はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

4兆円ファンドのビットコイン市場参入示唆、BitMEXアーサーヘイズなど有識者の見解は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

4兆円ヘッジファンド参入示唆

先日4兆円規模のヘッジファンド運営者が、ビットコイン先物取引を検討していると発言。仮想通貨業界への追い風になるとして話題になり、識者達が2020年ビットコインに期待できる理由を語っている。そのうち幾つかを紹介したい。

話題となった発言の主は、Tudor BVIファンドを運営する著名投資家Paul Tudor Jones。ビットコインに期待する理由として、発行上限があることを挙げた。

ゴールドにも採掘上限はあるものの明確ではなく、「現在、世界で取引されている資産の中で、唯一明確な上限があるのはビットコインのみだ」と稀少プレミアがつく可能性を指摘。ビットコインは法定通貨のインフレーションに対するヘッジになると述べていた。

BitMEXのCEO、投資ファンドのBTC市場参入を予測

この発言を受けて、大手仮想通貨取引所BitMEXのCEO、Arthur Hayesがツイート。

Paul Tudor Jonesの発言は、ファンド関係者がビットコインに投資する上での、職業的なリスクを和らげてくれた。多くのファンドマネージャーも、彼に続くのではないか。

金融業界の大物がビットコインを評価したことで、他のファンドもこの先ビットコイン取引に参入するのではないかと予測した格好だ。

「ビットコインにはゴールドよりも利点がある」

また仮想通貨に重点を置く投資ファンドのCEO、Brian Kellyも米メディアCNBCに出演。Paul Tudor Jonesの発言はビットコインにとって追い風になると述べ、ゴールドとビットコインを比較してみせた。

Bitcoin surging higher today as legendary investor Paul Tudor Jones says the cryptocurrency is the “fastest horse” right now. Our own bitcoin baller @BKBrianKel...

Brian Kellyによると、現在のビットコインは、70年代のゴールドと同じような状況に置かれているという。70年代は金本位制が廃止され、ゴールドはボラティリティの高い投機的なものになった。ビットコインも現在同様の位置にあり、潜在的な報酬率や機動性が高いと同氏は語る。

また、ビットコインの利点としてインターネットで即時に送金できることを挙げた。

先日、ロンドンからニューヨークに金の延べ棒を売ることができなかったため、現物ゴールド価格と先物ゴールド価格が乖離する問題が発生した。ビットコインでは、そのような輸送に関連する問題はない。

ビットコインはデジタルという性質を持つため機動性が高く、ゴールドよりも利点があるという。

5月時点でBTCがトップのリターン成績

投資顧問会社Fundstratの運営パートナー、Thomas Leeも5月9日のツイートで、昨年に続き2020年も現在ビットコインが抜群のパフォーマンスを示していると指摘。Paul Tudor Jonesのファンドがビットコイン先物取引に参入を検討していることも理由に挙げている。

#Bitcoin Bitcoin is best performing asset class in 2020, beating Treasuries and Gold, both up an impressive +21%, +13% - Bitcoin top performer in 2019 - the 'h...

ビットコインは、2020年度の年初から現在までに+39%のリターンを記録しており、これは米国債の+21%、ゴールドの+13%と比べても抜群の成績だと指摘している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧