「落ちるナイフは掴むな」ビットコイン急落局面で、仮想通貨アナリスト

ビットコイン急落局面で慎重姿勢

一時8500ドルまで大幅下落した仮想通貨(暗号資産)ビットコインを、「ディップ(Dip)で買う」トレーダーは少なからず存在するが、アナリスト兼トレーダーのJacob Canfieldは、”落ちるナイフ”に警戒感を示した。

”落ちるナイフ”とは相場の格言で、急落中に値ごろ感で飛びつけば、鋭利な「刃」で大怪我のリスクも高いことから、地面に刺さってある程度落ち着いてから「柄」の部分をつかむ方が安全だという意味が込められている。

Jacob Canfieldは日本時間午前4時時点で、底値を狙うトレーダーに買い圧力不足を指摘。ポジション動向を示唆する金利のファンディングレートを取り上げ、「すでに7%下落したにもかかわらず、ロングポジション側が支払うファンディングが高い」と言及した。

主要プラットフォームのBitMEXやDeribitにおいて、ロングポジションを保有のトレーダーはポジション維持の支払いが発生、Deribitでは0.13%、BitMEXで0.05%の金利を払っていることを指し示した。

ファンディングレート以外でも、移動平均線(EMA)関連で弱気相場として継続する可能性を示唆。「200日のEMA付近で下げ止まったが、サポートラインを試している。」と言及し、8,780ドル上を維持する必要があると慎重姿勢に終始している。

CoinPostの注目記事

ビットコイン暴落で全面安も、テゾスやリンクが逆行高|仮想通貨市況
仮想通貨市場ではビットコイン暴落に伴う売り過熱で、4hRSIは昨年12月以来の水準まで急低下、TD Sequentialの「RED9」が再点灯した。アルト相場全面安で総悲観ムード漂うなか、BTC相関の低いテゾスとリンクが逆行高を見せる。
仮想通貨ビットコインで大規模ロスカット BitMEXで今年最大規模
仮想通貨市場の下落を受け、BitMEXのビットコインデリバティブ取引で15,818 BTC、金額にして165億円相当のロングポジションがロスカットされたことがわかった。


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用