はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

著名歌手Akonが構想の仮想通貨「Akoin」、ホワイトペーパーを公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨「Akoin」のホワイトペーパー公開

米国の著名歌手Akonが進める仮想通貨プロジェクト「Akoin」のホワイトペーパーが公開されたことが分かった。

ホワイトペーパーによると、Akoinは「アフリカその他の新興経済圏の起業家向けに設計された」仮想通貨であり、その使命はブロックチェーン技術によって「世界最大の新興労働市場の可能性を解き放つこと」だという。

Akonは、アフリカでは非常に多くの通貨が発行されているものの、その多くが不安定で信頼されていないと語る。法定通貨のかわりに携帯電話のクレジットを使い、農産物や魚、日用品などの取引を行う人々もいるという。しかし村の外では携帯電話の通話クレジットを通貨替わりにはできない。そこでAkoinでは、他の場所でも携帯電話のクレジットを使用して決済できるようなシステムを作りたい、とAkonは語った。

ホワイトペーパーでは、Akoinはユーティリティトークンであり、Akoinネットワーク上で仮想通貨、法定通貨、そして携帯電話クレジット間の交換を促すと記載されている。

ステラ財団、BitMinutesと提携

仮想通貨Akoinはステラ財団と提携、Stellarネットワークを利用して立ち上げられた。

またP2P決済と携帯電話クレジット交換プラットフォームのBitMinutesとも提携。

BitMinutesによって、Akoinユーザーがアフリカ全土の12億のアカウントへ無料送金することが可能になる。また同社は、プリペイドによる通信料金決済、マイクロ・レンディングやキャッシュイン・キャッシュアウトサービスへのアクセスを提供する。

BitMinutesのCEO、Tom Meredith氏によると、マイクロ・レンディングサービスでは、プリペイド通信料金が担保として使用されるという。

IEOは2020年第2四半期に実施予定

Akoinトークンの10%がイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)を介して販売される。

ホワイトペーパーは、2020年の第2四半期にIEOが「一流の仮想通貨取引所」と提携して実施されると述べている。提携取引所は、まだ明かされていない。

IEOでは、1コインあたり0.15ドル(約16円)で、4500万Akoinを配布する予定で、資金調達額の上限は675万ドル(約7億2500万円)に設定されるという。 IEO参加者は、仮想通貨ステラ(XLM)で購入を行うことになる見込みだ。

IEOで配布されるのはAkoin全体の10%。残りは基金、アドバイザー、ウォレット、エスクローなどに分配される。Akoinのエスクローファンドには全体の30%が配備され、そのうち2%が4年間に渡って、毎月リリースされる。

リリースされた月にエスクロートークンが不要になった場合、エスクローにトークンを戻すことによって供給量を調節する可能性もあるという。

セネガル出身のAkonは、祖国のセネガル大統領によって2000エーカー(約8平方キロメートル)の土地を寄贈され、仮想通貨Akoinですべての日常取引を行える「Akoincity」を建築中である。建設が完了するまでには5年から10年かかる見込みだ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧