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仮想通貨ビットコイン、明日にも難易度大幅調整か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン、明日にも難易度大幅調整か

仮想通貨ビットコインは21日15時ごろに次回の難易度調整を迎える予定だ。

BTC.comのデータによると、今回の難易度調整は「+9.31%」と大幅な難化予想。約10%のプラス調整は、昨年9月以来の調整水準。前回の「+5.77%」と合わせて2度連続で、難易度がプラスに調整される。

コロナショックに伴う株安の影響で急落したビットコイン市場の影響を受け、3月26日に過去最大規模のマイナス調整を実施したビットコンネットワーク。市場の収益性が一部改善され、ビットコインハッシュレートはその後復調している。

ハッシュレートが上昇している要因は、前回も報じたように以下の3ポイントが据え置きと予想。(マイニングプールPoolinの幹部(VP)Alejandro De La Torre)半減期前に最新マシン出荷・導入が進んでいることもそれに含まれる。

  • 新たなマイナーの参入、またはマイニングマシンの導入
  • 他のSHA-256チェーンからの切り替え(BCH・BSV→BTC)
  • 半減期前の駆け込み需要

一方で、約22日後に迫るビットコイン半減期の後もハッシュレートが順調な推移を続けるかは、現状不明瞭なままだ。

今回のように難易度調整が約2週間ごとに実行されるビットコインは、半減期後のマイナーの収益性を調整しづらく、ブロック生成時間やハッシュレートの下落など、タイミング次第では問題が長引く懸念も生じる。

マーケット価格がボトルネックになり得る中で、半減期後にハッシュレートの乱れが生じる可能性は十分にある。

なお、実行ブロックが明確に決まっている半減期のメカニズムでは、事業者もROIを計算した事業展開をしやすい環境にある。新規参入を目論む事業者など、マイニングを取り巻く環境が変わる可能性のあるポイントとしても注目だ。

実際の事業者はどう見ているのか?F2PoolとPoolinの幹部に取材を行なったLongHash(CPパートナー企業)の取材内容を紹介する。

半減期後のマイニング業界がどのように変化するか

LongHashの試算では、ビットコインが半減期も6000ドル〜7000ドルに留まれば、マイナーの中にはシャットダウンする事業者も出てくるという。コストを賄うために、ビットコインを投げ売りに発展する可能性もあると指摘する。

Bitmain傘下の大手F2Poolの代表Mao Shixingも、半減期後のシャットダウンは起こりうるとコメント、3月のハッシュレート下落を超える規模になり得る可能性も指摘した。

仮にビットコインが6000ドル〜7000ドルから抜け出せない場合、多くのマシンはシャットダウンせざるを得ないだろう。

3月中旬の大暴落では、すでに一部のマシンを閉鎖する事例が見られたが、それ以上にコストを抑制することも有りえる。

大手Poolinの責任者Alejandro De La Torreも、短期的ハッシュレート低下は避けられないとの見解を語る一方で、いずれ回復し、ネットワークのセキュリティも再び強化されていくと指摘。マイナーの勢力図は、新たな事業者の参入機会にもなり得るとコメントした。

半減期の旧マイナー撤退を狙って、新規参入する業者もでてくるだろう。

新規マイナーは次の半減期に向けて、過去のデータをもとに採算収益率を分析しているためだ。

過去と異なるポイント

なお、過去の半減期とは異なるポイントも多くあるという。

例えば、過去にはなかった多様なデリバティブ取引やDeFiなどの新サービスもその一例、マイニングの資金繰りや投資戦略も大きく変わっている。

また、中国マシンの製造や、OSなども以前よりも中国企業以外のメーカーも製造していることから、ハッシュレートはより分散し、増加する傾向が見られていると指摘した。

中国の優位性

中国にアドバンテージがあると語ったのは電気代について。中国以外の多く業者は電力会社と長期的契約しているため、変更することは難しい一方で、中国では、電力プロバイダーと契約の内容を調整することができるため、優位性があるという。

Bitmainなど、主力マイニング機器を優先的に回せる事業者が多いことも中国がマイニング事業で優位性を保てるポイントにあがる一要因だ。

半減期の影響は大手にも

旧マイナーの撤退を語る見解には、中小マイナーだけでなく、大手マイナーも半減期の影響を受けるとの考えがあるという。

電気代や、新マシンの優位性を持てば、大小問わずに短期的利益を得ることは可能であるが、大手マイナーであっても膨大なコストを調整できなければ赤字になる可能性が高い、と語った。

中小マイナーでも、カストデイやマイニングセンター企業にアウトソーシングできるため、以前よりコストを引き下げることもできるため、必ずしも大手マイナーが勝つわけではないという。条件としては、より性能のいいマシンを利用し、電気代を0.03perKW/h以下に抑えることが重要になると説明した。

出典:Longhash

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