- 仮想通貨公聴会
- ビットコインを初めとする仮想通貨についての公聴会が2月6日に米議会上院の銀行住宅都市委員会によって開催されることが明らかになりました。
- 仮想通貨について多くの質問が予想される
- 仮想通貨を利用したICOをはじめとする詐欺行為やテザー問題の質問が出ると見られています。
SECとCFTCの監督機能
米議会上院の銀行住宅都市委員会が、2月6日にビットコインを初めとする仮想通貨公聴会を開催することが明らかになりました。
仮想通貨を利用した詐欺や、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)詐欺や規制についての質問が出ると思われます。
米証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン委員長と、米商品先物取引委員会(CFTC)のクリストファー・ジャンカルロ委員長が証言する予定になっています。
ICO規制
ICO詐欺が流行しているのを見て先月Facebookは新しい広告規約を発表し、仮想通貨、バイナリーオプション、ICOの広告を禁止しました。
また、SECが6億ドルを調達したICOを差し止め、昨年の秋には中国や韓国がICO規制を打ち出しています。
このように世界各国で仮想通貨、ICOに対する規制が頻出しており、3月19~20日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれるG20では、仮想通貨やICOへの規制が議論の対象となる可能性が高いと思われます。
ドイツとフランスがG20財務相会合でビットコイン規制案を共同で提案します。仮想通貨市場は現状では投資家に対しての保護が十分に行われているとは言えないため、今後は規制についての議論が更に活発になっていくでしょう。
テザー不正疑惑の調査
米商品先物取引委員会(CFTC)は、今世界中が懸念しているテザーの不正疑惑の問題で、仮想取引所bitfinexとテザーを発行する企業の不正調査を進めています。
6日に開催される公聴会でこのテザー問題の報告がどうなるか非常に注目の一件になりそうです。
CFTCがビットフィネックスとテザーに召喚状
疑惑の渦中にあるTetherがついにCFTC(米商品先物取引委員...