貨とそれを取り巻く規制のインテグリティ(清廉・誠実さ)の明確性を高めることである。

ブロックチェーン協会は「仮想通貨市場に透明性と公平性を保証する公共政策を支援するよう動いていく」とSNSで意思表明を行なった。

グループ立ち上げに当たっての声明の中では、仮想通貨市場のインテグリティに関する懸念が、仮想通貨の大々的な採用、および制度的採用へのハードルとなっていることが指摘されている。

規制整備により透明な市場を

上述の懸念があるために、仮想通貨市場が秩序を持ち安全に機能することを促す法律を制定する必要性、そうした法律を根拠として商品先物取引委員会(CFTC)の権限を拡大し、仮想通貨市場の規制と監視を行うことは、今回の声明で提案されている。

また、仮想通貨取引所について、米国の州ごとに規制が異なっており対応が複雑になることから、新しい取引所にとっての参入障壁となっていることも問題として指摘。既存の取引所も、複雑な法律順守手続きの負担を負うことになるという。

「消費者と仮想通貨取引所は明確な規制の枠組みに値する。規制枠組みの確立は市場のインテグリティを高めることによって、さらに多くの消費者が仮想通貨を安心に使用するできるようになる」と声明。ブロックチェーン協会が指摘しているように、仮想通貨業界は連邦レベルではまだほとんど規制が整備されていない状況だ。

その結果、市場操作や水増しデータに関する問題は依然として存在し、仮想通貨が金融業界で正当性を得ることを妨げている。

たとえば昨年3月に仮想通貨管理会社Bitwiseが発表したレポートによると、仮想通貨取引所のビットコイン取引量レポートの95%が粉飾された数字であったという。

米国証券取引委員会(SEC)は、仮想通貨取引所のそうした操作やそれによる価格影響がないと確信できる結論に至るまでは、ビットコイン上場投資信託(ETF)を承認しないと何度も繰り返してきた。

マーケット・インテグリティ・ワーキンググループが、こうした状況を改善するために、今後具体的にどのような働きかけを行っていくのか注目される。

CoinPostの注目記事

米VanEck CEO「ビットコインETFの承認は当面ない」
米ETF専門企業VanEck CEOがブルームバーグの番組に出演し、ビットコインETFがSEC(米証券取引委員会)に承認される可能性について、自身の見解を明かした。
「仮想通貨を詐欺と無縁な資産へ」米SEC、投資家保護に向けた目標に言及
米証券取引委員会(SEC)は、投資家保護には仮想通貨の技術そのものの理解も重要だとする考えを示し、「仮想通貨が詐欺行為とは無縁な資産」という目標のもと、適切な投資家保護の環境を整備する意向を示した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:05
パナソニックHD、ブロックチェーン基盤Tracephereでアクティアと協業
パナソニックHDが開発するブロックチェーン型トレーサビリティ基盤「Tracephere」の事業展開に向け、DX支援のアクティアと戦略的パートナーシップを締結。循環経済から製造・流通・エネルギーなど産業横断での社会実装を加速する。
13:55
スペースX、IPO目論見書を更新 即売却可能な「5%特別枠」と株式希薄化リスクを開示
スペースXが6月12日のナスダック上場に向けて、IPOの修正目論見書を提出した。従業員・経営陣の知人向け「5%特別枠」の設定とロックアップ免除や大規模新株発行による希薄化リスクを開示した。
13:20
ホワイトハット開発者、9年間凍結のイーサリアムを約3億円相当回収に成功
ホワイトハット開発者が、2016年の「HongCoin」ICOでコントラクトに9年間閉じ込められていたイーサリアムの回収に成功した。48名の投資家への返金が可能となった。
10:20
ビットコイン急落、ストラテジー社のBTC売却で市場心理が悪化|仮想NISHI
*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(
10:05
テレグラム、仮想通貨TONの名称をGramに変更する提案を実施
TONのプロジェクトは、仮想通貨トンコインの名称をグラムに変更するためのコミュニティ投票を開始したと発表。この提案を行ったのは、最初にTONを開発したテレグラムである。
10:00
自民ブロックチェーン推進議連、片山財務相にオンチェーン金融の国家戦略提言
ブロックチェーン推進議員連盟が6月1日、片山財務相に2026年の提言を提出した。仮想通貨の申告分離課税やETFの制度化、レバレッジ規制の段階的引き上げ、オンチェーン金融の国家戦略化を要望。片山氏もレバレッジ2倍は低いとの認識を示した。
09:45
個人マイナーが家庭用マシンでビットコイン採掘に成功、670万分の1の確率で報酬獲得
仮想通貨ビットコインの個人マイナーが家庭用マイニングマシンを使い、BTCのブロック採掘に成功。670万分の1の確率を突破し、3,600万円相当のビットコインを獲得した。
09:36
ハウス・オブ・ドージ、パクソスと提携 ドージコイン取扱い150カ国超に拡大
ドージコイン財団の企業部門ハウス・オブ・ドージがパクソスとの提携を発表。PayPalやVenmoなど数億人規模のパクソスクライアント網経由でDOGEの取扱いを150カ国超に広げる。決済実用化戦略の一環。
09:20
ポリマーケット予測市場でストラテジーBTC売却めぐる決着紛争、期限後の情報開示が争点に
ストラテジーの32BTCのビットコイン売却開示を受け、ポリマーケットの予測市場で決済(市場決着)をめぐる紛争が発生した。「No」決済への異議申し立てが2度行われ、現在最終審査段階にある。
08:10
ストラテジーはなぜビットコインを売却したのか、セイラー会長が事前に示した論理
32BTCのビットコイン売却開示を受け、投資家の間ではストラテジーが今後さらに売却を拡大するのではないかという懸念が広がっている。セイラー会長が売却前から示していた論理から、その真意を読み解く。
07:25
米CMEが仮想通貨先物の24時間取引を開始、初週末の出来高は約80億円成立
米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が5月29日、ビットコインなど仮想通貨先物・オプションの24時間7日取引を開始した。初週末だけで7,200枚超、想定元本約5,000万ドルの取引が成立した。
07:02
仮想通貨ETFなど、3週連続で資金が純流出
コインシェアーズは、仮想通貨投資商品全体の先週の資金フローは約2,666億円の純流出だったと報告。ビットコイン商品などから資金が純流出する一方で、XRP・HYPEなどの商品は純流入した。
06:55
グレースケールのHYPE現物ETF、上場近づく 競合2社に続き3本目実現へ
グレースケールのHYPE現物ETF「グレースケール・ハイパーリキッド・ステーキングETF(HYPG)」の年間手数料が0.29%と判明した。ブルームバーグのETF専門家が今週中の上場を見込んでいる。
06:20
ビットマイン、イーサリアム取得ペースが急減速
米イーサリアム・トレジャリー企業ビットマインが保有ETH総数541万6,901ETH(総供給量の4.49%)を達成したと発表。ただし直近1週間の取得量は26,497枚にとどまり、前週の111,942枚から大幅に減速した。
05:55
バイナンスが7000銘柄の米国株取引を開始、トークン化株式「bStocks」も数週間以内に公開へ
バイナンスは6月1日、非米国ユーザー向けに7,000銘柄超の米国株・ETF取引を開始した。BNBチェーン上で株式をトークン化する「bStocks」も数週間以内に提供予定で仮想通貨と伝統金融の融合が加速。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧